ニューヨークの浮浪者 | Peaceの売人

ニューヨークに住んでた先輩の話し。


先輩はニューヨークで坂本龍一さんとか野沢直子さんとかとよく遊んでた人。


そんな先輩から仲間うちのゲームの罰ゲームで、なりきり浮浪者一週間をやってた時の話しを聞いた。


場所はマンハッタンのタイムズスクウェア付近のマクドナルド。
その前でボロボロの服着てわざと震えながら前にカップを置いて毎日十数時間小銭をもらい続けるというバカなゲーム。(若気の至り)


隣にも浮浪者。その隣にも。


なんと、浮浪者にもアジアと欧米人の差別があるらしい。

浮浪者あるある。



そんな事はさておきその時、隣の浮浪者と世間話ししたり、自分に入った小銭をあげたりとかしてた夕方の事。


その60代に浮浪者の前に一台のストリート埋め尽くすんじゃないかという位の長いリムジンが止まる。




そしたら、な、な、なんとその浮浪者のオヤジは運転手付きのリムジンに乗り込んで帰っていったらしい。



その先輩が言うにはどこかの会長が見えなくなる一番下界の世界をみて勉強してたんじゃないかと言う。

しかもその人、後で調べたらマクドナルドの社長の顔に似てたらしい。。。



その直後、ハンバーガー1個買って25セント出したらもう1個貰えるみたいなシステムが始まったらしい。

それからニューヨークではハンバーガーを買ってる人を見つけると浮浪者が寄ってきて25セント渡し、自分の分をもらおうとする人が増えたらしい。



アメリカじゃチップ位しか使い道がない25セント


小銭をもらう浮浪者ならではの発想ですね。



目の付け方勉強になります。



スコトーマを外すってこんな事ですね。



同じ事じゃないけど、自分の職業を通してもっと頑張ったらそんなニュアンスの事をしたいと思った。




ならね。