つい今日解禁された情報。私はインスタグラムを見に行って知った。
10月19日から始まるのは、はらだ氏が原作の漫画「ワンルーム・エンジェル」です!
えー、びっくり。( ゚Д゚)だって、あの作品は、ちょっと今までのトゥンクとは毛色が違うのよ。
内容は、とても構成力がすばらしくて、しっかりしたストーリーになっているし、感動するし、キュンとするといよりもじわっと涙が出たり、心があったかくなったりするお話。でも、今までのみたいにはっきりした恋愛感情というよりは、家族愛や兄弟愛のようなところもあって、結局主演の二人は天国でまた出会うまでいろいろお預けみたいなものなの。主人公たちに関わる人たちそれぞれが、悩みや孤独や後悔にさいなまれていて、それを見ていてこちらも辛くもなるし、愛しくもなるのだったわ。とにかく、これまでのと違って、お洒落とか粋とかいう要素はないの。
登場するのはまず幸紀くん(上杉柊平)。おっさんだし、見た目怖いし、手が出るし、お金ないし。でも、純で実は人がいいのだけどね。雇ってくれるところがあまりないから、ワンルームの狭く汚い部屋でほそぼそと暮らしてる。そんな彼に上杉さんとは、ちょっとランクアップした感じ。先日放送終了したドラマ「18/40 二人なら恋も夢も」で深田恭子さんの彼を演じていた素朴な青年のままなんだけど、今作では少し崩してるところがまた魅力的。
相手役の天使は、生前中学生だったので、幸紀とは年齢もかなり違うし、そりゃあ恋愛対象というよりは、保護してあげたい気持ちになるわよね。西村拓哉くん、ちょっと西畑大吾くんに似てるかな。漫画原作ではかなり目力の強い天使だったけど、もっと可愛らしいかな。
天使は、ケンカで重傷を負った幸紀が入院先から自宅に帰ったら、遅いじゃないですかといいながら待っていたのだった。びっくりな幸紀。彼は、誰ともわからない、いってみれば怪しい人物である天使を、家に住まわせてあげる。天使は記憶喪失状態で、翼があるのに飛ぶこともできなかった。それだけでなく周囲の人の感情に敏感で、少しでも嫌な感情を感じ取ると羽が抜け落ちると言う繊細な子だった。それなのに、天使は幸紀から、そんな負の感情を受け取ることがないと言うのだった。
