2015年頃の作品。(PC画面が青くなっちゃってこんな写真ばっかりです、すみません。)

 
高殿円作の小説の実写化、メサイアシリーズ。TOKYO MX制作なためか、FODの配信ではラインナップに見当たらない。UーNEXTだとあるのかしら?
一応「平和になった」はずの世界でも、やはり「北方連合」とその反対陣営の対立はあり、それに「評議会」というテロ組織もあって、自衛を迫られた状況の日本は公安第五部、通称サクラという組織を秘密裏につくったという設定。
 
以前、浜尾京介くんの出演作を渉猟してGEOから借りたものについてブログをアップしていた。借りられるもののうちで彼が出ていたのは「漆黒ノ章」だったが、「チャーチ」で養成されたサクラ(スパイね)のメンバーたちは次々に卒業して実戦に出ていき、チャーチにはまた新しく生徒が入ってくる。(みんなそれぞれに訳アリな子たちらしい。だって、死して屍拾うものなし、な世界だから。)( ノД`)浜尾君も太田基弘くんももういなくなったが、この「影青ノ章」では、漆黒の章のときにまだいた二人、海棠鋭利(カイドウエイリ・松田凌くん)と御津見珀(ミツミハク・小野健斗くん)はまだ残っていて、後輩を指導しているようだった。
 

 

上のような厳しい掟があって、恋人や友人になってはいけないものの、唯一の例外がある。それがメサイア、平たく言えばバディだ。その相手は教官から決められる。片方が死ねばまた新しくメサイアが決められるのだ。ハクとエイリはメサイアで、チャーチ内で部屋も一緒。百発百中のスナイパー・エイリと、記憶力に優れ変装力格闘力もあるハク。ただ、ハクはいつもストロー飲料を持ち歩いていて甘いものばかり食べている。虫歯のスパイなんて絵にならないが大丈夫なのかね?(-_-;)殺風景な部屋の片づけはいつもエイリだ。見たところ、LOOKチョコが多いな。好物かしら?

 

 

 

今回は新しい顔ぶれが後輩として出ていて、染谷俊之くんもいた。

下は松田君と小野君。

 

 

その下は後輩ら。今回彼らが担当する後輩は4名。左は間宮星廉(染谷俊之)、バイオリニストだったのだが、ある日攫われたのか魔の手から逃がしてもらったのか、チャーチにやってきた。右は有賀涼(井澤勇貴)。母はなく殺し屋(テロリスト?傭兵?)の父に戦うすべを仕込まれたが、ある日少年ながら造反したのか、グループ全滅のための自決を免れたのか、チャーチにやってきた。・・・みんな背負ってるものが切ない。(-_-;)かれらの背景がきちんと書けないのは、ドラマではちょっとそれらしき過去が映るものの特別説明がされていないから。

 

 

 

 

下段の2人は幼馴染(どこか施設ぽいところで、もうひとりと3人兄弟のように育った仲間)で、特に右の子悠里准斗(ユウリカイト・本当はカイはにすいではなくさんずいなのだけど、私がPCで出せない・廣瀬大介)は左の子白崎護(赤澤燈)とバディ(メサイア)になりたいのだが、教官は悠里に間宮(染谷君)と(仮)組になるように命じた。尾行訓練、射撃訓練、実践練習など厳しい訓練を受ける。下は鋭利が教える狙撃訓練。

 

 

それで発射時の銃の威力に跳ね飛ばされそうになった間宮のおかげで危ない目にあった悠里は、間宮に冷たく当たる。

投影機能のあるPC(?)で、もう一人の友達(亡くなったらしい)の面影にひたる悠里。

 

 

いっぽう間宮は部屋で一人バイオリンを弾いている。間宮はちょっとどんくさいが、音に敏感で、サイボーグ009の003(フランソワーズ)的な能力があるらしい。

 

 

事件がおきた。厚労省の事務次官が狙撃されて亡くなった。それはどうやらとあるウイルスの研究に関係あるらしい。巷では質の悪い「かぜ」が流行して、なかにはそれで亡くなる人もいると報道されているが、その実態は危険なウイルスが外に漏れているから?それを報道管制して隠しているみたいだ。

 

 

2015ころの作品だけど、コロナ流行陰謀説やブラッディ・マンデイより前の話。いや昔からこういった細菌兵器によるSF+サスペンスのエンタメ作品はあったけど。

 

上のほうから公安第5部に捜査の指示が来た。ただ、サクラの存在は秘密で、同様に捜査に携わる部署:第4部にバレるとまずいことになる。

第4部には、評議員会と呼ばれるテロ組織を抜けて所属した二人がいた。左は周(あまね・玉城裕規)右は三栖(中村龍介)。

 

