For my ripe life

For my ripe life

今後、ひたすら自分を楽しむためにゆるく穏やかに生きていきたいと考える50代のブログです。

Amebaでブログを始めよう!

(日本の)戸籍制度は本当に独特です。

戸籍制度自体が世界では日本、中国、韓国だけだそうです。

つまり、東アジア独特の文化。


日本の戸籍制度は民間人にとって、相続に関してこれ程便利な制度は無いという意見あり。

でもそのために非摘嫡子という概念が存在するし、内縁の妻という社会的立場が未だにある。

戸籍の主が絶対的存在で、戸籍に入っているかどうかで財産的恩恵が差別される(正式な手続きを踏めば正当な権利を得られるが、本人の過失でないのに何故そこまでしなくてはいけないのかという疑問がある)。


また中国では、未だ農村戸籍は都会に移住は出来ない(だから皆、子供を親に預けて両親で都会に出稼ぎに行きます)。これは政府にとっては階層管理の観点で都合が良いけれど、移転の自由が制限されるのは時代錯誤でしょう。


つまり、差別の塊にしか感じない?!


最近、相続をきっかけに両親、祖父母の戸籍を見る機会がありました。


住居表示の変遷はもちろん面白かった。

新宿生まれの母(昭和17年生)の出世地は、東京府淀川区。


祖父の出世は愛知県愛知郡(現名古屋市)。


その中で私の目を引いたのは、

祖父母の結婚が昭和15年9月、父の出生が同16年3月。


まさか、デキ婚てことですか?!

婚前交渉が無かった昭和初期に?(笑)


直感的に昔は子供を産んでやっと籍に入れて貰え、子が出来なければ実家に帰されたのか?と。


やはり、、、


祖母のように妊娠して籍が入れられたのは比較的いい方で出産の前日に入れられるケースも一般的だった様。

びっくりショボーンえーんプンプンガーン

本当に、女性が子を産む道具で家政婦だったのですね。

だったら結婚なんてむしろしたくなーい!なんて私は思ってしまう。

今夜は、NHKBSで宮尾登美子さんの「櫂」が放映されています。名作です。

結婚しないと肩身が狭かった時代。
でも、この後戦前まで女性は籍を入れて貰うまでもビクビクしていたような時代が続いた。

運転免許証の戸籍表示は被差別部落出身者への差別回避でいつの間に記載が無くなった。

海外では結婚をしないでパートナー制度が一般的。
遺産相続は、被相続人が相続人を指定すれば良い場合も。

私は、結婚して何の疑問も無く夫の姓に入ったけど、

結婚てなんですか??
結婚式はいいけれど今はそれも下火。
籍ってそんなに大事?












コロナ関連記事です。
あくまで個人的見解です。

実父(79)が3ヶ月程入院しておりました。
父の病気と介護問題は別として、

入院中、院内クラスター発生。
父の同室患者4名中2名がコロナ陽性となり、父は濃厚接触者に。
2度のPCR陰性と肺異常無を確認し、予定より3週間遅れて退院。
※入院当初、肺炎も発症していました(ICU
に入るレベルではありません)

基礎疾患あっても、老人でも、肺炎患ってても
コロナ病室でもかからないひとはかからない。

でもそれはちゃんと対策をしているから。

罹った人は、看護師さんの指示を守らなかったそうです。マスクも手指消毒も看護師さんに言われた時、見てる時だけ。

父は自宅に戻っても常時マスク着用。
皆で食事をする際は、皆が食事をしている時はマスクを着けたまま待っています。
皆が食事が終わって、皆がマスクを着用した所で自分は食事を始めました。

なぜなら、
他人がマスクをしていないときは自分は絶対マスクを外しちゃいけないという鉄則を守ってるから。

だからこその今回の飲食業界への規制

これだけマスク着用が定着しても、緩むのが飲食時。マスク外して黙って食べるかマスクしてしゃべる。簡単ではないですよ。
特にお酒飲むと、耳と意識が鈍感になるから声が大きくなってツバが飛びまくるw
それにお酒飲むとアルコール分解のために、呼気が荒くなるから息苦しくてマスク外したくなる。加え、酔って手指消毒も雑になりますよ。

私、呑兵衛だから超わかる(笑)←

ウ~ン、これって酔っぱらいが単にコロナでも迷惑って話なの??ニヤリ

だからお酒は家で呑みましょうとすればそれでいいの?

