こんにちは、サトシです。

 

相変わらずの円安日本。

どれだけ国民が生活に汲々であっても、日銀は安定の構え。

 

TSMC(台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング)という半導体会社を

誘致した熊本は活況らしい。

巨大な工場の周辺には労働者が住む住宅や飲食店もでき、

不動産価格が上昇しているという。

また、TSMCの賃金も破格なのは、社員食堂のパート・バイトの「時給」が

3000円だか4000円だかという話からもわかる。

 

日経平均株価が最高値を記録するかどうかで話題になるけれど、

米ダウ平均はその時からすでに10倍を超えて最高値を更新し続ける。

その間、日本人の給与は微増したとはいえ、

税金や社会保障が上がっていて、すでに可処分所得は収入の半分以下だ。

 

ついでに言うと、政府がよく言う欧州諸国に比べて消費税は安い方だ、

なんてのはご飯論法で、可処分所得が5割以下の国でありながら低福祉なのが日本。

欧州は高負担に違いないが高福祉で、彼ら国民は政府を信頼している点が全く違う。

 

訪日外国人が日本のスーパーで買い物すると、

タダみたいな値段だ、と驚くらしい。

彼らと我々の感覚はかけ離れてしまった。

 

ではなぜこんなにも、日本人は貧乏になってしまったのか? 

それはだね〜、と私なりの考えをシェアしたいと思います。

 

日本の大企業の収益率は上がっている、つまり儲けている。

それが、従業員までは恩恵が行ってない。

一方で、大企業の内部留保の拡大もあるけれど、

もう一方では、企業献金として自民党のメンバーに行っている。

ご存知のように、裏金として。

 

この裏金と引き換えに企業に有利な政策を作るわけだ。これホント。

これに習って中規模企業も献金するから、潰れるべき企業も生き残ってしまい

ゾンビ企業がはびこることになる。

企業を儲けさせる代わりに、国民から広く金を徴収しているのが、

今の日本政治のやり方だ。

 

政治家がいかに儲けているかは周知の通りで納税義務もない。

補足すると、日本の政治家の歳費(給与)は地球上でトップレベル。

(サトシ的には、まともな仕事しないのもトップレベルだと思う。)

外交では、対外支援としてばらまきいい顔をしながら、

国内では、東京五輪や大阪万博のような昭和の発想で、ハコモノにジャブジャブ浪費。

 

そこには、資金効率とか、国民のためとか、将来世代のためとか、

などなどへの配慮はなく、彼らは現在の「権力」と多額のカネに溺れている。

 

それらの弁解を国会でやるわけだけど、野党のまっとうな質問にまともに答えず

「政治ごっこ」をするばかり。

 

このままでは、日本国民がしあわせに暮らせるようにはならないよね? 

選挙のたびに低い投票率と当選者をみては、がっかりするのは私だけではないはず。