韓国発の世界的大人気漫画「未成年」第五話まで放送済み。
ああ、なるほど、原作はこのビジュアルなのね。確かに、実写キャストはこのビジュアルに似ているかな。原作を読むかどうかは、ドラマを見終わってからきめようか。
もうじき20歳になるそうだけど、水無瀬の本島純政君はまだティーン。(おっと、調べたらあっちゃんと誕生日が5年違いだった(^^;))18歳成年なら未成年ではすでにないけど、飲酒喫煙はまだ駄目というややこしい時期。(^^;)
相方の上村謙信くんは5学年違い。ふたり同級生という設定だけど、やっぱりちょっと大人っぽい。(私のブログでは、あっちゃん=増子敦貴くんです)
ドラマ中では、水無瀬仁(本島くん)は立派なマンションに毎日ひとり暮らしに近い状況で暮らしている。不仲の両親は別居のようで、父は芸術系の映画監督で家にいない。母は実業家なのか、海外に仕事で出かけることも。彼は母の望むように、いい大学にはいっていい会社に就職しようとしている。本当にやりたいことは何かまだわかっていないし、兄弟もなく、友人にもいまひとつ心を赦してはいないようだ。それに母の教えが、「友に迷惑をかけられるなら、友なんかいないほうがまし」というものなのだ。彼女は誰かにそうされたことがあるのだろうか。でも、困ったときに助け合えるのが真の友人ってものじゃないのかな?
そんな彼はまだ恋をしたこともないらしい。学校では不良と言われる蛭川晴喜が、外階段の踊り場で先生につかみかかっているのを目撃したが、常に傍観者でいようとする水無瀬はスルーして通り過ぎる。(もちろん彼のそんな暴行にはちゃんとした理由があった)
ある日、水無瀬は塾帰り(?)に、気になる物音がする方向に道を外れて入ってみたら、蛭川が中年男に殴られていた。それは出て行った妻にいら立ち、酒に飲まれた父親によるDVだったが、蛭川は意外にも抵抗も攻撃もしないのだった。放置できず、水を飲ませてあげるなど彼の面倒を見た水無瀬に対し、いつも遊び仲間とつるんでいる蛭川は別の表情(甘えている感じ)を見せ始めた。
どうも蛭川はふだんの仲間には怪我のことを内緒にしているらしい。(水無瀬にも口止めした)シャツを脱いで青痣だらけの背中にしっぷ薬を貼ってと頼むなど、スキンシップが多い。(;^ω^)
水無瀬は傍観者でいようと努め、友人からも蛭川と親しくするなと忠告されるが、裏腹に気持ちは彼に近づいていく。また怪我して行き場のない蛭川を見かけ、うちに来るかというと、「俺って可哀そうに見える?」「うん、可哀想」。その返事で蛭川は怒らないのかな、と思ったが、そうではなかった。彼はワンコのように何かと水無瀬に近寄ってきて、たいてい一人でいる彼のマンションにしばしばやってくる。実は蛭川は映画好きで、水無瀬の父・雨原の作品のファンだった。こりゃあ偶然とは言えないか。(^^;)
本当に安心できる居場所がない孤独な二人の魂が惹きつけあったのだろうか。ある日ともにビデオの恋愛映画を見ながら、「キスしたことある?」という話題になり、(そういう話題をふる蛭川に意図を感じるなあ)「どうせできないだろ、やってみろよ」という水無瀬にキスした蛭川。(水無瀬も正直言ってけしかけてるよね)水無瀬はとまどいはするけど、お前変だというくらいで断固拒否ではないのだった。うん、この辺ではすでに二人とも意識してるはず。蛭川は、自分で引っ張っておいて自分の上に倒れこんだ水無瀬に、「俺、襲われてる?」とか訊くし。水無瀬もそれに怒らないし。
その後日にも、水無瀬が「ずっと見ていたくなる」と評した俳優に嫉妬した蛭川が「俺よりカッコいい?」と言ってまたキスするが、それにも激しい拒否ではなかった。ただ、成績が下がってきたこともあり、蛭川から距離をとろうとし始めた水無瀬にまた近づきたくて、わざと父親に殴られて、雨の中マンションのエントランス前で濡れながら水無瀬の帰りを待つ蛭川だった。いじらしいなあ。( ノД`) 水無瀬はやっぱりそんな蛭川を家にあげてくれた。(前のブログ参照してね)
