私の仕事はシステムエンジニア(SE)でした。
過去形なのは、すでに早期退職をしていまは悠々自適?
な生活を送らせていただいているからです。
さて、会社員時代のわたし流仕事術というのを紹介させていただきます。
私は入社後2〜3年目で統合失調症を発症し、たびたび長期の傷病休暇を取っては
復帰するという運命に翻弄されました。
その影響で、いつでも誰にでもスムーズに業務を引き継げるように工夫しました。
社員の中には、自分で担当業務を抱え込み他の誰にもわからないために、
その担当者がいないと困るという状況を敢えて作っている人もいました。
そうすることで、自分の食い扶持を確保しているわけです。
そういう人というのは、業務上の細かいことや紛らわしいことなど
文書に残さず全て頭の中に存在しているものです。
いちいち担当者に聞かないと問題が解決しなかったりするのです。
私の場合はそれとは正反対でした。
いつ、なんどき、休みを取る羽目になっても私自身も引き継ぎ相手(あるいは会社)にも
双方が困らないようにしたわけです。
具体的には、個人に割り当てられたパソコン内、あるいは共用のサーバー内に、
私が担当している業務の内容を構造化して保存しておきました。
これは常識の範囲内ですね。
トップのディレクトリ(フォルダのようなもの)下に、「README.txt」というファイル
を作りそれ以下の階層の内容を、目次的に網羅して説明を加えておきます。
トップのディレクトリ以下の下層ディレクトリには、
これまた「README.txt」ファイルを用意し、そのディレクトリ内の詳しい説明を
書いて、そのディレクトリに格納された一つ一つのファイルの中身を見なくても
概要が掴めるよう工夫しました。
要するに、README .txtという「取扱説明書」の役割を果たすファイルも階層化して
ディレクトリの数だけ複数配置したのです。
実際に誰かに引き継がなくてはならないタイミングがあれば、
引き継ぎ時間は、以上の説明をするだけでだいたいOKでした。
つまり、何日も割かなくても1時間もあれば引き継げました。
会社員である以上は、従業員は「歯車」として完璧に回らないと
全体が回りません。
誰かが、自分一人だけで、一つの業務を抱え込んでいては、
歯車の交換ができなくなるだけでなく、扱いづらい存在になりかねません。
ちなみに、上記の「README.txt」ファイルを作成する際、業務のスキマ時間に
その都度更新していきました。
こうした情報は、個人の所有物ではなく会社の所有物だという意識を忘れてはいけません。
