そう、だいたい、最終回の前には混ぜっ返しがくるんですよね。💦
いつも読ませていただいてるブロガーさんたちのBLブログをROMするだけで、今作はやめようかなと思ったんだけど、ついつい4話から書いてしまってます。( ̄▽ ̄;)
長くてごめんなさい。(自分の感想は色を変えて紫にしています)
 
下の写真は、ふるさとの橋に座る高校の時の二人と大人になった今の二人。顔の向きが、気持ちの向いている方向を示しているみたい。
 
 
高校の時、駆け落ち寸前に、宮田君の(なつかしい)ガラケーに送られてきたメール。
「Dear 可哀そうな遊ばれただけの宮田君  私は君が駆け落ちする方に賭けてあげたよ」
from K ・・・その添付されていた写真は、裸の星澤先輩。(彼、杉咲花ちゃんに似てない?)
 
 
激しく動揺した宮田君は、そのガラケーを強く遠くへ放り投げた。そして泣きながら引き返し、駅で待っていた先輩に待ちぼうけを食らわせたのだった。・・・あのねえ、確かにこれは意味深なメールと画像だけど、誰だかわからない相手と星澤先輩と、どっちを信じるの?先輩に会って、写真のことを訊いてみたらよかったのに。この写真だって隠し撮り(なので状況は不明)*かもしれないのに。
 
さて現在に戻り、業績を上げているので、東京ビジネス社の副編集長になった宮田くん。後輩女性社員の指導係として、ワイナリーのオーナーの若き実業家杉本恭介氏の取材に同行した。後輩がインタビューするのを写真を撮りながらサポート。でもなんとなく彼の話していることがちょっと唐突な感じでひっかかる。「若さに任せて突っ走ってもだめ、愛するものを守るにはそれ相応の覚悟がいる」帰りに彼の傍らを歩きながら挨拶していると、ぐいっと引き寄せられ、耳元で「崇は君のものにはならないよ」と囁かれた。"Au revoir."「また会おう」と字幕がついたけど、普通に「さよなら」だと思うが。それに囁いたためにしても発音というかイントネーションに違和感があるなあ。後輩には「フランス風の挨拶」とごまかして去りかけた椙本だが、追いかけた宮田に、「あの写真見てくれた?」と。あれを宮田君に送り付けたのは椙本らしい。僕は君が来ると思っていた。でも結局その駆け落ち未遂事件のため、崇は養子に出されたんだ。
(それこそ白石役のアロハ君が石原蓮役で出てた「4月の東京は」みたいだわ。名家って、面倒ね)だけど駆け落ちって、たとえマイノリティであっても普通の高校生がする必要はないものだから、きっと星澤先輩のほうに家にいたくない事情があって、それに宮田君が付き合わされただけなんじゃないのかな?
 
 
夜、デスクでおみやげにもらったワインの瓶を眺める宮田。ラインで先輩に椙本さんは先輩の何ですかと尋ねようとするが、いやきっとセフレの一人に違いない、とやめようとする。え~、私にはそれがまたわからない。白石君のことといい、椙本氏のことといい、宮田って岩永のセフレに寛容?だって高校のときにあのメールで駆け落ちをやめて先輩をふったのに、そんな風にごまかしたりできるほど、先輩に対する気持ちは軽いの?(*_*; 逃げてるだけなの?そしてラインの会話を見ると、「君は寝相が悪いからお腹を冷やさないようにね」「先輩こそ」と微笑ましく仲良さそうなんだけど。
 
 
夜のレストランテラス席。(寒くないのかな?)シャンパンか何かを飲んで、どうやら岩永は宮田の副編集長就任祝いをやってくれてるらしい。真紅のバラの花束(99本らしい)を捧げるなんて、昨今プロポーズでもやらないが(岩永と黒沢優一くらいか(^^;))そりゃあお写真お撮りしましょうか、ってなるよね。
 
