3月のは2月中に書かなきゃと思っているうちに、もう・・・。(^^;)
確定申告、一年に一回なんだからもっとさっさとやればいいのに、やっぱり面倒で。でも、終わった。(^O^)これでせいせいしてブログも書けるし、映画もテレビも見られる。
早速いってみましょう~、今月は春休みがあるせいか沢山公開作があるけど、例によって私の住んでいるところではやらないものも沢山。
当地の公開日順に、3月1日:52ヘルツのクジラたち、アーガイル。
この作品は、絶対見たかったから、午後半日有休にして、(美容院に行ったあと)初日に行ってきた。平日午後なのでホールには女性が数人と男性(多分)一人。町田さんのこの小説は文庫が出るまで待ってから買って読み始め、実はまだ読み終わっていない。だから安吾さんの抱える苦悩がわからなかった。あごひげを蓄えていたのはそのためなんだろうなあ。でもなあ、ああいう決断を下さなくてもいいのになあ。そして、花ちゃんの演技力はもちろん素晴らしかったが、宮沢氷魚くんのあの少し度をこした部分、彼にしては珍しめの役どころだったが、様になっていた。小野花梨ちゃんも金子大地君も子役も、私が密かにファンの池谷のぶえさんも良かったが、井上想良君の名前がもっと前に出て来てもいいんじゃないの~?(-_-;)(というのは私の希望なんだが。予告編でみんなで居酒屋にいるとき、後ろのほうにちょろっと見えてます。花梨ちゃんの彼氏役なので。しかもね、テーブル真ん中のグリルの上には蛸さんウインナ―が乗ってるの。ここで「永遠の昨日」を思い出せる人は凄い!(^^ゞ)最後にちゃんとキナコに救いがあったのは良かったけど、安吾さんのお母さんが気の毒すぎないかな。
凄腕エージェントのアーガイルが謎のスパイ組織に迫る大人気小説「アーガイル」。その作者であるエリーは、実はインドア派で猫好きの女性だが、彼女の新作が実際のスパイ組織の活動とまさかの一致をしてしまい、誤解され狙われる身に。Σ(゚Д゚)彼女の前に現れた味方のスパイは、なんと猫アレルギーだった!( ̄▽ ̄;)と聴いたら見たくなってしまう。近近行こう。
3月8日:仮面ライダーギーツ、PLAY!~勝つとか負けるとかはどーでもよくて~、ゴールドボーイ
仮面ライダーギーツは、テレビでも見ていなかったし、春休みに特撮の映画が公開されるのは、昔(子供だった頃)を思い出して懐かしいな、くらいの感じ。じつは見にいく気はないんだけど、このライダーはデザインが割といいなと思っていたのだった。(何十作もあるからキャラデザインも大変だろうけど。)そして主演の二人が(簡秀吉くんと杢代和人くん)格好いい。簡くんは今「好きやねんけどどうやろか」の主演もしている。
PLAY!~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~は、徳島の実在した高専生をモデルに描く、eスポーツの全国大会を目指す若者たちの青春ドラマ。奥平大兼くんと鈴鹿央士君ていったら興味はわくけど、時間があったらね。
ゴールドボーイは、中国(?)の大人気ドラマの舞台を沖縄にうつし、狂気の殺人犯(岡田将生)と、殺人を目撃して彼に頭脳戦を挑む少年たち3人のサスペンス。彼らは貧困や家族の問題を抱えていて、殺人犯からお金をゆすり取ろうとする。少年法のおかげで捕まらないだろうと。
そんなにうまくいくだろうか。面白そうではあるが。
3月15日:変な家、恋わずらいのエリー、DUNE 砂の惑星 part2
こういう少女漫画の実写化、ちょっともう私の年令に合わなくなったんだけど、興味をひかれたのは下の段の真ん中、西村拓哉くん。ワンルーム・エンジェルで初めて知ったが、これからどんどん出てきそう。で、この映画は、脚本がドラマ「チェリまほ」のおかざきさとこさんで、監督が「ポルノグラファー」や「絶対BL」の三木康一郎さんだったのが面白そうだな。(見に行かないけど)
DUNE 砂の惑星 part2
