先週放送した体感予報第6話。
漫画の仕事がなくなって、無職になったとアイデンティティの危機に陥ったダヨちゃんは、同人誌漫画家の万さんから誘われた仕事に乗る。つまり、瀬ケ崎とダヨちゃんの恋愛模様を別のキャラクター設定(ニュースキャスターと少女マンガ家)で漫画化する万さんに、ヒントの提供と作画のお手伝いをしてほしいというもの。万さんの仕事場(自宅)につめないといけないし、締め切りが迫ったら徹夜もあるかもしれない。ダヨちゃんは瀬ケ崎に、新しい仕事で編集者と社で打ち合わせする、忙しいので泊まり込みもあるかも、というのを外出の口実にした。
しかし、昨日(?)仕事がなくなったとあんなに落ち込んでいたのにそれはないだろうと思った瀬ケ崎と言い合いをして、断固として外出したダヨちゃんのバッグに、瀬ケ崎はGPS装置を滑り込ませた。つけられてるのに気づかないダヨちゃんに、瀬ケ崎は、「あいかわらず歩くのおせーな。」
万さんの家には、万さんのご主人(4コマ漫画だけど作品が映画化もされたれっきとした漫画家)もいた。彼は原作ではほぼ登場しないけど、ドラマでは出てくる。(あ、待ちきれなくて電子で読んじゃいました。(^^;))ご主人は水石亜飛夢くん。「花は咲くか」では主人公のいとこの竹生役、「オールドファッション・カップケーキ」では野末さんの部下の役(眼鏡かけた子いたでしょ)、そして後で書くけど、今年封切りしたゲイを扱った映画「老ナルキソス」では、売りセンの子を演じている。なかなかBLとは縁のある役者さんだけど、戦隊ものにも出て、「永遠の昨日」の小宮璃央くんがレッドを演じた「キラメイジャー」ではキラメイ・ブルーだった。このときキラメイ・イエローは、「猫屋敷君」でアイドルグループ「シャイニー・スマイル」のリーダーを演じた木原瑠生くんだった。うん、みんなキラキラしてる。戦隊もの⇒BL作品への出演は、今やボーイが芸能界で成功する足掛かりなのよね。
瀬ケ崎の気持ちになってセリフを考える?そういえば自分だって、自分の気持ちを言語化することがあまりないな、とダヨちゃんは考える。(それがいけないんじゃない?(・_・;))そして瀬ケ崎と出会ったころを思い出す。大学2年の時、学食で一人食事していたダヨちゃん(友達とつるまない性質らしい)は、華やかな上級生の一団が向こうのテーブルについたのを見かけた。そこにはダヨちゃんの目を奪った特別な存在、綺麗で輝いているような瀬ケ崎が混じっていた。この世界で一番好きな造形とダヨちゃんが思っている瀬ケ崎の顔。ダヨちゃんは急いで購買でスケッチブックとデッサン用鉛筆を買ってきて、瀬ケ崎をスケッチし始めた。
友人に囲まれて談笑してるけど、なんだかアンニュイな表情の瀬ケ崎をダヨちゃんはそのまま描きうつした。でも、描くためにチラチラ見たから、先輩学生たちはダヨちゃんに「ぼっちくん」「仲間に入れて欲しいのかな?世の中そんなに甘くないぜ」みたいなことを言っていた。やな感じ。「美しい彼」の平良と、清居の取り巻きたちみたい。そしてある日、キャンパス内でまた彼らと遭遇したダヨちゃんは、なりゆきで彼らのパシリをすることになった。ダヨちゃんとしては、絡まれるより進んでパシリするほうが気が楽だったので。
でも、買い物して帰ってくるダヨちゃんが歩いていると瀬ケ崎が来て、一人では大変だろうからと荷物持ちを手伝ってくれた。「歩くの遅いって言われない?」「よく、言われます。」
「君、名前は?」「よう。葉っぱの」「俺は」「瑞貴さん、でしょ。そう呼ばれてたから」
「パシリやらされて、楽しい?」と尋ねる瀬ケ崎に、「あまり・・・。瑞貴さんは?」瀬ケ崎は、ダヨちゃんの右の耳元に口を近づけて、ウィスパー・ヴォイスで「全然楽しくない」。いや、その声、色っぽいです、反則です。(^^;) 原作によると瀬ケ崎は、生まれも良くて賢くて運動もできて美形なので、何かすると目立ちすぎてこの社会ではむしろ不都合だから、なるべく黙って微笑んでいるという処世術を身に着けたようなのだ。瀬ケ崎とダヨちゃんは仲間に買い物を渡すと、「この子お腹痛いって。ひとりじゃ心配だから送ってくわ」と、二人でエスケープしたのだった。そのあとも図書館で会ったら声をかけてくれるなど、何気なく瀬ケ崎はダヨちゃんとつながりを持っていた。
さて万さん宅。「一休みする?」とご主人がビールとつまみをもって隣にやってきた。初めてご主人がダヨちゃんを家で見た時、ダヨちゃんは万さん(エロ漫画家)の絵のモデルとして変なポーズをしていた。主:これって、あのときのポーズ?ダヨ:それです。(;^ω^)💦それから二人で冗談で、「滅茶苦茶にしてやる~」などと言いつつきゃあきゃあ笑いながらポーズをとって遊んでいたのだが、そこに待ちきれなくなった瀬ケ崎が乗り込んできた。\(◎o◎)/!
初めてこんなフキダシが出てきたが、このあたり、原作も登場人物も漫画らしいなあ。(^^;)
「ちゃんと話してなくてごめんなさい」と謝るダヨちゃんに、「俺と比べてあいつのどこがいいの?」と、完全に嫉妬から誤解している瀬ケ崎が訊く。ダ:「あの男?」誰だろう。(瀬ケ崎は、万さんのことも「あの女」呼びしてるからなあ)「しいて言えば…優しいところかな」とダヨちゃん。「話をじっくりと聞いてくれる」。ふーん、と気にしないようなそぶりの瀬ケ崎だったが動揺してるよね。家ではダヨちゃんがカバンからGPSを見つけて驚くが、ちゃんともとの場所に返した。あるの、知ってたんだね。そのあとのエブリデイ・ウェザーでは、もうひとりの女性キャスターが、わざと伊達眼鏡をかけて登場。それに対して変に意識しているような(ご主人眼鏡だったもんね)瀬ケ崎だった。
さて、今日の深夜は第7話。増子君一押しの、瀬ケ崎からみた恋のはじまり回のようだ。例の「まずいカレー」が出てくるね。あ、22時からせがだよインスタライブあるそうですよ。
さて、水石君だが、「老ナルキソス」では彼氏がいるけど売りをしている若者の役を演じている。監督はカミングアウトしている人じゃなかったかな?この映画は、主人公の老ダンサーがみつかればそれで成功すると思われていたが、ぴったりなキャストをみつけた。肉体の老化を受け入れていくことは寂しく辛い。ましてや友も少なく伴侶もいないナルシシストなら特に。
この水石君、魅力的でしょ。ストーリーは詳しく知らないし、こちらでは上映館がない(まただよ!ヽ(`Д´)ノプンプン)ので、配信待ちかな。