BLドラマを見るたびに「推し」が増える。(^^;)困ったものだ。(;^ω^)
昨日も「恋二度」のフォトブックが届いた。とっても素敵。(^▽^)そのブログはあとで。「25時」のおかげで、葵汰君と新原くんも推しの中に入った。多分漫画だけならそんなにはまらなかったのかな。漫画も、ドラマが良かったからDLして読んだのだ。
テレ東は、あとで地上波ドラマをBSテレ東でも放送してくれることが多く、助かる。田舎にいるとテレ東の地上波放送はないから、TVerで見て、のちにBSテレ東での放送を録画する。今日も「25時」の録画を何話か見た。一番見返すのは最終話。わかるよね~。(^▽^)それまでの葛藤が報われる愛のあふれる最終話だもの。
下は、最終話(第10話)以外のオープニング画面。ポラロイドスナップ写真が次々に撒き敷かれるように現れ、鯨木の疾走感ある「赫赫」が流れる。
ドラマはよく作ってあった。白崎は、地方の大学(映研)を出てから上京し、駆け出し俳優として、台湾料理店でアルバイトしながらオーディションを受け舞台の仕事などを地味にやる生活を数年続けていた。なかなか芽が出ないけど、それでもちゃんとマネージャーの篠田さんがついている。(事務所はいってないのかな?仕事はマネージャーが取ってくるのだろうか?)カスハラを働く客にも毅然と対応する、まっすぐで道理を重んじる性格、言い換えれば融通はきかない。冒頭からこれがよくも悪くも白崎のキャラだということがよくわかる。そして、東テレ土ドラ25「昼のゆめ」の、既に決まっている主演・羽山麻水の相手役オーディションに臨む。街で人気俳優羽山の大きなCM看板を見て、女子たちが「顔がいい」ときゃぴきゃぴするのを聞き、「いいのは顔だけじゃねえし」とつぶやく。(これが、原作だと、すでに羽山の相手役に決まった白崎が顔合わせに参加するところから始まるのだった。)
オーディションでも、自分と役の拓海の共通点はないと言い切り、でもそれはきっとまだ見つけていないだけだから、拓海の事はもっともっと知りたいからこれから見つけていくと決意を述べるのだった。それが監督の心の琴線に触れたらしく、白崎は羽山の相手役を勝ち取る。・・・これはもう運命だったのだろうと、傍で見ている私など思ってしまうが。
一方超人気の割に、主演は初めての羽山。しかもドラマがBLだということもあるが、なんとしてもこれを成功させたいと静かに意気込むし、一方下積みが長くなった白崎は、これがダメならもうあとはないという気持ちがある。この二人は同じ大学の先輩後輩で、しかもどちらも映研だった。美貌の羽山は「客寄せパンダ」的な誘いで入部したのだが、演技の面白さに目覚めていき、彼の研究熱心さに周囲は気づかずビジュアルばかり見ていたが、芝居好きの白崎は羽山の演技に注目して、アンケートにびっしり感想を書き込む熱心さで、自分の演技にも真摯だった。白崎はだから羽山の俳優としてのファン第一号で、羽山も白崎に注目し、何かと目で追うようになっていった。・・・それって、やっぱり恋の始まりかな?(o^―^o)白崎が甘党なのもこのときから知っていた羽山。
極めつけがあれだ、就活に上京した羽山がモデル事務所にスカウトされた話をして、周囲の映研部員が盛り上がっているとき、「羽山さん、演技仕事しないんですか。どうかしてますね」と白崎が言い放った一言。学年が違うこともあり、白崎と羽山は交友がなくて直接会話したことがなかった。だが、羽山はこれを聞き、自分は心の底では俳優をやりたかったのだとはっきり自覚し、それに気づけたのは白崎のおかげだと思っていた。
第一話で自動販売機のコーヒーを羽山が白崎に買ってあげるとき、卒業後何年も経っているのに迷わず砂糖入りのボタンを押したのを見て、これはなにかあるんだなと思ったが、それは後でドラマと漫画で確認できたのだった。白崎は、羽山が映研の後輩だと自分のことを覚えていてくれたことに驚くが、「しゃべったことないのに」「いや、1回あるよ」というその1回が、「どうかしてますね」のあの一言だった。(;^ω^)