2,3年前にDUNEを見て、ティモシー・シャラメのニュアンスあるイケメンぶりに続編希望だったが、(だって興行収入が悪ければ続編は作らないという噂だったので(;^ω^))無事作れて公開の運びとなってよかった。いかにも続きがありそうなのにその先ができない、見られないのって、いやだもの。ただ、制作費は相当かかるだろうなあと思ってはいた。STAR WARSほどのスケール感はないけど。昔よりも(スタジオに模型やセットを作るよりも)VFXで少しはその辺良くなったのかな、それともさしてかわりないのかな。ティモシーとカップルになるのはゼンデイヤ。(スパイダーマンでおなじみ)民族を超えた愛なのね。そして今度こそアトレイデス家とハルコンネン家の宇宙を巻き込んだ全面戦争になるなんて・・・いやこれ、場所と時代は移ってるけど、シェイクスピアの悲劇の戯曲みたいなものなのでは?(・_・;) 一作目は見ているから、これも見に行く予定。
3月22日:落下の解剖学、デッドデッドデーモンズ デデデデデストラクション前章、四月になれば彼女は
落下の解剖学は、すでに他の地域では先月公開されていたが、当地ではやっと公開が決まってほっとしているところ。見た人のレビューブログを読むと、結構突っ込みどころがあるらしいけど。山中の家の二階から男が落下して死亡し、家にいた男の妻に殺人容疑がかけられたが、これは事故か自殺か殺人なのか?妻・サンドラ役のザンドラ・ヒュラーの演技が圧巻らしい。
デデデデ・・・は、幾田りらとあのちゃんが声優をつとめるので話題。地球を侵略にきたものとJKたちの戦いだということだが。浅野いにお原作の漫画のアニメ化。
「四月になれば彼女は」は、同名のサイモン&ガーファンクルの歌があるので、それを本歌取り?して、いやリスペクトしてというほうがいいかな、書かれた川村元気の小説が原作。ただ、知ってるけど読んでません。(;^ω^)佐藤健の俊は、長澤まさみの弥生と結婚目前だったが、彼女は「愛を終わらせない方法、それはなんでしょう?」との問いを残して失踪してしまう。そんな折に、俊の初恋の相手である春(森七菜)から10年ぶりに手紙が届く。彼女は写真を撮りながら世界中を旅して歩いている人だった。過去と現在、日本と海外が交錯しながら、愛する人を探す四月が始まる、と。・・・そうか、勝手に4月公開の作品だと思っていたけど。(^^ゞ彼女の名前も弥生だしね。主題曲を藤井風が担当しているのも魅力。(音楽は小林武史)監督は数々のミュージックビデオを作ってきた人らしい。
3月29日:ゴーストバスターズ フローズンサマー、オッペンハイマー
ゴーストバスターズは、アイヴァン・ライトマンの作った第1,2作しか見ていない。これは4作めかな?ポスターを見ると、上の7人の左から3人まで初代ゴーストバスターズが出ていて懐かしい。(^^;)真夏のNYのオカルト鑑定店にもちこまれた骨董品が、すべてのものを一瞬で凍らせる史上最強ゴースト「ガラッカ」を封印していたゴーストオーブだった。封印を解き放たれたガラッカのためにNYが突如氷河期さながらになってしまう。そしてゴーストバスターズのお化け退治が始まる。
オッペンハイマー。これがなかなかの問題作で超大作なのだ。例の「マンハッタン計画」に参加して、原爆を作った科学者のオッペンハイマーであるが、実際に使用された原爆のあまりの破壊力と惨状に深く苦悩する。敵はヒトラーだったのだが、時代は動き、じきにソ連も核爆弾の開発に成功、世の中は米ソ冷戦時代に入る。そしてアメリカでは「赤狩り」、すなわち共産思想の排除運動、そういう思想を持っている人へのいわれなき弾圧が始まった。そのためオッペンハイマーはさらに時代に翻弄される。監督はクリストファー・ノーランで、すでにゴールデングローブで最多5部門受賞、アカデミーでも最多13部門にノミネートされている。
主演のキリアン・マーフィー(「麦の穂をゆらす風」にでていたときは若かったなあ)、他にもロバート・ダウニー・ジュニア、ケネス・ブラナー、マット・デイモン、ラミ・マレック、マシュー・モディン等々、すごくもったいないくらいの俳優陣が脇を固めている。これは見に行かなくちゃ。例の「バービー」騒動もこれと関係している。
さて、他にも「マイホーム・ヒーロー」とか「18歳のおとなたち」とかいろいろあるけど、とても見切れず紹介しきれないので、この辺で。
皆様楽しいムービーライフを。