飲食業にとってお酒の売上は生命線、だからキャバクラじゃなくてもラストオーダー19時なんてあり得ない。補助金でかえってラッキーと思える零細店や社会的責任があって体力がある大手以外はやってけないのは当然。

それに飲食店でバイトしないとやっていけない人だっていっぱいいる。

個人的には、飲食店のコロナ対策を本当に徹底して、許可制にすればいいのにと思います。

コロナ対策協力店の現状の対策は熱計るのと、入店時の手指消毒、異グループ間のパーテーション。
同一グループ間の飛沫感染が多いんでしょう?全席前後左右プラスチックシートで仕切ればいいんじゃないんですかね?
料理の取り分け一切無しで。

また狭くてアナログなお店で、席の間引きやアプリでお客さんの待ち対応出来ないなら若者アルバイトを使って効率の良い客回転を管理すればいいんじゃない?

店にコロナ対策パトロール要員置いて、酔ってコロナ対策ずさんになって来たお客さんに、指導する若者バイト置いてもいいんじゃない?
かわいい若者に言われたら、言う事聞いちゃうし(笑)、従わなければ退店でいいでしょ。

まだまだやれることはあるし、今後もまた次の波に備えて改善すべきことはありますよ。

今やってることは極端な話、禁酒法時代の極端で単純な発想と変わらない。あれから1世紀、今後もウイルスとずっと付きあっていくには、新しいお酒の飲み方が必要。






昨日、
ー東京で新規感染者数をまた更新し、366人になった日ー 
ですが、半年ぶりに映画館に行って来ました。

映画館でももちろんかなり対策はして下さっており、
日中の混雑時間帯を避けたため、
元々夜間は一人客が多いし、一緒に来ていても1席空けての着席のためおしゃべりもほとんどない位でした。

コンフィデンスマンJP新作公開日!!

ちょうどテレビで前作放映日前日にamazonで見て、新作は映画館行きたいね〜と話していたところ、翌日にまさかの悲報でした。

不謹慎ですが、正直前作であまりハマってないな〜と思ったのが三浦さんと竹内さんで、何かこなしきれてないなぁと夫にも言ってしまったので翌日はなんだか良心の呵責にかられました。

お二方共、他の作品ではもちろんお上手なので、
キャラに合わなくても大物は求められるものなのだなぁと。

だからという訳ではないですが、今回のジェシーは本当にハマってました。

ジゴロ役って難しいですよね。
その素養がある人にはピッタリはまりますが、二方のように真面目タイプだとはめるのが難しいんだろうなぁ。
だから三浦さんの血の滲むような努力というのも頷けます。

総じて演技力のレベルの高さは言うまでもなく、効果的にもハイレベルな作品で、
イマドキのコスチュームプレイとしてラグジュアリーな夢世界も堪能しました拍手

予算のあるハリウッド映画やグローバル公開系のメジャー映画と比べても遜色ない位、贅沢な作り。
でも最後のテロップを見ると、撮影場所も、衣装等もスタッフの規模も予算はその何分の一でやってるんだろうなぁと思うと、改めて日本の技術力のレベルの高さを感じます。

ここから、ネタバレではないんですが、どうしても言わずにはいられない小ネタを暴露ドクロ

ある年代以上にしかわからないネタで、40才の夫でもわからなかった(笑)ので(私はDKJ世代の47)、
40代以下でこの映画を愛する方には、是非伝えたいというBBAの単なるおせっかいですおいで

その1
冒頭、台湾でフウ一族に商売の途を立たれ、恨みを持つオジサン夫婦が扱っていたパチモンキーホルダーのキャラ「プリティプリンセス」はかつての同名映画と今回の映画の設定(平凡な女子高生がある時いきなり大富豪の相続人になってしまう)がコラージュしています。映画中でも「93年間当時は大ヒット」とオジサンが言ってましたが、まさにあのアン・ハサウェイが一躍有名になった映画のことです。

その2
終盤、お馴染み赤星(江口洋介)が仕込んだ刺客に殺されたと思いきやのからくり明かし(ネタバレごめんなさい)場面で、東出さんが手をグーにして口元で「うっしっし」というのは、江口さんの出世作「ひとつ屋根の下」のあんちゃん役のトレードマークです。本人の目の前でやらないとこが、また憎すぎる〜グリーンハーツ

