今朝、婆ちゃんが死んだ。
95歳だった。
婆ちゃんの命日が、従姉妹の息子の誕生日ってかなり覚えやすいじゃん?って話してた。
お母さんは4月、婆ちゃんは5月、春って怖いね。
遺影の写真がいつの時代?ってのだった(笑)
叔母さん曰く、写真がなくて…
あっても自分の所は切り抜かれてたって言ってた。
たぶんそれは13年以上前、お母さんが入院してる頃、
当時の彼女と婆ちゃん家に行った事があり、
婆ちゃんが昔の写真を見せながら、
「私が死んだらこの写真使って欲しい。」って言ってた写真が僕も知らない時代のかなり若い写真だったから、
「これダメだよ、僕も知らない婆ちゃんだもん。」ってダメ出しをして、
そっかぁって感じで、
「これが良いんじゃない?」ってその当時では最近の写真を選んだ。
きっと用意周到だから切り抜いてどっかに、
しまい込んじゃったんだね。
お母さんがもう危ない時、
ベッドの横のソファーに座って
手を合わせてる婆ちゃんが忘れられない。
「変われるもんなら変わってやりたい。」って言ってた婆ちゃんも忘れられない…
ホントにお寺の娘なだけあって強い人だった。
いつまで経っても、僕にだけお小遣いをくれて、
封筒にはメッセージがいつも書いてあった。
正月、遊びに行ったらベッドでほぼ寝た状態なのに、
僕に「従姉妹の子供にお年玉を渡しなさい。」ってお金をくれようとしたり…さすがに貰わなかったけど。
いつも心配してくれて、ありがとう。
天国で爺ちゃんとお母さんが待ってるよ。