【地元高校と田布施町の共生を考える】


田布施農工高校は、田布施駅から徒歩5分の実業高校ですニコニコキラキラキラキラ

様々な分野で、優秀な学生さんたちが躍動されていますおねがいキラキラキラキラ


4つの学科で形成され、それぞれの学生さんが様々なご活躍をされています。

我々田布施町民は、メディアでおなじみの学校ですねおねがいキラキラキラキラ




こちらのブログでも紹介した、"日本で唯一、酒造りの前工程を生徒が実施する"田布施農工高校の酒造倶楽部も、貴重な人材ですが、田布施に酒蔵がなければ活躍の場所はありません。

今は田布施地域交流館にてワインや焼酎の製造販売が行われるようになりましたが、
田布施の貴重な金のたまごたちが躍動できるような取り組みがどんどん活発化するといいなと思いますおねがいキラキラキラキラ








熊毛南高等学校は、隣町平生町にある、柳井市、平生町、田布施町の境目にある高校ですが、少子化の煽りもあり、閉校になるのではないかといわれています。


現在では学区制も撤廃され、田布施町でも成績が優秀な学生は少し離れた偏差値の高い高校に進学し、より入学難易度の高い大学に入学を目指す、
そうでない学生は高校学費無償化により、校舎の整備された、本来学費の高い私立高校に入学するというトレンドを考えれば、この検討も全く的外れでなく思えてしまいます。


しかし地方創生を考えるにあたり、

"地元に愛のある学生"は切っても切り離せないキーワードでないかと思います。

先だって特集した田布施農工高校のように、学生さんの時点で地元に入って専門的な業務に取り組むような仕組みは、何も実業高校の専売特許ではないように思います。



周防大島町では、大島商船高等専門学校における『島スクエア』で、地域で活躍する人材を見出す取り組みが行なわれています。

【島スクエア】:特定非営利活動法人島スクエアプラス(元山海空コラボレーションみかん島再生クルー)
・主として山口県東部地域において地域資源を活用して起業や事業継承(以下、「起業等」)に取り組もうとする個人やグループに対して、起業等に必要な知識、技術の習得機会や場の提供らコラボレーションを推進するネットワークの構築など、起業等の支援に関する事業を行なうとともに、当該地域の活性化や地域が抱える問題の改善に取り組み、活力ある住みよい地域づくりに寄与すること。

因みにこの島スクエアも、廃校となった田布施農工の分校校舎にて始まった取り組みですね。廃校校舎も立派な施設なので、うまく活用していきたいですよねニコニコキラキラキラキラ





地域の優秀な学生を集めて、東京を中心とした都市部の大学に輩出してゆく従来の教育プログラムが地方の弱体化の全ての原因とは言いませんが、
地元を愛し、地元のまちづくりに積極的に関与したいと思えるような学生さんを育成する仕組みを、
従来の仕組み上は必要なくなりつつある学校でやってみるというのは、地方創生のためには前向きで未来ある考え方だと思います。

更に、学生さんの時点で田布施に興味を持ってIターンしてくるような子がいると、それはそれは地元が盛り上がる事でしょうニコニコキラキラキラキラ

現在、ベッドタウン化している田布施町において、この地に長く住みたいと考える人口を増やすことこそ、地方創生の本質だと思います。


学生さんだって、文化祭や運動会、クラブ活動など、一致団結してあれだけのものを作り上げるパワーを、地域も一体となって取り組みながら、まちづくりを楽しんでもらえる習慣をつけていくことも大切だなあと思いますニコニコキラキラキラキラ


そういう意味では里山資本主義。学生さんにも早い時期からしっかり馴染みあるものになるように大人がまずしっかり咀嚼して、投げかけていきたいですね爆笑キラキラキラキラ


里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)


進化する里山資本主義