その3
エンディングクレジット後の意味のわからないエピローグ。あの時代劇は「蒲田行進曲」の劇中劇パロディ。平田満役の東出さんはカッコよすぎですが、あの階段から落ちるシーン、スタント無しよね?まさに昔の大部屋役者魂が感じられます。風間杜夫さん役のまさみさんもスゴイなぁ。時代劇の立ち回り、女性が男性を演ってると思えない所作だし。あの風間パクリですの上唇横の両方のホクロも面白すぎですラブラブ
目元も杜夫さんに似てくるから不思議。
そして脚本が「つかこうへい」事務所にニヤリ上差し蒲田行進曲はつかさんの一番の代表作です。
長澤さんは見た目も実力もパーフェクトですね。

もしかしたら気づいてないけど、もっと小ネタがあるのかもなー。特に私はドラマは見てないので。

最後に、
ビビアンスー、石黒賢、北大路欣也の若さは驚愕レベルでした。

東出さんもさすがの上手さでしたね。
これなら満場一致で完全復帰ですよね。

私の大好きな本家映画ブロガーさん流に言うと、この映画、私は超!超!お奨めしたいと思います。

非日常の贅沢な設定、ストーリーの面白さ、テンポの良さ、俳優さんの息のあった演技、憎い小ネタ。
ドラマを見ていなくても、これだけ楽しめました。

外出自粛要請期間の中、不謹慎だと気分を害する方ももちろんいらっしゃることを前提に書きますが、
高リスクではないものの映画館へ行くことを迷っている方も、是非、注意、対策を万全にして見に行っていただければと思いますニコニコ





夫がですけどね。

私、あまりスポーツに興味が無いんですキョロキョロ
だからエントリーもしていません。

昨朝テレビで、結果発表にアクセス出来ないとか(待ってたらメール来るんだから何もわざわざ平日夜中起きること無いじゃん苦笑)とか芸能人の方が外れたとか見ると、外れる人多いんだーやっぱインバウンド優先でが国外枠多いのかな、まぁそれで外貨稼げるならどうぞどうぞニヤリ

どっちかというと冷めてます、、、ドクロ

で、夫が当たったと!!

えー凄いクジ運ポーン
持ってる?!

と思い、夫から詳細を聞くと

陸上競技 男子1万m決勝等の7月31日19〜21時

B席@54,000円!

それって誰でも当たるんじゃないの爆

アンミカさんも当たったってブログで書いてらっしゃったけど、全部A席ですしね。


ぶっちゃけ 🅱席以上ならほぼほぼ当たるんでは?!

と言ったら夫に、
それでも当たるのは凄いことなんだ!

ですと。勿体ないという意識はみじんも感じられません(夫は元陸上競技者だったのもありますが)

じゃぁ、私なんかが行っちゃ勿体ない。

「私なんかが行っちゃ勿体ない。知り合いに譲るとか出来ないの?」とか聞いちゃいました。

まぁでも無理ですね。

だから行くっきゃない!



例えばの話、
ビリージョエルの最後のワールドツアーのアリーナ席とかセントレジスのスイート(もっと高いけど)とかなら私の理解の範疇なんですよ。

歌舞伎1等席だって3回見れる!


あぁガーン、、、
あと1年でその価値がわかるまでになるんでしょうか。

不快になった方がいらっしゃったらごめんなさい🙇

とりあえず、陸上の世界トップレベルの価値観理解に向け頑張ります。






中目黒にあるスターバックスリザーブロースタリーに行って来ました。

シアトルの動画をYouTubeで見て日本に出来たら行こうと決めていたのですが、思いの外早く実現しました。

目黒川沿いですが、桜はまだ1週間以上先ですね。



隈研吾氏設計。
当初世界で4番目にオープンのはずが建設に時間がかかり、ニューヨークに先を越され5番目になったとか。日本だから4という数字も避けられて良かったのかも(関係ないかチュー