 
宮田も本当は嬉しいのだけど、色々と抱えてるから、最近ちょっと好きかなと思ってたけど、(大袈裟な演出に)また嫌いになりましたなんて言ってしまう。それにその花束にはリボンを結んだ鍵が貼り付けてあった。「僕と一緒に住まない?」しかし宮田は、「同棲とか、ちょっと無理なんで。前に一度失敗してこりごりです」(えええ、あのウブで可愛かった高校生の宮田君が、いつの間にこんなに経験豊富に?(;´Д`)しかもそれでも最近の彼女とは結婚する気だったの?)私も口あんぐりだけど、岩永も「君は天真爛漫に、元カノの話をするよね。」(・_・;)
宮田が返そうとした鍵だが、「遊びに来るときにでも使ってよ、今はそれで十分。」と。
 
 
 
 
椙本は岩永研究室を訪ねた。彼は星澤家の分家筋で、おそらく昔星澤家の造り酒屋を手伝っていたが、フランスでワインの魅力にとりつかれて帰国後ワイナリーを始めたらしい。ご立派におなりになって、兄や(にいや)はうれしゅうございますよ、と言いながら岩永のインティメイト・ゾーンに侵入して唇に触ったりするから、やめてくれと逃げられる。彼の来訪の目的は、崇の妹のレナ(字不明)が近く結婚するが、お婿さんが外国人で彼女も外国で暮らしたいため家を継げないから、母が崇に帰ってこいと命じていると伝えることだった。養子に出した張本人が帰ってこいとは自分勝手な。実家に帰る以外の事なら相談に乗ると言うと、懐かしい人に会ったよと椙本は宮田の名刺を見せた。「彼、美味しそうに育ってたね。味見しちゃおうかな」( ̄ー ̄)ニヤリ
・・・恭介さん本気で僕を怒らせようとしてます?
 
宮田が恐る恐るカギを持って岩永の家の前に立つと、飛び出してきた岩永に抱きしめられた。
どうしたんですか?何でもないよ。岩永センセ、心配だったのよね。キッチンにはA5ランクの甲州牛。実家(星澤、岩永、どっちの?)から送ってきたと。(私も半年だけ仕事で甲府に住んでたけど、つまり彼ら地元では「てっ!」「はんでめためたごっちょでごいす」「・・・なこったね」「・・・だあよ」と言う方言を喋ってたのかな?)
カレーがご所望だったようだが、この肉はカレーに向かないからと宮田に却下され、鉄板焼きの準備を始めた。高級そうなワインもあったがそれは椙本のワイナリーのものなのに気づく。
俺も取材で椙本さんに会いましたよ。彼は分家筋で僕の教育係だった人だよ。どんな教育だったんだか。嫌だなあ、僕の理解者で助けてくれていたんだ、過去の事だよ。過去ですか、気にしてませんよ。本当?やや乱暴に玉ねぎを切る宮田の目元に岩永がそっとキスをした。はっと思ったら、宮田の目が潤んでいた。「玉ねぎしみただけですよ」
 
 
 
「宮田君、可愛いね」「30の男に可愛いとか・・・お世辞でも嬉しいです」「可愛い」
ほんとうに、可愛いよ、宮田君。でももっと気持ちは素直に表したほうがいいと思うんだけどな。そして椙本はもしかして、思春期の崇の性的志向を察知して、ことあるごとに庇っていたのか?だって自分もそっちのほうだから。いやもっと言えば崇の手ほどきしてた?きゃあ。(;´Д`)崇と宮田の駆け落ち未遂なんて、周囲がそう事前に知りうることではないし、潰した黒幕は椙本。ばれた崇は養子に。(家を出たことは崇にとって悪いことではなかったのかもしれないけど)じゃあ椙本は崇に弟分として以上の愛を感じていたのだろうか?
さて、次の作を練った椙本。「俺は崇の本当の幸せを・・・」と呟くが、彼の本当の幸せって何なんだろう?そしてそれが君にわかるの?
 