映研の部員ではないが、時々映研の手伝いをしていた羽山の学友・三原(篠原悠伸)。彼も重要な役割を持っている。客寄せパンダ的な扱いに対し、怒らないのかと羽山に問うが、羽山は人に外見を求められたなら別にそれに応えておけばいいと思っている。羽山の考え方・スタンスが、三原の言葉によって明らかになる。羽山の母(雛形あきこ:もとモデルで自分の美貌に自信を持っていたが挫折した)は息子の美しさにしか興味がない人だったし(「笑う時は歯を見せちゃダメ」って、それ自分の幼い息子に言う言葉かね?)実際昔から羽山は外見をほめられながら生きてきたのだ。
三原は、白崎の事を、全く何も包まずに「はい」ってむき出しのモノを差し出すタイプの「NO忖度くん」、一方羽山は何重にも包みすぎて、何が本当なのか自分でもわからなくなってるんじゃないかという。それじゃいけないのと羽山に問われ、どっちも生きづらそうだと三原。
第一話で、自分の恋愛経験の乏しさから演技に気持ちをこめられないのだと思った白崎は、ネット検索したらしく(←それはドラマでは出ないが)ゲイバーに潜入する。これは新宿二丁目にあるのかな。そこで白崎はカウンターにいた店員に「どこかで会ったことある?」と訊かれ、いいえと答えるが、そこでも何か伏線があるのだろうと思っていた私、あとで第7、8話あたりで確認。店員は三原君だったのだ。(@_@)
その三原君が羽山に、今白崎君が店に来たとラインしたので、(たまたま?)近くにいた羽山は思わず走ってやってくる。(だって気になっている白崎君が、知らない誰かにお持ち帰りされたら大変だもの💦)三原君、グッジョブ!
そこで羽山は、この作品にかけているから演技のために何でもするつもりだという切羽詰まった白崎に、思わずキスしたのだった。(「ああでもしなきゃ云々」というのは、言い訳。羽山のほうが先に白崎を好きだったみたいだ)
気になるのは三原君。だって、ゲイバーの店員(店長?)って、ノンケ(ストレート)では務まらないとは言わないが、なんでその仕事?それに、羽山にはこれまで浮いた噂がたたなかったらしいのは、何で?マネージャーの明野さんががっちりガードしてたから?(彼女曰く羽山は「『持ってきた仕事は断ったことがない』優良商品」だと。)
そして、三原と羽山は親友のようだ。もちろん、ゲイとストレートが親友になれないなんておバカなことを腐女子の私が言うわけはない。私はBL好きだけど、いったいどこでどんな風にBがLすることになるんだろう、と、作品に接すたびにいつも気になっている。「昼のゆめ」の女性監督(これはドラマのオリジナルキャラ)も、ドラマキャストとスタッフの顔合わせのあいさつで、人と人が出会って、そしてお互い相手のことが好きだとはっきり自覚するまでが恋愛ドラマだというようなことを言っていた。以前見た時にはそんなに心に残らなかったが、今見返したらズンと響いた。(やっぱり脚本には無駄なところなんてないよね(^-^;)
自分が相手と出会う前からゲイだと自覚していて、そしてその嗅覚でこの人もゲイだろうと感じてから好きになるというのは、「なるほど」なんだけど、ちょっとつまんないかも。(^-^; 原作を読んだら、羽山は自分をゲイだと自覚していて、白崎には早々と「大学の頃から、(君も)そうじゃないかなと思ってたんだけど、違った?」と訊くのだった。(・_・;)・・・その点は、ドラマのほうが好きだな。
(三原君も原作ではやっぱりゲイなのだった。羽山に気がありそうだけど、白崎君との仲を邪魔したりはしないのだった)
下は、二人が気持ちを打ち明け合って、本当の恋人同士になってからのポラロイド写真が散り敷く画面。歯磨きしてたりシャワー後ぽかったり、プライベート感があって、距離が近いなあ。第10話の後半で「赫赫」とともに現れる。その前に既にエンディングテーマの「東京ナイトロンリー」が流れてなかった?Melは「恋二度」のオープニング曲も手掛けてたが、BLドラマには、同じアーティストの曲が複数のドラマで使われること、あるよね。Ayumu ImazuとかRyu Matsuyamaとか。
気まぐれに更新しそうな「25時、赤坂で」の感想。その1でした。