これは目黒川沿いではなく、建物裏の大通り側から撮ったのですが、カッコいい〜流れ星
せっかくのこの景観、この駐車場が建物に変わらないことを祈るばかりです(笑)。

着いたらまず整理券。結構ちゃんとした整理券発行所専用建物がびっくり
この日は平日(14㈭)だからか整理券発行機待ちは無かったんですが、ロープがあったので休日や春休みは発行所内でも並ぶのでしょう。

15時12分受付で4945−46番。
スタッフの方から大体2時間待ちと言われました。QRコードで呼び出しメール設定をします。

うーん(+_+)
最初のうちだからかもしれませんが、エリア的に時間潰すにもそこまで繁華街ではないし、スーツケース持った方や外国人観光客っぽい人も結構いたので、そのうちネット事前予約とかになったらいいな。

結局、2時間20分程でメールが来て10分位で戻ってすぐ入れました。

入ってすぐ、
シアトルの動画でチャーリーとチョコレート工場みたいって表現されていましたがまさに。

木を基調とした建物と銅のロースターがマッチして、照明も素敵ニコニコ

席はもちろん自由。
1,2階は埋まってましたが、3,4階はテラス席中心に空いてました。天気が良かったらテラスの方が気持ちいいかも。

とりあえず4階のテラス席を取り、注文へ。


まずはプリンチベーカリーコーナーへ。

1→2階の階段沿いに並びます。

ピザとチョコレートケーキをオーダー。温めてカットしてくれるので、呼び出しセンサーを持って私が待機。その間に夫がメインバーでコーヒーのオーダー。

ここで誤算だったのが、ドリンクのオーダーに思ったより時間がかかりました。せっかく温めて貰ったピザが冷めちゃうえーん

先に席に戻ろうとしたのですが、ピザが冷めないよう扉前で待機してたら、屋内の席が空いたので席をそちらに移しました。

ピザを食べるなら1階のドリンクオーダーはベーカリーと同時に上差しコーヒーピザ
同時が無理なら、私ならコーヒー先かな。
ベーカリーは意外と待ち時間少ないです。

ドリンクをgetした夫と合流。



飲む順番もアドバイスがあり、
グアテマラ、ウガンダ、グラヴィタスの順で。

量的には2人ならシェアで充分でした。
コーヒー飲み比べって楽しいニコニコ
ホントに違いがよくわかります。
淹れ方も指定出来るのですが、私達違いがわかるかしら?笑


ベーカリーも美味しい! ピザは冷めても美味しいし、チョコレートケーキは室温で程良く柔らかくなりました。


桜のモチーフは期間限定なのか、デフォルトなのか。



1階で焙煎され、


4階で袋詰め。
右のピンクの銅窯で焙煎され、中央にあるチューブを豆が伝って袋詰め機にかけられベルトコンベアで運ばれていきます。この袋はNot for retail saleとあったので店舗提供用ですかね。

階段踊り場のコーヒーカードデコ


時間制限はありませんが1時間半ほど滞在。
お土産コーナーはすごい混雑でした。
頼まれた花札も無く、ざっと見ただけで特に何も買わず。

楽しく、美味しく堪能出来ました。

ロケーション的にも桜が咲いたら最高だと思いますガーベラ

只、あと2週間もしたら更に混むでしょうねー

あの待ち時間を考えるとまたすぐに行きたいとは思えませんが、そのうちまた行きたいです。





朝日新聞連載小説だったそうで、歌舞伎好きの友人が絶賛していました。

図書館にあったのですが、3ヶ月待ちでやっと回って来ました。

フィクションですが所々で元ネタを感じさせるような話やこれはこの人がモデルだな、とかはもちろんあり、それだけリアリティ感があって雰囲気もよく伝わって来ました。

歌舞伎演目の解説がシンプルで、また歌舞伎家系の複雑な描写がなく、人物描写がしっかりしていて歌舞伎好きでなくても楽しめる作品だなと思います。

下巻では泣ける場面が結構ありますぐすん

図書館の貸出が大人気なのも納得合格

こちらは先月の観劇
夜の部にお邪魔しました。
演目ももちろん、幕間のお宝インタビューも良かったです。




やはり亡きお父様に似てますね~



偶然、美味しい紅茶を見つけましたキラキラ

先週1/10(木)帰宅時、中央線人身事故の電車遅延に遭遇。
18時頃には足止めは無かったものの、久々の酷いすし詰め状態ゲロー
中野から下り線にて途中、三鷹でホームに降りたら乗っていた電車にもう乗り込めない状態。次の電車も遅れてるし、改札階に上がる階段を見たら、ホームに出るのに入場制限されているほど酷い混みっぷりガーン

幸いこの日は急ぐ必要もなかったので、三鷹で途中下車を決行。
商店街をブラブラしていたら、最初の角に輸入食品屋さんがあったので覗いてみました。

店外に安売りが並び、その中に激安紅茶が!

