その会話はカラオケみたいに進行する。 | 福田敏也 オフィシャルブログ PEACE! Powered by Ameba

その会話はカラオケみたいに進行する。

「最近の若い女の子の会話って、カラオケみたいなんです、」

福田家のトイレに積まれている週刊朝日バックナンバーから
1年前の号を読んでたら、
林真理子の対談コーナーに柳原可奈子がでてて
そこで彼女がしゃべってた。

カラオケみたいな会話。

ともだちがしゃべっているとき
他のみんなは自分の番が来たら何をしゃべろうかって
そればっか考えてて
実は人の話なんて聞いてやしない。
自分の番がきたら
それまでの文脈とか関係なく
「あのさ、なんか最近、○○くん変わったよね」とか
「ねえねえ、昨日のグータン見た?」とか
「ねえねえ、昨日これ買ったんだけど、可愛くない?」とか。
つながっているようでつながっていない話題のピースが
つぎつぎにつながっていく感じ。
それがちょうど
カラオケでともだちが歌ってるとき
なんとなく合いの手をいれながら
選曲リストを手に自分が次に歌う曲のことばっか
考えてる状況によく似てる、というわけです。

うーん、なるほど。
たしかに、若い女の子の会話に
その「飛び」って感じることある。

でも、その気づき以上に、
その状況を「カラオケみたい」と一言でいいきった
柳原可奈子の感度のシャープさに感心した。

すごいかも、柳原可奈子。