事例①水の都ひろしま(広島県広島市太田川水系ほか)




※かわまちづくり支援制度HPより拝借


「水の都ひろしま」推進計画は、国土交通省、広島県、広島市の三者により、平成2年に策定された「水の都整備構想」を元に平成14年に市民団体、経済・観光団体、学識経験者及び行政機関の関係者によって構成、設置された
「水の都ひろしま推進協議会」
によって現在まで進められる計画です。

また、平成21年度より国土交通省の「かわまちづくり支援制度」に登録され、太田川水系を中心とした沿線の河川と市街地が一体となったまちづくりに取り組まれていますニコニコキラキラキラキラ






広島市内は『広島デルタ』と呼ばれる日本でも有数の「三角州」が連なる、大型河川が連続する地域が中心街であり、文化遺産やなどもこの地域に多数存在します。




この、日本有数の三角州都市、河川とまちの共存を目指し、現在も様々なかわまちづくりが行われていますニコニコキラキラキラキラ


Ⅰ.水辺づくりの推進〜「水の都」にふさわしい空間づくり〜
ここでは、水辺の整備について、水防設備だけでなく、それを観光資源として扱えるように取り組み、
そこに愛着を持った市民の河川美化ボランティアへの参加促進や、
根本的な水質改善を官民共存で行う事業などが計画されています。

●水辺の整理・演出

これ以外にも、具体的な施策が「水の都ひろしま」推進計画には記載されています。
規模の大小や、管理母体の違う川が一体となるためにも、国交省と県、市が一体となり、市民も巻き込んだ推進計画であるからこそここまでダイナミックな施策が行えますねニコニコキラキラキラキラ


●ごみのない水辺づくり
地域の清掃活動についてはこれまでに他の事例でも触れてきましたが、『参加したい』『キレイにしたい』という気持ちを近隣住民や関係者が思えるような対象場所や活動のブランディングが必要なように思います。



●水環境の改善等
水環境の整備のためには、森林の保全も大切な要素である事が近年云われるようになりました。
しゅんせつ - Wikipediaなども含め、こうした事業は行政の力でなければどうにもならないですが、キレイな水辺にこだわる「水の都ひろしま」の丁寧な事業で素晴らしいですねおねがいキラキラキラキラ




明日の記事に続きます。