TwiningsのPrince of Wales200g 400円!?


普段はTWGやルピシアのフレーバーティが中心なので、安いからと買っても飲まないかな~?と悩んだけれど、安いし、パッケージが素敵なので買ってみました。



安い理由はこちら↓賞味期限まで日がないから

その後時間稼ぎも兼ね夕飯もすませたものの、まだトラブル余波により三鷹から1時間以上かかって(通常12~17分)やっと帰宅。

いや~久々に酷い目に遭いました。
東西線を中野方面に乗った時社内アナウンスはしてたけど、その時振替案内してないし発生から1時間半経ってたからまさかここまでとは。
早い段階で決断して迂回していればねぇショボーン

長々と電車トラブル愚痴が入り込みスミマセン。
同じ経験された方いたら共感してくださいおいで
それにこんなことがあったからこその幸せな発見、紅茶との出会いラブラブラブラブ

さて,やっとここから紅茶のはなしに戻ります。

とにかく美味しい赤薔薇赤薔薇
今まで飲んだことがないタイプだったので調べてみたら、
キームン紅茶という世界三大紅茶の一つと判明
〈抜粋〉
  • 世界三大銘茶のひとつに数えられる中国安徽省祁門県で作られる紅茶です。
  • 渋みの少ない穏やかな口当たり。かすかにスモーキーな香りと落ち着きのある味わいで、イギリス人に人気のある銘柄です。
  • 英国女王の誕生日に飲まれるお茶としても有名です。ストレートでも美味しい銘柄ですが、しっかりと抽出してミルクティーにしてもおすすめです。

あら、私が知らないだけでメジャーだったんですね。紅茶愛好家の間では有名な種類のようです。
テイスティングの説明は詳しい方にお任せしますが、安っぽいえぐみやわざと濃くしたようなくどさがなく上品でした。

そしてマニアさん情報によると、
日本法人の正規販売品と並行輸入品ではモノが違うという衝撃情報ガーンアセアセ

どっちが美味しいって・・・照れ

その方は【紅茶のレーシズム】だギザギザ

ディスるつもりはありませんし、まだ日本製を飲んでないので断言するつもりも全くありません。

日本版


日本のにも『ロイヤルワラント』(英国王室御用達)ついてますからね。

今度飲み比べしてみたい気もしますが、それよりも他のキーマン茶との飲み比べのほうがしてみたいかな。

ちなみにお値段は、日本のが100g 1,057円
並行輸入品は200gで1000円位が相場のようです。



















最後は、乗合船恵方萬歳

これぞお正月らしいお目出度い演目

隅田川の河畔。女船頭「お浪」のあやつる乗合船に乗った七人の客を七福神に見立て、楽しく賑やかに初春を寿ぐ一幕。

なかでも通人(松也)、白酒売(新吾)の踊りが秀逸。松也さんはこれまで粋でカッコ良くニヒルなのが魅力でしたがここで通人という教養があるけど砕けた奥深い人間性の表現力も見え、新しい発見をしかのような幸せ爆笑新吾さんは粋なすらっとした佇まいが素敵で観客が固唾を飲んで見入っているのが感じられました。さすが大和屋~玉三郎さん直々のご指導の賜物ですね。これから益々楽しみになりますラブ

もちろん萬歳(巳っくん)と才造(種之助)も面白くて最高。この二人の踊りからは滑稽味や、そこからくる祝祭性の気分が大変よく伝わります。巳っくんはこういうコミカルな役はもう当然ニンですが、種之助さんもお父様の又五郎さんが2014年に演じていらっしゃるようですからお父様仕込ですねイチョウ萬歳とはもともと門付けから始まったものらしいのでお正月にふさわしい、有り難いものを見せて頂きました。
とても幸せな気分になりましたクラッカー