宣戦布告はもうしてあるけれど、椙本は宮田にメールを送った。不穏な予感。
岩永の研究室。宮田と住む部屋を探しているのか、岩永の見るマンションの間取り図を覗き込んだ椙本。そこに宮田が登場した。岩永は驚くが、それは自分の記事の打ち合わせ場所を椙本が岩永研究室と指定したからだった。掲載予定ページの色稿を見せて話すが、かなり険悪。💦
 
 
そこで星澤家が崇を実家にもどそうとしていると告げた椙本。驚く宮田に、養子に出した張本人の母親は君と崇の交際を絶対に認めないという。岩永は、帰らないし部外者の宮田君を巻き込むのはやめてくれと言う。部外者?それはちょっと誤解される言い方じゃないの。宮田も十分関係者だけど。怒った宮田も宣言する。「先輩は俺の恋人です。」(おお、言ったぞ!(・_・;))「別れませんし、家族だろうがなんだろうが、先輩の人生を捻じ曲げることは許しませんよ!」いいぞ、よく言った。(^▽^)/ お母様には報告しますと去った椙本。
「宮田君」「なんすか」「愛してる」そう言った岩永、なんて表情。(←私が岩永沼の縁で足を滑らせて落ちそうだわ)(;´∀`)
 
 
「気にしてないと言いながら、ホントは焼きもち焼いてきてくれたの?」「確かめますか、ベッドで」おおー、しびれる展開だわ。(;^ω^)
 
 
宮田のベッド。眠っている岩永の鎖骨上に恋心と嫉妬の刻印のキスマーク💋をつける宮田。💦
 
これだけでは終わらなかった、さすが最終話の手前回。
休日なのか、岩永宅で二人で今度こそ宮田手作りのカレーを食べている。美味しい、毎日でも食べたいな、という岩永。高校生じゃないんだから、とセーターの襟をひっぱって見せたらしっかり赤紫のキスマークがついていた。子供っぽいって?ううん、可愛いよ。そこにドアチャイムが鳴り、椙本が崇の妹のレナを伴ってやってきた。玄関で、今恋人が来ているんだという崇。でもそんなこと椙本は想定内だろう。崇は妹との仲はいいらしい。結婚おめでとうと言うと、彼女は、実家になんか帰らなくていいわ、私はお母さんが赦せないの、勝手すぎるわと言う。僕がなんとかするから心配いらないと崇は言うが、どうしようというのだろうか。(他人から見ると、血筋にこだわらず優秀な人材を登用すればいいだけだと思うけど、なかなか昔の人はそうは思えないらしい(^^;))親にしてみれば自分が心血を注いで守ってきたものを子供に継いでほしいのだろうし、その気持ちはわかるけど、でも親として養子に出すってのはどうなの?*
 
お茶を出そうと岩永と椙本が立ち上がった。宮田も立ちかけたが、レナに呼び止められた。レナは、兄をよろしくお願いしますと頭を下げ、宮田はレナに、駆け落ち騒ぎで先輩とレナさんが離れ離れになったのは俺のせいなんですと謝る。レナは、愛してますよね、兄のこと?と訊いたが、宮田はなぜか即答できない。あんなに好きなくせに。レナは宮田と兄が愛しあっていれば、もうみんな赦そうと思っているに違いない。だって彼女も今家を出て愛する人と生きていこうとしているのだし。しかし、黙る宮田を慮って、岩永は「これから愛し合っていけるかどうか、今二人で探っているところ」だといった。「でも」とレナ。
「大丈夫だよ、僕が宮田君を愛しているんだから」・・・私、たまりませんのですが。(;''∀'')
 
 
二人が帰ったあと、宮田は「ごめんなさい」と謝るが、いいんだよと岩永。
なんだろう、責めて欲しかったのかな、宮田は。「またそんな顔を・・・」
そして口走ってしまった、やめてよね、口から一度出た言葉はもう取り返せない。(-_-;)
「俺たちもう別れたほうがいいんですかね?」をい!Σ(゚Д゚)
「そうだね」「え?」「一度距離をおこうか」
 
 
 
いつもいつも先輩は自分を突き放さなかったじゃないか。なのに、今度は。いや原因は自分にあるんだよ、宮田君。言いようもなく寂しいのはわかるよ。もう日が落ちた都会の帰り道で、川のフェンスにもたれて呟く。「先輩のことが好きです、ずっと。」(´;ω;`)
その言葉、ちゃんと伝えてよ、彼のためにも自分のためにも。
若さに任せて突っ走った結果がこれだって、気に病んでいてももうしかたないから。*
さあ次は、最終話。ハッピーエンド希望。多分、そうなるかな。4月9日20時半くらいから、インスタグラムとtik tokでろびまこ&アロハのインスタライブがあるそうです。よかったらご覧ください。
 

 

*投稿した後でちょっと変えたところはいつものように青字です。