住みやすいまちの条件
④コンパクトシティ・立地適正化の実現


都市機能をコンパクトにまとめることは、交通利便性を高めることと同じ効果がある上に、行政効率も高まるため、国からも積極的な推進が推奨されています。

コンパクトシティのメリットは、道路や上下水道を始めとしたインフラ設備が最小限で済むため、維持管理のための必要経費が最小限で済むという大きなメリットがあります。

都市部だからこそのこうした迅速対応ですが、緊急対応も含めて、既に工事が済んでいる設備の維持管理費用は適切に試算され、予算上確保されているのでしょうか。

似たような事例として挙げられるのが“マンション管理組合“。このマンション管理組合によるマンションの維持管理において、維持管理費が適切に確保されていないマンションがあることが社会問題となっています。




そういった意味で、長期目線でまちづくりの方針を計画していく事が大切であり、その一環であるコンパクトシティという考え方に関しても、ある程度考慮しておく必要があると思います。

行政効率がよくなると予算が他のことに確保でき、我々の生活がその分豊かになるという意味では、住みやすいまちに一歩近づくということになりますね。


また、コンパクトシティの根本的な概念に基づき、田舎では特に近隣の方、ご近所さんとの互助関係を築き上げておくこともとても重要だと思います。

何か問題があったときに助け合い、補い合える関係こそ、豊かな生活に最も必要であり、コンパクトシティの根幹的考えであるといえるでしょうニコニコキラキラキラキラ