最後に乗合船は恵方に向かって漕ぎ出します。
本公演のポスターも隅田川を背景に乗合船を模しているような光景ですよね。


今年も良い年になりますように!
歌舞伎をもっともっと楽しめますように虹

終演後は公会堂の外観を眺め、浅草寺に御参りして気分良く帰りました照れ







二幕目は番町皿屋敷

怪談?
ではないようです。
ということでググってみると、

【あらすじ(歌舞伎への誘い)】
1916年[大正5年]に初演された岡本綺堂(おかもときどう)作の「新歌舞伎」の代表作の1つです。
町奴との喧嘩に明け暮れる旗本の青山播磨(あおやまはりま)は、相思相愛の腰元のお菊(おきく)が家宝の皿を割ることで、自分の愛情を試したことを知ります。疑われたことを恥じた播磨は、お菊を切り殺して井戸に投げ捨てるというストーリーです。
歌舞伎には、元々『播州皿屋敷(ばんしゅうさらやしき)』という怪談劇があります。この作品には、青山鉄山(あおやまてっさん)がお菊という腰元を吊るし切りにして、井戸に投げ捨てるという場面があります。『番町皿屋敷』は、この作品の趣向を生かした上で、近代的な恋愛をテーマとして書き替えた点に特長があります。

怪談の「番長皿屋敷」もあるけど、岡本綺堂の本作は怪談要素は全くなし。

舞台は赤坂山王神社の桜見物。
山王神社は当時の山の手第一の花見所らしいです。規模からするとそんなに大きくないので他になかったのかな?とも思いますが、神社裏手(上手)に三宅坂~永田町、番町へと大名屋敷が立ち並び、赤坂花街のお膝元ですからそういった土地柄も大きく影響しているのでしょうか。

花見に遊ぶ白柄組の旗本青山播磨(待ってました隼人くん!)は、町奴の放駒(橋之助くん)と居合わせます。この町奴は幡随長兵衛の子分です。一昨年に『極付幡随長兵衛』が浅草歌舞伎で上演されましたが、浅草に縁のある幡随長兵衛縁の子分も今回出ていて嬉しい限りです。
幡随長兵衛は正義の味方ヤクザ。人情があって、ワルの雰囲気もあるカッコいいキャラです。その子分ですからね、橋之助さん、ワルのいい味出してますよ~ラブお母様の三田寛子さんの、「上の息子2人は学校からの呼び出しが多くて」という愚痴を聞いたとき、え橋之助さんも?(福助さんは見るからにだけど長音記号2)と思いましたが、納得。でも、芸の肥やしになってますよねグラサン

当然喧嘩になりそうになり、そこに叔母の真弓が登場。そんな下らない喧嘩などしている場合ではないとたしなめ、これも独身だからと飯田町大久保屋敷のお嬢様との縁談を勧めます。まぁこういう方が釣り合いの取れる結婚相手ということなのでしょう。叔母真弓役はお父様の錦之助さま、播磨が叔母に向かって「あの叔母様は苦手だ」というのはそのまま隼人が父に向かってぼやいてるようで笑いを誘う愛嬌ある場面です。

番町青山屋敷では白柄組総領旗本水野十郎衛門を迎えるため、家宝のお皿を改めています。当時、高麗焼(青磁器)は日本に技術が無かったため全て輸入品。だから物凄い高級品で、家来の命より高価なのは当然。

そのお皿を扱いながら、播磨の恋人の腰元お菊は播磨の気持ちを量りかねてウジウジ悩んでいます。身分違いの恋ですからね。現代だって相手の家柄や学歴が自分と釣り合わないで自信が無い女性はいっぱいいるでしょう。その上、播磨や隼人扮するルックスです。家柄の良い縁談は引く手あまたでしょう。

まぁでも、そのお皿はすんごい品な訳ですよ。その皿を扱えるってことだけでも、家の中でもすごい信用ある立場ってことですしね。もし私だったらすんごい緊張して、恋愛のことを考えるヒマもないだろうなとか思います。キズ一つ、自分の手脂だってつけられない!って。そこを緊張感なくウジウジだらだらお皿を眺めてるお菊は若干イラっときます(笑)。でもこれ、今の自分が既婚の年増だからであって、20年前の若くて自信のない恋の真っ最中だったら違うんだろうなぁ。