 

 

ということは、壊滅していない評議委員会からもこの二人は狙われることになるし、第4部の面子からも信用はされておらず監視されている。辛い立場だね。
 
チャーチから彼らが選ばれ潜入捜査をすることになった。背の高い珀と小柄な鋭利の対比が面白い。
 

 

侵入した製薬会社では、ガスマスクと暗視装置を身に着けた敵方(北方連合の回し者?)と戦闘になった。
 
 
なんとかPCの内容をコピーできたが。そこで、間宮のバイオリンが威力を発揮して仲間を助けた。3方向に同時に針のような弾を発射できる武器に改造されていたのだ。とはいえあれを任務に持ち歩くのは邪魔じゃないかなあ?
 

 
チャーチで神北(郷本直也)から講義をうけるサクラ候補生たち。
 
 

 
これが北方連合で撮られた景色だそうだ。なんか、いかにもな感じ。
 

 
ちなみに、チャーチの入り口は、床屋さん。その奥に隠しエレベーターがある。でも、私の記憶では、漆黒の章のときは繁華街の路面店の街中華屋だったと思うんだけど。場所も時々変えるのかな?店員の二人(大・小)ももちろん第5部の人。
 

 

 

この二人の後ろにいるのは、4部で彼らを監視している高野(宮崎秋人)。

 

 
ある日エイリが公園のベンチに座っていると、見知らぬ人物が声をかけてきた。誘われても断ったが、じゃあこれをお友達と飲んで、とお土産を置いていった。それがいつもハクの飲んでいる飲料だった。不審に思うエイリがハクにいつからその飲料を飲んでいるのか問うと、生まれる前からだという。
 
 

この人が、前に書いた「恋愛診断」の翼のほうに出ていた寿里くんだった。ハクはどうも身内が北方のほうにいるようだから、彼は実はハクのお兄さんではないかという匂わせかな。ハクも背負ってるなあ。下は掃除をするエイリ。

 

 

エイリたちはウイルスの研究所に研究員としてもぐりこんだ。第4部は警護と監視役か。

 

 

 

そのウイルスの研究者の博士役は大和田獏さん。そのウイルスは水に強く水中で増殖し、空気に触れると死ぬのだという。(でもそれで呼吸器に障害の出る感染症って?あまりつっこまないほうがいいかな。)

 

 

あまりきちんとストーリーをメモっておかなかったので(m(__)m)はっきりしないけど、その研究所も狙われ、博士もウイルスも研究所から消えた。

 

 

そのウイルスの性質からいって、もしかすると水道に混入するテロがおきるかも、と浄水場にかけつけた公安5部と北方連合(評議会?)。こんなにはっきり姿を現すかしら?

 

 

 

 
実は、博士自信が浄水の中にウイルスを混入しようとしていたマッドサイエンティストだった。\(◎o◎)/!敵方が欲しいのはそのウイルス(&解毒剤)。
 

 

当然そこでウイルス強奪の戦いが始まった。

 

 

あ、なんかデジャヴュなこの画像。漆黒の章の時は、宙を飛んでいたのはハードディスクだったなあ。容器が割れてウイルスが空気に触れれば死滅するんだよね?

 

 
またも間宮の兵器が威力を発揮。
 

 

結局は、博士は死亡し、テロ計画は阻止され、敵方も追い払った。
チャーチでは、反省会。悠里は間宮に謝罪した。そして、あらためてメサイアとして、有賀・白崎、悠里・間宮の組ができた。
 

 

 
がっちり拳を突き合わせて、頼もしい。ところで、チャーチには、候補生の彼らのサポートをしてくれる「黒子」というお世話係がいるのだが、それが小谷嘉一くんだった。あらま、おなじみの面々だわね。(^^;)
 
さて、これはおまけのサービスエピなのか?(腐女子へのサービス(^^;))
 
 
 
ぼやいているエイリの隣に寝ているのは、ハクである。
 

 

また自分のベッドの上が散らかっていて、(上の写真を見てもお菓子が散乱してるけど)エイリのベッドにお邪魔しているらしい。エイリのベッド、ハクには小さそうだけどねえ。そういえば、漆黒ノ章でも、たまたまハクのベッドに二人で寝ていて、ドアを開けた人に失礼、と慌てさせたことがあったよね。
 

 

ハクの兄かもしれない人の話とか、白崎と悠里の友達★の話とか、評議会を抜けた二人の話とか、まだ謎が残っているけど、影青ノ章・ドラマ版はこれで終わり。(舞台版もいくつかあるけど、見られるのかな?)
 

 

★・・・どうも亡くなった子は、准斗の弟らしい。しつこいけど、准は

本当はさんずいです。