君には届かない 最終話

これまで特には書いてこなかった「君ない」だけど、今回は幸福感溢れる最終回。写真がいつもうまくとれないけど、書きたくなった。
まず、これまでの(見てきた人にはわかるでしょうけど、)あらすじを。
 
幼馴染のヤマトとカケル。背が高くイケメンで成績もよく、スポーツもでき、女子の憧れのまとの大原倭斗(ヤマト)と、小柄で成績もスポーツもそこそこだけど、明るくて親しみやすくて親切で、いつも友人に囲まれている芦屋架(カケル)。ヤマトが女子に告白されてもいつも断っているのは、人見知りだからだけではなく、かなり前から密かにカケルに恋しているからだった。そのことにはヤマトの妹のミコトと、クラスメートの保坂と雨宮は気が付いているが、カケル本人はわかっていなかった。
 
それでムズキュンなすれ違いが様々おこってきたが(BLあるあるね(^^;))熱い思いを正直に告白したヤマトに、カケルは正面から答えようとし時間をもらった。そして、やっと先回、自分のヤマトへの気持ちを自覚したカケルは、ヤマトに返事しようとしたが、にわか雷雨に邪魔されて、風邪をひいて寝込むことに。(^^;)雨に濡れて熱出して寝込むとか、頭ぶつけて記憶を失うとか、それもBLあるあるだわね。
(;´∀`)
 
カケルはヤマトに相応しくなりたいと勉強を頑張り、成績が上がった。そして学校内には例の「向坂デー」(バレンタインデーの向坂高校版で、クリスマスぼっちを避けるためにできたらしい)以降、カップルがうようよ。カケルはヤマトとクリスマスイブを過ごそうと、前回散々だったデートのリベンジに誘った。
 
しかし当日、ナンパ男に絡まれていた他校の知り合い女子(カケルとカップルになりそうだった茜ちゃんの友達)に遭遇したヤマトは、カケルだったら見て見ぬふりはしないだろうなと思い、彼女を助けた。そしたら、彼女がヤマトについてきてしまった。(もう、押しが弱いのか、ヤマト?(-_-;)「僕これからデートなので失礼」と言って断ればいいのに、「カケルと待ち合わせしてる」なんていったら、相手が調子に乗ってついてきちゃっても不思議はないよ💦)
 
一緒にカフェのテーブルについて、しかもヤマトの隣に座って、イブに待ち合わせなんてあんたたちほんとに仲いいねえ、どういう関係なの?と無遠慮に訊く彼女。ヤマトはつい「幼馴染・・・?」と言ってしまうが、カケルは今日こそヤマトに返事しようと思ってきたので、「俺は帰る」と言って席を立った。でも、走り去るカケルをヤマトは追いかけてきた。転んだカケルに追いつく。
 
 
「俺、ヤマトのことになるとワケわかんなくなっちゃって、今日だって凄い楽しみにしてたのに結局カッコ悪いとこばかりみせて。」「そんなことないよ、俺もそうだったから。自信がなくて逃げてばっかりで。でもカケルを好きになってよかった。~略~」
 
 
カケルの頬にふれて、「なんで泣いてるの?」「ヤマトが、好きだから。」そう聞いたヤマトは、カケルを大事そうに抱きしめた。
 
 
 
「やっと、捕まえた・・・・俺のために泣いてくれて、ありがとう」と自分も涙をこぼすヤマト。でも、カケルにキスしようとしたら、カケルはくしゃんとくしゃみをした。・・・おっと、「体感予報」のダヨちゃんみたいだわ。(^^;)思わず笑ったヤマトは、そこで止めて、カケルを自宅に誘ったのだった。
 
ヤマトの家で、お風呂に入ったカケル。あがってからは、ヤマトがカケルにドライヤーをかけてくれた。私はやってもらったことないけどね、最近はこれが当たり前なのかな。(^^;)
着てるのはヤマトのシャツだから、カケルには大きい。
 
 
カケルの髪はふわふわだね、と触ると、カケルは、「くせっ毛だからな、すぐ寝ぐせついて大変なんだから」「俺は好きだよ、カケルの髪」「何言ってんだよ、ヤマトはこんなきれいなストレートなくせに」とわしゃわしゃ触る。まあいいわね、イチャイチャ。(^▽^)
好きって言ってくれて嬉しかった。だから離したくなくて寒いの口実に家に誘った、とヤマト。「俺も一緒の気持ち。まだ離れたくない。」とカケル。そしてまたぴったり寄り添う二人。
いいなあ、ずっと見ていられる。可愛くて。(o^―^o)(写真が悪いのは赦してね💦)
 