そして、自分と家宝の皿とどっちが大事か試してみようと馬鹿なことを思いつきます。あろうことかわざと皿を割るところを同僚に見られているとも気づかずに。

皿を割ったことの成敗の場面。
古参の家来は例え故意ではないとしても、そんな家宝を不注意で割ってしまうこと自体とんでもないことだと叱責します。そこへ先ほどの目撃女中が過失ではない!故意だ!と告白しお菊の所業がバレてしまいます。青山播磨は怒り心頭、お菊の頭を畳に押し付け、足で押さえつけます。今ならDVですが、時代劇っぽい絵です。そんな時でも別の家来が、例えわざとだったとしても皿1枚ごときで人の命が奪われるべきではないと播磨に訴えます。ここ、凄く良いシーンです。だってもしかしたら庇った自分だって殺されてしまうかもしれないし、お皿の価値だって十分わかって言ってるんですよ。お菊は実はすごい人望があってこの家来はお菊と播磨の仲やお菊の気持ちをわかってるのかなとか、播磨がそんな情のない主人ではないと信じて訴えたのかなとか色々想像させられます。

でも怒りの収まらない播磨がお菊に残った皿を数えろといって残りの皿を出させる場面がゾッとするんです。1枚1枚出すごとに播磨自ら割っていくんですからね。5枚1セットになっているとはいえ、その日のお客様数=必要枚数は9枚(別のもう1セットは無事)だから1枚欠けてもとりあえずなんとか間に合うんです。超超高価なお皿ですよ~それだけ播磨の怒りは強いんです。

でも播磨の気持ち、わかるな~って感じました。身分違いなんて承知の上でそれでも吉原にも行かず(笑)、お菊一筋だったのにその自分の気持ちが試されたなんてショボーンしかもその試し方も卑怯っちゃ卑怯ですよね。

この播磨の役、難しい役ですよ。
この播磨、皿ごときで腹がたったのではない。自分の気持ちが疑われたこと自体が赦せないのだ。
って、観客にちゃんと伝わるように演技するって難しいと思います。下手すると恋人だからと家来腰元に見くびられた(自分だったら許して貰えるというお菊の奢りとも言えるのぼせ)ことに対する成敗ともとられかねません。
隼人くん!上手でした。恋人に試された悔しさともうこの世では一緒になれないと分かった無念さ、そしてどうしてこんな馬鹿なことをしたんだという虚しさでお菊を斬るんですが、気持ちがよく伝わってきます。

ある解説によると、お菊はここで恋人播磨の偽り無い気持ちを知り、満足して死んでいったとあります。

岡本綺堂は青山播磨や皿屋敷伝説の悪いイメージを払拭するためにもこういった脚本にしたのかな。この二人、実は良い恋人同士で悲恋の末に亡くなったという美談にしたかったのかなという印象を持ちますね。

でも一方で、
えーっそうなの?お菊がそこまでして一緒になりたかった播磨でしょ?自分の健気な乙女心をわかってくれなかった悲しさやしてしまった過ちに対する後悔、それにこれで播磨は大久保のお嬢様と間違いなく結婚するでしょう。やはり自分は亡き者になった方が良いと思われた末の手打ちなのかとか。

しかも怪談さながら、お菊の亡骸は井戸に投げ込まれたんですガーン

やっぱり怪談につながるのでは・・・

なかなか面白いお話でした。
それにやはりなんといっても、隼人くんのカッコよさと演技のうまさが最最高です!









新春浅草歌舞伎を観劇しました。

今回で3度目。
偶然にも一昨年の初回が浅草総見の日で、いたく感動し、昨年は狙ったのですが予定が合わず。今回は拘らず自分の都合のみで取った日が偶然にも総見の日でした。

浅草総見は浅草芸者の方々が芸の勉強ということで芸者姿で観劇されるので、それはそれは華やかです。



芸者さんてそこにいるだけでぱーっと華やかになりますね。観客側でありながら、上の写真のように一般の観客をお出迎えしてくれます。頼んで一緒に写真を撮ってらっしゃる姿も見かけました。浅草へ、歌舞伎へ来てくださったお客様を主催側を支えるように一体となって場を盛り上げてくださる、その伝統的精神とホスピタリティが素敵ですね。
総見は京都でもあるそうです。

