2024 5月公開映画から | malaviyaのためいき

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徒然なるままに由なしことを書き綴るあやしく物狂おしい?ブログです。ガスぬき・・・かな・・・

5月は見たいものがなかなかたくさん公開されるようだ。ただし、商業映画館2館+自主制作や単館系の1館しかない地方都市で公開されるもので、私の興味があるものののみのご紹介を。
(GWの映画は4月のブログにも書いてあるし、毎回大ヒットのアニメ・コナンやドラえもん等は全く取り上げてませんのであしからず。)それにしても、実は見たい”キングオージャーVSドンブラザーズ OR キョウリュウジャー”の二本立ては、開始時間が朝から夕までの数回で、夜はないのだ。やっぱり子供と家族連れむけの設定なのだなあ。できれば子供のいない時間帯に、こっそり見に行きたいのだが。”X”に増子あっちゃんや樋口幸平くんのことを連日投稿している人に尋ねてみたら、その人は朝早くの回に一人で行って、同じように一人で来ている大人が多かったと教えてくれたが。(^^;)
 
公開日順に、3日「青春18×2 君へと続く道」「バジーノイズ」
 
これはいわゆる青春映画ですなあ。ノスタルジーにきゅんきゅんするかな。原作は読んでいないけど、ジミー・ライ氏の「青春18×2 日本慢車流浪記」。台湾の高校生ジミー(シュー・グァンハン)は、日本から来たバックパッカー・アミ(清原果耶)と合い、初めて恋をする。彼女が帰国するとき、ある約束をするのだが、18年経った今、ジミーは思い立って日本へ旅立つ。鈍行列車に揺られながら彼女の故郷へむかったジミーは何を知るのだろう?ほかに道枝駿佑、黒木華、松重豊ら豪華なキャストが出演し、監督も「余命十年」の藤井道人である。これは期待できそう。(実は、はじめ、JRの「青春18きっぷ」の話かと思ったのよね(^^;)いや強ち外れてもいないかも)
 
 
これは上のフライヤーのコピーどおりかな。「チェリまほ」「silent」の風間監督が今度はどんな胸キュン青春音楽映画を届けてくれるのだろう。おばちゃんσ(^^;)は、何を隠そう、ドロドロ恋愛よりも若い子たちのさっと恥じらう(じれっと)恋愛のほうが好きなのだ。「時雨の記」(渡哲也と吉永小百合だったか)のようなシニアの静かなのも悪くないけど、やっぱり将来の時間がたっぷりある人たちのもののほうが、見て爽やかでリフレッシュするんだもの。(;´∀`)
 
10日「VAUNDY (のワンマンライブツアー)replica ZERO」「トラぺジウム」「鬼平犯科帳 決闘」
 
 

 

 
これはまた、随分振り幅の広い作品群たちですねえ。
VAUNDYはご存じ今どき大人気のJ popグループ。そのライブ映像だろう。今どき人気のアーテイストのライブとなると、なかなか、ファンクラブに入っていたとしても参加できない。加えて仕事とか遠方だとかの諸事情もあるし。(私も「千と千尋・・・」は全滅だったし。仕事休んでいけば?というご意見もあったけど💦)こういう映画化作品があればいいよね。
トラぺジウムは、元アイドル(乃木坂)高山一実の小説のアニメ化。彼女は「ダ・ヴィンチ」でこの小説を連載していたそうだ。ストーリーは、15歳の主人公がアイドルグループを自ら立ち上げる話という。なるほど。(多分私は見には行かないな(^^;))
鬼平犯科帳は、これまで何度もドラマ化されてきた池波正太郎の人気時代小説。豪華なキャストの時代劇映画、今でも年に数本作られているが、私は結構好き。この3本の中で見るならこれかな。火付盗賊改方(通称火盗)の若者たち(同心)もかっこいい。長官の平蔵は松本幸四郎、若い時の平蔵の役は息子の市川染五郎がやるようだ。
 
17日「碁盤斬り」「ボブ・マーリーONE LOVE」「missing」
 
 

 

 
 

 

 

