中国人観光客急増で、日本の百貨店が留学生を緊急採用 | 福田敏也 オフィシャルブログ PEACE! Powered by Ameba

中国人観光客急増で、日本の百貨店が留学生を緊急採用

Searchinaという中国系情報メディアで
配信されていたニュース。

中国人観光客急増で、日本の百貨店が留学生を緊急採用

ーーー以下、記事から引用ーーー
中国網日本語版(チャイナネット)の報道によると、日本政府は7月1日に中国人個人観光ビザの条件を正式に緩和し、日本を訪れる中国人観光客は大幅に増加しつつある。日本に対する造詣が深い留学生らはこれを機に、祖国から訪れた観光客にサービスを提供し、日本の人気店のサービス向上を手助けすると同時に、両国間の交流を促進したいと考えているという。

日本の大手百貨店、東急百貨店はこのほど、8月9日から渋谷の店舗で中国人観光客を対象とした接客サービスを提供すると発表した。私立大学の亜細亜大学に通う約50人の中国人留学生から応募があり、東急百貨店は中国語と英語ができ、熱心な留学生20人を採用する。

留学生スタッフは8月9日から、渋谷本店と東横店で中国人観光客の接客を行う。2店舗には少なくとも1-2人の留学生スタッフを配置し、採用された留学生らは交代で働くという。(編集担当:米原裕子)
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つい最近、大学生のリクルーティングビジネスに
長く関わっていらっしゃる方とお話ししていたとき、
とても興味深い話をお聞きした。

「今、日本の大手企業がもっとも注目しているのは、中国人人材です。いかに優秀な中国人を採用できるかどうかが、今後の彼らにとって大テーマになりつつある。あれだけの人口を抱える国にあって、一流大学に入る学生は相当の厳しい関門をくぐり抜けた優秀な人材であるにもかかわらず、その就職受け皿が十分にあるわけではないので、優秀な学生の多くが行き場所を探し求めてる。中国語に加えて英語は当たり前のようにできるし、日本語の能力の高い人間も多数いる。業務能力も極めて高い。仕事に対する意識も高い。これまでは、中国本国でのビジネス対応要因としての中国人人材ということだったが、これからは日本における採用枠に中国人が有力候補として考えられている。」

中国語、英語、日本語を自由に操り、しかも熱心。
そんな中国の人材が昨日のニュースにあるような流れで
どんどん現場に入ってくると、
「あれ、中国人観光客対応ということではなく通常業務対応人材としても中国の人を採用した方がよくない?」
という認識が広がる可能性は確かに高いかも。

史上稀にみる就職難といわれるこの時代に
日本の大学生はさらに厳しい環境におかれる。
数少ない大企業就職枠を海外からの人材とも争わなければいけない。

なんということだ。
どこまで神は日本の若者に試練を与えるのか。

がんばれ!がんばってほしい!日本の大学生!