浅草歌舞伎に行くなら総見の日に!
来年からも予定を調整して是非総見の日に行きたいです。

まず第2部最初の幕は、寿曽我対面」
【あらすじ(HPより)】
鎌倉時代の曽我兄弟(そがきょうだい)による敵討ちに取材した作品で、通称『曽我の対面(そがのたいめん)』、または単に『対面(たいめん)』とよばれています。
父を工藤祐経(くどうすけつね)に討たれた曽我十郎(そがのじゅうろう)・五郎(ごろう)の兄弟は、正月に工藤の館を訪ねます。兄弟は、小林朝比奈(こばやしあさひな)の計らいによって、敵(かたき)の工藤と対面します。盃を受けた五郎は、「親の敵」と工藤に詰め寄りますが、兄の十郎は「粗相のないように」とたしなめます。工藤は、富士の裾野で行なわれる狩りの総奉行職を勤めた後で、兄弟に討たれることを約束し、年玉代わりに狩場の切手[通行手形]を渡します。

対面の場がお正月なので寿と付いていますが、その因縁やその後の話の展開からも決してお目出度い話ではありません。仇同士が顔を合わせ、曽我兄弟の弟は今にも斬り殺さんばかりの勢い。またそれを納めた後に工藤がお年玉と称して狩の場で再開を約束する「切手」という通行手形を兄弟に渡すのですが、それには当然何か含みがあると感じるものでしょう。敵討ちをしようとしていると分かった工藤側、さすがの策略です。

工藤祐経役は錦之助おじさま。素敵すぎますキラキラ
さすがイケメンパパ、若手に全く見劣りしません。源頼朝の重臣、鎌倉名家の嫡男らしい気品と風格が感じられます。それを正月の挨拶に来た取り巻き大名達がおべっかを並べ立て、曽我兄弟の身なり振る舞いをディスります。

それを窘める綺麗どころの遊女大磯の、化粧坂の少将。化粧坂(けはいざか)は鎌倉の地名で由来には諸説ありますが、遊女がいたから化粧坂、が一番しっくりきますね。この遊女達、何故曽我兄弟を庇うのかというと2人共兄弟の恋人だから。まー出来すぎた展開です赤薔薇

超名家のお目出度い席に呼ばれる位ですから、遊女の中でも相当のクラスです。まず衣装が!帯がガーベラ凄いな~というところでもわかります。そこで招かれた家の当主、工藤を立てつつ、兄弟を庇いながらこっちは腰巾着のような大名達をディスるという面白さ。頭が良くなきゃ出来ません。自信がなきゃできません。大名相手に女が公の場でモノ言うんですから。それでいて恋人に加勢するという女気。大磯の虎、化粧坂の少将という名の通り性格も男っぽかったのでしょうね。虎の新吾さん、艶やかで品があって素敵です。少将の梅丸さんも華やかで遊女らしいです。

総見の日に来ると、一般のお客さんの着物姿(若くて綺麗な女性を結構見かけます)、プロの浅草芸者さん、そして役者さん演じる遊女と綺麗どころ総比べ出来るのも楽しいです。どっちが上とかいうのではなく、銀座のママさん、歌舞伎の家の奥様方というように着物姿でも女性のタイプが違うとこうも雰囲気が違うのか、それぞれ争わない様々な華の種類が楽しめます。総見の日は芸者さんと一緒にいる和服姿の旦那さん方が隣で誇らしげに鼻を伸ばしているのを見るのも楽しいので(笑)、男性のための観劇日とも言えるのかも。

曽我兄弟演じるのは、兄の十郎役を歌昇さん、弟五郎役を松也さん。歌昇さん、気品と知性のある兄役がスッとしています。鼻息荒い弟役の松也さん、迫力があります。両極端なキャラで両方カッコいい。バランスのいいアイドルユニットですよ。いい女がつくはずです。

巳っくんの朝比奈役も面白かったです。曽我兄弟とその親の仇である工藤という重鎮を引き合わせる重要な役柄、微妙な立場をコミカルないでたちで演じています。状況が状況なだけに抑えた道化役が絶妙でこちらも良かったです。

あらすじにもあるように、このお年玉切手という云わば果たし状を貰った兄弟がこのあとどうなるのか!気になって仕方がない終わり方です。

初夏あたり、この続きの場を演ってくれないかな~