Cannes Report : CyberLion決定！
カンヌ広告祭サイバーライオンが昨晩決まりました。
グランプリの２つは
DDBストックホルムのフォルクスワーゲンBLUEMOTION TECHNOLOGYとWEIDEN+KENNEDY PortlandのLIVE STRONG FOUNDATION。
どちらもこれまでの海外広告賞でも上位評価を得てきた仕事であり
(LIVE STRONG FOUNDATIONはONESHOWのBEST OF SHOW)
手堅い受賞という感じです。
フォルクスワーゲンBLUE MOTION TECHNOLOGYとは
VWブランドの新しい環境技術の名称。
このキャンペーンは、
新しく優れた技術は、人々の行動を変えることができる
という仮説のもと、
駅の階段やゴミ箱に楽しいハイテクな仕掛けを埋め込み
それがあることによって
エスカレーターを使わなくなることや
ゴミ箱にゴミを捨てる行動が日常化することを実証する
インストレーション型の企業広告キャンペーン。
そしてもう一つの
NIKE LIVE STRONG FOUNDATIONは、
ツールドフランスと連動して
一般ユーザーがTweetするメッセージを
道路にペイントしていくというスケール感あふれる企画。
ネットワークに投げられるテキストメッセージを
ロードペイントする専用マシンを開発し、
それがツールドフランスの舞台となる山道を
メッセージロードに変えるというユニークなもの。
２つの企画には、
・企業がおこなう広告活動の社会性
・社会性が街体験で表現されることによるリアリティ
・PR回路から出ていくであろう情報の拡散
・最新技術がもたらすFUN
などが共通しています。
単なる面白さに終わっていくのではなく
社会性や時代性とひもづいたメッセージの深さや
リアルとつながることで誰にもわかりやすくなっていくこと
などが、グランプリという最高評価につながったものと
想像されます。
VOLKSWAGEN SWEDEN
BLUEMOTION TECHNOLOGY
DDB STOCKHOLM
NIKE
LIVESTRONG FOUNDATION
WIEDEN+KENNEDY Portland
日本からの出品は、
UNIQLOのUNIQLO CALENDARがゴールド。
MITSUBISHI KAGAKU MEDIAのVERBATIM CHAMPIONSHIPと
KODANSHAのPHONEBOOKがシルバー。
UNIQLOのLAB ULTRA LIGHT DOWN、
MITSUBISHI KAGAKU MEDIAのVERBATIM CHAMPIONSHIP、
KDDI CORPORATIONのIS PARADE、
MARUIのRUO AND RUCO、
UNIQLOのUNIQLO CALENDARがブロンズという結果でした。
今年から新設されたCRAFT部門。
サウンドデザインやイラストレーション、インターフェースなど
表現や技術レベルの高さを個別評価するカテゴリーは、
ここ数年の流れのなかで
見落とされてきた秀作に光をあてることになりました。
その内容、および、金賞クラスの気になる作品については
次回レポートで書きたいと思います。
ではでは。
今日もこれからセミナーに行ってきます。
グランプリの２つは
DDBストックホルムのフォルクスワーゲンBLUEMOTION TECHNOLOGYとWEIDEN+KENNEDY PortlandのLIVE STRONG FOUNDATION。
どちらもこれまでの海外広告賞でも上位評価を得てきた仕事であり
(LIVE STRONG FOUNDATIONはONESHOWのBEST OF SHOW)
手堅い受賞という感じです。
フォルクスワーゲンBLUE MOTION TECHNOLOGYとは
VWブランドの新しい環境技術の名称。
このキャンペーンは、
新しく優れた技術は、人々の行動を変えることができる
という仮説のもと、
駅の階段やゴミ箱に楽しいハイテクな仕掛けを埋め込み
それがあることによって
エスカレーターを使わなくなることや
ゴミ箱にゴミを捨てる行動が日常化することを実証する
インストレーション型の企業広告キャンペーン。
そしてもう一つの
NIKE LIVE STRONG FOUNDATIONは、
ツールドフランスと連動して
一般ユーザーがTweetするメッセージを
道路にペイントしていくというスケール感あふれる企画。
ネットワークに投げられるテキストメッセージを
ロードペイントする専用マシンを開発し、
それがツールドフランスの舞台となる山道を
メッセージロードに変えるというユニークなもの。
２つの企画には、
・企業がおこなう広告活動の社会性
・社会性が街体験で表現されることによるリアリティ
・PR回路から出ていくであろう情報の拡散
・最新技術がもたらすFUN
などが共通しています。
単なる面白さに終わっていくのではなく
社会性や時代性とひもづいたメッセージの深さや
リアルとつながることで誰にもわかりやすくなっていくこと
などが、グランプリという最高評価につながったものと
想像されます。
VOLKSWAGEN SWEDEN
BLUEMOTION TECHNOLOGY
DDB STOCKHOLM
NIKE
LIVESTRONG FOUNDATION
WIEDEN+KENNEDY Portland
日本からの出品は、
UNIQLOのUNIQLO CALENDARがゴールド。
MITSUBISHI KAGAKU MEDIAのVERBATIM CHAMPIONSHIPと
KODANSHAのPHONEBOOKがシルバー。
UNIQLOのLAB ULTRA LIGHT DOWN、
MITSUBISHI KAGAKU MEDIAのVERBATIM CHAMPIONSHIP、
KDDI CORPORATIONのIS PARADE、
MARUIのRUO AND RUCO、
UNIQLOのUNIQLO CALENDARがブロンズという結果でした。
今年から新設されたCRAFT部門。
サウンドデザインやイラストレーション、インターフェースなど
表現や技術レベルの高さを個別評価するカテゴリーは、
ここ数年の流れのなかで
見落とされてきた秀作に光をあてることになりました。
その内容、および、金賞クラスの気になる作品については
次回レポートで書きたいと思います。
ではでは。
今日もこれからセミナーに行ってきます。