 
これが大人の男女だと、むむむ、どうにかなっちゃうんでしょうか。(・_・;)この二人はどうだったんだろう?
いきなり翌日(?)、誰もいないな、俺たち一番乗り~と登校したふたり。いつもの席に座ると、三学期席替えすんのかなと。ヤマトの後ろだからこの席が好きだったという話をしていたら、ヤマトはカケルの手に手を重ねた。誰か来ちゃうよ、と慌てるカケル。すると、
ヤマトは窓のカーテンを引っ張ってその後ろに二人で隠れた。だんだん大胆になるね、ヤマト。

 
「じゃあ、これならいい?」と。でもやっぱりBLあるあるで、「おはよ~」とのんびりした声とともにガラガラ扉があいて、日直の子がやってきた。慌ててカーテンから出る。( ̄▽ ̄;)
 
 
でも、急にカケルに疑問が湧いた。「あれ、俺たちって、付き合ってるの?」
そんなこと別に気にしなくても、間違いなくそうじゃないの、と思うのだが。
気もそぞろで玄関の掃除をしていたカケルは、「え~、付き合ってないの?」「このままの距離感が心地よいっていうか、付き合ったら別れるかもしれないじゃん」という女子たちの会話に耳ダンボ。そして、すのこから足を滑らせて足首をひねってしまった。(-_-;)
 
ヤマトったら、衆人環視の中、カケルをおぶって保健室に行った。カケルは恥ずかしがってるけど、ヤマトは「俺がこうしたいんだよ」、でもカケルもまんざらでもなさそうだな。(^^;)ヤマトが処置してくれて、「寝不足だし、俺寝てこうかな」とベッドに腰かけたカケル。ヤマトも寝不足。それは朝おきたらカケルの気持ちが変わってないかなと心配だから、寝られていないらしい。(どんだけ~?(-_-;))
 
そこでカケルは真面目に「ヤマト、俺とつきあってください。時間が経てば忘れるような気持ちなら、こんなに悩まなかった。ヤマトのことほんとに好きだから、ヤマトの特別な人になりたくて」嬉しそうにはにかんだヤマトは、「俺も一緒の気持ち。カケル、俺とつきあってください」「はい」そして笑いあった二人の可愛いこと。(*^^*)カケルは、付き合うと言うことの重みをちゃんと受け止めたんだね。
 
 
 
ヤマトは、さっとベッド前のカーテン(また(^^;))をひいて、カケルを押し倒し、「ずっと、こうしたかった」とキスした。驚きながらもヤマトの手に自分の手を重ねて受けるカケル。
ヤマト、修学旅行の時渡月橋でカケルにキスして、しっかり保坂と雨宮に目撃されていたのに、具合が悪くて覚えていなかった(残念!)。だからヤマトにとっては初めてのカケルとのキス。キスもハグも、このふたりはお互いいつも初めてはこの相手となのだ。
 
 
そこに戸を開ける物音がした。やめようとするカケルだが、ヤマトは動じずにまだキスを続ける。開き直ってるヤマト、強いな。いやもう、想いが強くてやめられないんだろうな。「美しい彼」のプロポーズシーンのような、幻想的な白い光の中の白シャツのふたり。
 
 
ムラセン(担任の先生)が来てカーテンをあけたときには、ヤマトはベッドの縁に腰掛けて、カケルは目を閉じて寝ていた。「大丈夫か?」「具合悪いみたいで」「じゃあ少し寝かせておくか」とムラセン。ヤマトは、そっとカケルのおでこにキスして出て行った。うん、また「チェリまほ」を思い出したぞ。(^▽^)
 
 
テーマソングが流れてきて、最終回のエンディング。一緒に下校している感じの二人。モノローグ。
ヤマト:君にはきっと届かないと思ったこの気持ちは、いつか痛みに変わっていった。でも、君がこの痛みを幸せに変えてくれた。
カケル:きっといろんなことがあると思う、喧嘩をしたり、泣きたくなったりするかもしれない。でも、そのたびに伝えたい。
ヤマト&カケル:「この気持ちが、君に届くように」
 
 
はぁ~、可愛い(特に超特急のハルくんのカケルが)。やっぱり、BLはハッピーエンドが好き。特に、こんなDKくんらの可愛いカップルだと。爽やかで、行きすぎなくて、良かった。円盤買うかというと、ちょっと微妙だけど、良かったなあ。原作はまだ続いているから、この先の二人についてまだ読めるのが嬉しい。そして脚本は、上手にまとめていたなあ。
ドラマシャワー枠じゃないけど、これを放送してくれて嬉しかった。彼らの事務所のLDHとEBiDANはBLに理解があるのかな。(ジャニーズがやったら洒落にならないってことだろうか?💦高天はよかったけど)・・・ていうか、これは普通の青春ラブストーリーだよね。
 
付け加えたところはいつものように青字です。