この日はまた、凄い。まず、「碁盤斬り」は、草彅君主演の「仇討ち」がテーマの作品。白石和彌監督で、キャストも清原果耶、中川大志、音尾琢真、市村正親らと豪華である。草彅君はなかなかいい役者だもんなあ。くしくも今月は時代劇が重なってしまったが、見たい。
ボブ・マーリーは、ジャマイカの音楽レゲエを世界に広めた人、という認識くらいしかなかったが、母国の政治的安定に彼が大いに関与したとは知らなかった。全米および14の国と地域で、公開初登場NO.1を記録しているらしい。私がレゲエの曲で初めて知ったのは、エリック・クラプトンの"I shot the sheriff"かもしれないが、これはボブ・マーリーのカバーだった。ほかには表題の"One Love""No woman, no cry"とかかな。これは見に行く予定。
「missing」は、幼い娘が突然失踪して、探し続ける夫婦とくに母(石原さとみ)の物語。今どきの事件らしく、哀しみ憔悴している家族の言動をいちいちマスコミやSNSが書きたて、増々家族は心を失くしていく。うちに子供はいないけど、想像するだにオソロシイ。もしも何かの事件の当事者になってしまったら、今は、そのことには無関係な暮らしのなかのあれこれもあげつらわれ、友人知人にすら迷惑が及びかねないのだ。これはある種のホラーではないだろうか。
ちょっと辛そうなので見ないかな。
 
24日「関心領域」「帰ってきたあぶない刑事」
 
 
関心領域は、先日のアカデミー賞で国際長編映画賞・音響賞を受賞した作品。カンヌ、英国アカデミー、LA映画批評家協会、トロントなどでも受賞した。あのアウシュビッツ収容所(ナチスがユダヤ人を虐殺した収容所のなかでもダントツ有名なところ)の隣に、普通に住んで普通に幸せに暮らしていた家族があったそうだ。壁を隔てたその二つの違いはなんなのか。本当に全く人は隣人に無関心でいられるのだろうか。これには「落下の解剖学」で主演女優賞をとったザンドラ・ヒュラーも出演している。見なきゃ、と思うけどこれもちょっと辛いかな。
 

 

 
こちらは「あぶない刑事(デカ)」シリーズ(通称あぶデカ)の、まさかもう作らないだろうと思っていたのにまたまた作っちゃった作品。(^^;)なぜ作らないと思っていたかというと、だって主要キャストのみなさん、いいお歳じゃないですか。浅野温子は私も歳が近いけど、当然若いときとは全然違うし、主演の二人は私よりもお兄様。いやさ、もうお爺様。(-_-;)まあ、今でもカッコイイけどね。柴田恭兵さんは先日終わったNHK BSの「舟を編む」で国語学者の松本先生を演じていたときは、髪も白くて本当に老学者の風情だったけど、今作ではヘアダイにサングラスで派手なスーツ着て、おやまあ、舘ひろしと並ぶとやっぱり「タカとユージ」だわ。(;^ω^) これは見たいな。
 
31日「からかい上手の高木さん」「告白」「マッドマックス・ヒュリオサ」
 

 

 

 

原作が漫画の「からかい上手の高木さん」は、今ドラマでも「怪物」の黒川想矢くんが主演で放送しているし、アニメもあったのかな。ドラマのほうの二人もとってもかわいいし、この映画でも高橋文哉くんと永野芽郁ちゃんが可愛い。白鳥玉季ちゃんと斎藤潤くんも出るようだけど、この二人が10年前の二人をやるのかな。ちらっとドラマを見たけど、西片君が高木さんをどうにかして驚かせてやろうと工夫しても、結局高木さんのほうが上手でからかわれてしまって、情けなくも可愛かった。これは見たい。
告白は、息詰まる密室サスペンス、いや心理ドラマ?友人の慰霊登山にいき、雪山で遭難した生田斗真と親友ジヨン。死を覚悟したジヨンは、慰霊にきたその女性は実は俺が殺したのだと告白する。それで死んでしまうはずだったのに、翌朝助かりそうになったことから話が動き始めた。わあ、スリリングだ。(・_・;)面白いかも。原作が「カイジ」の作者と「沈黙の艦隊」の作者だというしね。
 
マッドマックスは、面白そうだけど、シリーズを全く見ていない。友人(女性)には、メル・ギブソンのファンだという人もいるけど、今作の主人公はヒュリオサという女性。今作が「デス・ロード」に繋がる原点的な作品だというのだが、なにせ1本も見てないし、そもそも、ほこりっぽい道をバイクで疾走してバイオレンスで、・・・というのは趣味ではない。でもなんとなく興味は惹かれた。(^^;)
 
今月ちょっと忙しいのだけど、さて、何本見られるかな。
 
そういえば、私の同僚(お子さん3人のお母さん)が、アニメ「アイリス」のファンで17日に映画が公開されると喜んでいたけど、上にのせてない。猿が人間を支配してる世界の映画も載せてない。悪しからず。
アニメ「デッドデッドデーモンズ デデデデストラクション 後編」も、前作が結構面白いらしいが、載せてません。でも、公開されます。