私は、精神障害者。
夜、当事者かその家族による集まりのオンライン対話があった。
今回のテーマは、「リカバリーについて」。
主催者の方は、この問題意識で事前にいろいろ考えをパワポにまとめていたよう。
対話開始の直前にそう伺った。
しかし、みなさんのお話を聞いて話し合うことに重点を置き、
そのパワポは出さずにいてくれた。
私が話す番に回ってきた時に言った。
「リカバリーとは、金継ぎだ。」
その心はーー。
精神疾患を発症すると、たいていは良くなって元に戻りたいと願うものだ。
しかし実際には、元に戻ることは不可能。
傷ついた後も、いろいろ経験し、いろいろな思いをし、修復していく過程が
回復となる。
それはまさに、割れた器が新品に戻ることはなく、
金継ぎすることで新たな価値が生まれるということなのだ。
そう。
精神疾患のリカバリーとは、リボーンとかリメイクのようなものだ。
そのようなことをお話しした。
他のみなさんも、家族との関係や出来事など具体的なお話ができて、
とてもイメージが湧いたし、我がことのように考えることができた人も
いた様子。
終盤に至っては、トイレに行きたくなりモジモジとしてしまった。