同じ班で林間学校に出かけた第4話。風邪をひいてハイキングにはいかず別室で一人で寝ていた(はい、BLあるあるですね。「矢野くん」にも登場したシチュエーション。←BLじゃないけど)水無瀬に、お母さんが俺が熱をだしたらいつもこれを買ってくれたと、ソーダ味のアイスキャンデーを持ってきた蛭川。(ここに誰かお邪魔虫が来ないかとハラハラしたけど(;´∀`))二人でアイスキャンデーを食べながら、「風邪って人にうつすとなおるらしいぜ」と水無瀬にキスする。(あ~こらこら、なんだか懐かしいエピソードだ、個人的に。(^▽^;)(;^ω^)(;^_^A)そして、もっとしっかりうつしていいよ、とお代わりキス。水無瀬がアイスキャンデーを持ったままだったので、融けた砂糖水が手に垂れていたのを舐める。キャー、ここまでいってて、そこにお布団があって・・・(〃ノωノ)・・・いえいえ、相手は病人です。そこまでで終わりだったようです。(~_~;)
その後、みんなと同じ大部屋で布団を並べて寝ていた水無瀬と蛭川は、布団から出した手を触れあっていた。もう完全に両想いだわね。「みなと商事コインランドリー」で、シンが受験するかもしれない大学の見学に旅行した湊とシンみたい。
水無瀬は売店で、アイスキャンデーモチーフの刺繍をしたハンカチを見つけた。(わざわざ二本ひと組のアイスキャンデーを刺繍しますかね?💦)それを看病のお礼、と差し出した水無瀬に嬉しそうにする蛭川、二人とも可愛い。(*^^*)
両親が離婚し、自分はアメリカに留学しないといけないかもしれない、とうつむく水無瀬。「留学なんて行きたくないよ」「行かないで」と抱き合う二人。水無瀬は、自分と彼との境界線が混じってしまえばいいのに、と思うのだった。完全にラブだね。
映画監督の父の新作上映会に招かれた水無瀬は蛭川と見に行った。水無瀬の家に来るときはいつもタバコ臭がしないように気を使っている蛭川は、やはりデート気分なのだろう、香水をつけてきた。(o^―^o)いい匂いがする、とクンクン顔を近づけて嗅ぐ水無瀬。
父の新作は、なんとBL、いやもとい男性同性愛をテーマにした作品だった。帰り道、水無瀬はぽつんと「俺たちも同性愛者なのかな?」と。蛭川は、「俺のこと好きって言ってる?」。ハイ、解釈は間違ってません。(^▽^;) お父さんもなぜこのタイミングでBL?いやもとい、(略)。
蛭川の母は別の男性と暮らしていて、小さな子供もいるようだ。正式に離婚できているのなら、蛭川父ももっと落ち着けばいいようなものだが、どうなんだろう。このお母さんも、傷だらけの息子を見て、勝手に喧嘩したのだろうと思い、「お父さんに心配かけちゃだめよ」などという、かなりおめでたい人だ。ということは、彼女は夫のDVのために出て行ったわけではないということになる。蛭川は母の家庭のために甘んじて暴力を引き受けているようなのだけど。
その母から、夫が出張でいないから遊びにきなさいと連絡がきた。前から時々そうしていたのかな。でも今回蛭川は水無瀬にいっしょに行ってほしいという。それを伝えるために、学校のプールに呼び出したが、二人ベンチに座っているあいだも手に触れているし、時間差で出ていこうと先に立った水無瀬を引っ張り寄せてキスした。「学校ではやめろ」と言われ、「学校では」とつぶやいてニマニマする蛭川。・・・じゃあ学校以外ではいいのね、って既に何度もキスしてるじゃない。(^^;)
次回は二人で蛭川母宅に遠出し、そして水無瀬宅に帰る予定。そして・・・?
前から二人が「純謙」と言われていることが気になっていた。いつもキスしかけるのは蛭川だし、ちょっぴり体も大きいし。「謙純」じゃないの?って。
でも、どうなんだろう、その謎は今度解けるのかな?
「俺、襲われてる?」というセリフとか、「可哀想」がOKなところとか、痛いのを我慢できるところとか、蛭川のほうが受けなんだろうか?
上の絵ではふたりの画力に違いがくっきり。( ̄▽ ̄;)
お互いを動物に例えると、上村君からみた本島くんは猫。ちょっとツンデレ。
本島君から見た上村君は犬。頭にあるらせんは、髪の毛にパーマがかかってるところなんだそうだ。(*´∇`*)頭に続くボディもいい加減だわねえ。(;´∀`)
とにかく仲良しの二人。バッドエンドに向かってる匂いもしているけど、ハピエン希望。タイトルが「未成年」なんだけど、まだ彼らはもっとちゃんと保護されるべき年齢なんだと思う。なのにいろいろと背負っちゃってる彼らが切なく哀しい。