被災地と卒業式 | Peaceの売人
世は卒業式の季節です。


地震の影響で卒業式できるのかな?


被災地の体育館を取材してる映像が流れてました。


とある大人がこう言いました。



こんな状態だけどこの体育館でどうにか場所をもうけて、どうにか準備して子供達に卒業式をやらせてあげたい。


楽しみにしてた子供達になんとか卒業式を。


その大人が言いました。


『俺らはどうでもいいけど子供達に未来をたくすしかないから!』


『何にも残してあげれなくなったけどそれくらいしかしてあげれないから』って。


被災地ならではの感覚。



これを聞いて、東京にいるから、きれいごとじゃないつもりだけど


『その心が一番大事なものだからきっと子供にも伝わってるよ』

『そんな大事なもの残せてるよ』


って自分は思う。



なんて言ったらいいかわからんけど希望を持ってほしい。


自分はと言うと改めて、健康で仕事が出来て、大切な仲間も家族もいて、食事もできて、あたたかい部屋で生活できて、水も飲める、電気もついてる生活。


もちろん節電はさせていただいてますが。


そんな自分を通じた当たり前の生活を改めて感謝できる。


一人一人が何ができるのかという国民性とも言えるみんなの言動。


そうなれる日本って素晴らしい。


自分の事ばかりしか考えないとは正反対の思いやりや助け合い。


うちの田舎ではよく見る助け合い。


そんな財産も取り戻しました。


日本人で良かった!という感情に初めてなりました。


これが愛国心っていう事なんでしょうね。



海外にばかり憧れてましたが(というか知らない世界に飛び込むのが好きな性格)改めて日本の中身に目を向けていきたいと思う。



卒業式の話しからずいぶん離れたけど一つ気になる事がある。


『第二ボタン制度はまだ残ってんのか?』


ちまたの中学生は卒業式に勇気を出して言ってるのかな?


そんな淡いシーンも被災地に早く取り戻せたらいいな。


あとは前に進むだけです。