今のドラマシャワーは、これまでの恋愛中心のBLではなく、もっとなんというか文芸的な、ヒューマンな物語を原作としている。(ほんのちょっとだけ生前の天使にBLが絡むけど)
 
もう昨日の回で第4話。これまでを簡単にまとめると、ちょっとグレていた時期があって、そのため普通に就職ができない主人公幸紀(こうき)。過去にうっかりヤバい仕事に手を出した時に、巻き込んでしまった弟をヤクザに引っ張って行かれるのを止められなかった、苦い過去を引きずっている。彼は別にキレ易い血の気の多いたちではないが、いやむしろおっとりもっさりして優しいのだが、そういう過去に触れられると相手を叩きのめしてしまう。(-_-;)
そんな彼が勤めていたコンビニの裏で喧嘩して、相手に刺されて搬送され、しばらくして退院してアパートに帰ってきたら、なんと少年の姿の天使が居候していた。\(◎o◎)/!

なぜここに現れたのか、幸紀とどんな関係なのか、天使が記憶喪失なので(^^;)わからないのだが、天使は翼があるのに飛べないので、幸紀は彼を追い出すことなく食事を与え同居する。天使ってお腹すくの?トイレどうするの?服を着るとき翼はどうするの?・・・などといろいろ疑問はあるが、さておき。(;^ω^)

天使は繊細で、外出した時などに他人の負の感情を感じ取ると、白い翼から羽が抜け落ちるのだ。あまりに翼がやせ細るとますます飛べなくなると懸念されるが、彼は幸紀といると、ほぼ大丈夫なのである。一方幸紀は幸紀で、寂しかったり切なかったりするときに、一緒にいる天使が適切な励まし、というか、自分が一番欲しかった言葉をくれるのだった。

 

先回は、ケガして職も失った幸紀の様子を見に、幸紀の母で地方で水商売をやっているありさが上京して、貯めた家賃など払ってくれた。サバサバして柄が悪くてとびきり美人で脚が長い、ハセキョー(長谷川京子)のありさ、かっこよかった。もっと見た目がありさに似れば、幸紀の人生も変わってただろうに。(^^;)ありさのお金で、天使が欲しがっていたスマホを買った幸紀だが、天使はそれで、幸紀が刺された同じ時刻にその場所で飛び降り自殺した少年がいたと過去ニュースを検索して知った。

 

幸紀のアパート。エアコンはあるが、電気代をもったいながってつけない。暑さにダレながら。どっちが食事の支度をするか、じゃんけんで決めようとする。ズルした天使が勝って、やっぱり幸紀が用意することに。天使は色白だけど、顔は髭もなく(まあBLあるあるね💦)白っぽいファンデを塗って、よりそれらしくしている。そういえば、すね毛も全く目立たなかったなあ。

 

 

そうめんを茹でる幸紀のそばに寄って、涼しくしてあげようと落語の怪談を語り始めるが、怖がりな幸紀にとめられた。(「その顔で怖いんですか!?」と天使(;^ω^))そしてなぜか流しそうめん。(・。・;(これって原作にあったっけ?)

 

 
幸紀が職探しに出かけたすきに、天使は幸紀の働いていたコンビニに出かけ店長に話を聞こうとするが、無視される。あたかもそこに誰もいないように。
 
 
天使は誰に話しかけても全く無視されるので、自分が幸紀以外の人には見えないし聞こえないのだと気づいた。部屋に戻り、以前の服(白い学生服のようなもの)に着替えても何も思い出さず、落ち込んでいると幸紀が帰ってくる。幸紀はいつも天使に欲しい言葉をかけてもらうが、今の天使にかけてあげる言葉が見つからない。翌日一緒にコンビニに出かけ、店長(おいでやす小田)に、路地裏で幸紀と少年を発見したときのことを聞いた。すると、飛び降り自殺した少年の父は、いつも遅くに煙草を買いに立ち寄る高科さんだという。
 
 
高科さん宅を訪ねた二人。お父さんにも天使は見えなかった。でも、その家には紛れもなく生前の天使らしい写真が。
 
 
彼は遺書を残していたらしい。天使はこれでもまだ記憶を取り戻さないが、でもお父さんが落語好きで、いつも天使に落語を語って聞いてもらっていたとのこと。天使がすらすらと落語を語れるのは、きっとそのことは覚えているからなのだろう。
 

帰り道。天使はとぼとぼと幸紀の前を歩く。まだ何も思い出さないので、他人事みたいなんですけど、あの人(高科さん)が寂しそうだったので辛いと。

 

 
天使に触れると、羽がぱらぱら落ちた。そんなにあなたが落ち込まなくても・・・。でも、強がる(?)天使を幸紀はハグした。
 
通りかかった親子連れの子供が、(天使が見えないので)「ママー、あの人」と言いかけたが、母親に引っ張っていかれた。(^^;)「ここは人目がありますよ」と天使。そんなの構わない、と幸紀。そういう開き直り、好きですよ、と天使。・・・これって、BLとは言いませんよね?
 
 
 
 
夜、幸紀は夢にうなされていた。天使は思い残すことがなくなったら、俺を一人にしていなくなってしまわないだろうか。床にちらばった羽を集めながら、見えていない天使に、(戻って)掃除手伝ってくれよ!と叫ぶ。
 

 
でも、目覚めたら天使が隣で見守っていた。天使のために新しい布団を買ってやっていたのだからそっちで寝ろよと言うが、今夜はこっちで寝ます、と幸紀に添い寝する。僕が人の気持ちがわかるの知ってるでしょ(不安で寂しいんでしょ)?。
 
 
 
そして次回は、天使の学校でいったい何があったのかが描かれるようだ。これで謎が解ける。
 
さて、まだワンルーム・エンジェルが始まったばかりの頃に、既に次のドラマシャワーの「佐原先生と土岐くん」の宣伝が始まった。こんなに早く次回作の宣伝する?と不思議だった。その作品の原作マンガは知らなかったので、探したらpixivコミックでWEBで読めた。ところどころ欠けてるけど。 
 
 
体育教師の佐原先生の担任クラスに土岐くんがいる。彼らのビジュアルを見たら、佐原先生はイケメンで、土岐くんはやんちゃな感じ。最近TVを見ていて気がついたが、佐原先生役の岐州匠  君は、「どうする家康」で家康の側室の子で養子に行った結城秀康になっていた。あ、綺麗な秀康だなと思ったら(だって以前の戦国時代ものだと、そうじゃないこともあったんだもの)、佐原先生だった(^_^;)。かれもジュノンボーイから戦隊ものというパターンを通ってきたんだね。そしてピュアなヤンキー土岐奏くん役の八村倫太郎くん(WATWING)は、先日(小宮璃央くんが出ていないかなと思い(^_^;))「呼び出し先生田中」にチャンネルを合わせたら出ていたのを発見。小宮君も小西詠斗くんも見られてラッキー、&、面白かった。かれは「君の花になる」の劇中ボーイズグループ「8LOOM」のメンバーで、SABAKANにも出てたんだね。どっちも見たけど、いわれてみれば、くらいしか覚えてない。すみません。m(__)m
 
今年はこれまでちょっと刺激的だったドラマシャワーも、この秋はほっこり系でいくようだ。でも私はそろそろ、ドラマシャワー枠が来年(3年め)も続いてくれないかなあ、と期待し始めているんだけどな。

ちょっとだけ付け足し。「君となら恋をしてみても」で、好青年というか爽やかな龍司を演じた日向亘くん、「どうする家康」では真田信繁(幸村)を演じていた。いい感じだったな〜。