直したところはいつもどおり青字です。
 
もう9月も終わりに差し掛かったのに9月の映画とな。(-_-;)

いろいろ公開されているが、なにせ都会と違ってたくさん公開作品がないので、選べない。

そのうち当地公開・今月の封切り作品から、公開日順に気になるものを。
(前のブログでぼやいたとおり、暑すぎるし腰が痛いしなかなか時間が取れないし、でろくに見ていないが)
1日:「こんにちは、母さん」「ホーンテッド・マンション」「スイート・マイホーム」
 
「こんにちは、母さん」は、なにせ山田洋二監督の作品だから、ほのぼのした人情の感じられる見て爽やかな作品らしい。監督のお歳を考えると、よくぞ作品を作りあげられました、とそちらのほうに感服する。いつものように、大泉洋ちゃんの演技がいいようだし、田中泯さんが出ると画面がびしっと締まるらしい。クドカンの役どころはちょっとかわいそうで、寺尾聰さんはもったいないという意見もあるようだ。かわらず吉永さんはきれいだし。感想欄には、高齢の親御さんのお供で行ったという記述が多いきがした。そういうひとたちが映画館に見に行きたくなるような映画が少ないなあとも思う。(配信なら昔の映画のデジタルリマスターがあるんだけど、新作がねえ)ホーンテッド・マンションは、ホラーコメディとして興味はあったが、なにせ時間がないので配信でいいなと思っている。ディズニー(ランド)ファンかどうかで評価が分かれているようだ。
 
 
スイート・マイホームは、斎藤工くんが監督で、主演が窪田正孝くんといえば面白そうだけど、私、ホラーはあえて見に行かなくてもいいなと思うたちなのだ。
そして、残念なのは、「福田村事件」が当地で公開されないこと。扱っている題材が題材なだけに、大手が配給してくれないのだ。制作費もクラウドファンディングで募ったとか。内容は、100年前の関東大震災の時、在日朝鮮人がデマのために虐殺されたことは知っている人も多いだろうが、日本人もそういう目にあったのだということを真面目にとりあげた作品である。当時、ラジオ放送もなく、新聞だって首都が壊滅したら行き届かなかったので、未曽有の自然災害+火災で不安な状況の中、非常にデマが拡がりやすい状況にあった。警察は、根も葉もないうわさに惑わされないようにというビラをまいたらしい。(先日池上さんの番組で見るまでしらなかったが)それでも陰謀説に踊らされて朝鮮系の人の虐殺はおきたし、千葉県の福田村にちょうど来ていた四国からの行商の一団が、方言でしゃべっていたから外国人かと疑われて虐殺されたのだ。中には妊婦も乳児も混じっていたというが。・・・・人は、集団になると周囲に同化して、間違っていないかどうか確信が持てなくてもやらかしてしまうものだ。特に日本人にはそういう傾向が強いように思う。この震災をきっかけに、政府はラジオの普及に力を入れたそうだ。
 
8日:シティハンター エンジェルダスト
 
シティハンターは、というか冴羽獠は、ある意味私の好きな理想の男性のひとつの類型。(^^;)スケベで軽いように見えて実は冷静な観察眼や分析力があって、実力者。普段は使わなくても、腕力や戦闘能力はあったほうがいいなあ。…何言ってんの。実際うちの旦那とは全く違うキャラだけど。そう、ファルコンも好き。強面でおっきく実際強いけど、純情で優しい。だからラグビー日本代表の「笑わない男」稲垣君も気になっている。(^^;)まあそれはどうでもいい。これは実はつい最近見てきたので、こんな入場特典をもらった。薄いけどまぎれもなく色紙。人物は右上から時計回りに、ファルコン、槇村香、冴羽獠、冴子、みきちゃん。
 
 
8日封切りで17日にまだもらえるって、沢山用意したのかなあ。お話は、BANANA FISHみたいに、人に注射すればその人を戦闘マシンみたいに変えてしまう薬Angel Dust 改(modified)
略してADM(アダム)を悪の組織から奪うことを、警察(冴子がいる)とCAT'S EYEの3姉妹(!)とファルコンらと協力してやるのだが、そこにスナイパー獠の生みの親である男と、獠に殺意を抱く暗殺者の精鋭らがからむ。なんとCAT'S EYE(作者が同じ北条司)だけでなくルパン三世と次元大介までちらっと登場したが、いいのかな?
 
15日:ミステリと言う勿れ、アリスとテレスのまぼろし工場
 
「ミステリと言う勿れ」は、原作が大人気漫画で、以前連続ドラマも放送されたが、面白かった。淡々と優れた観察眼・洞察力・推理力に基づく自説を披露する久能整(菅田将暉)がむちゃ面白いし、今回はファンに「広島編」と呼ばれる人気エピソードの映画化で、町田啓太君と萩原利久くんも出るのだから、そりゃあ見に行きますよ。(⌒∇⌒)・・・えっと、私昨日美容院にいって、夏の間束ねられるように長くしていた髪の毛を切って、パーマをかけてきたのだが、それがねえ、マイケル・ジャクソンか久能整か、という感じのソバージュになったのだ。(-_-;)昨年も秋にソバージュにして、女性の間では評判は良かったんだけど、少し伸びるまではチリチリ具合になかなか慣れず、こそばゆいというか鏡を見るたび「この人誰?💦」というか・・・。このヘアスタイルでミステリを見に行ったら、ハリーポッターに行ったポッタニアンみたいに見られちゃうかなといらぬ心配をした。(^^;)
「アリスとテレス」は、アリストテレスを思い起こすけど、見た人の感想ではそんな言葉出てこないらしい。
 
 
私は知らないけど、監督脚本の岡田磨里さんの作品なら、といって見に行った人が多かったみたいで、さすがに映像は素晴らしいと。ストーリーは賛否両論分かれたようだが。工場の事故のため、変化することを禁じられた(なんで?)町で、主人公の二人と、閉じ込められていた野生児のような女児の恋が始まる。その主題歌が中島みゆきなのと、主人公の少年の父が瀬戸康史で叔父が林遣都なのに興味をそそられた。近々見に行くつもり。
 
22日:「コンフィデンシャル 国際共助捜査」、「ジョン・ウィック コンセクエンス」、「ドギョム・アーサー王への軌跡(韓国ミュージカル エクスカリバー)」
 
どれも、行けるかどうかはわからない。コンフィデンシャルは韓国映画。キアヌ・リーブスのジョン・ウィックシリーズは、実は一作も見ていない。前から見ていれば続編を見たくなるのだろうけど。後で配信で続けて見るか?エクスカリバーは韓国ミュージカル界の最高興行作品だそうだ。韓国ミュージカルって、面白いのが多いと思う。最近宝塚の宙組で上演されたようだし。なかなか劇場にはいけないから、こうして映画館で見られればいいと思う。
 
 
29日:沈黙の艦隊、BAD LANDS
 
 
かわぐちかいじ氏に「沈黙の艦隊」という大河漫画があるのは知っているが、原作を読んでいない。何か国家の意向とは違うことを考えた自衛隊の幹部が、信奉者を率いて独立またはクーデターまがいのことを行う、というのは、「亡国のイージス」で見たストーリーだけど、これは違うのかな?そういえばあのとき、亡国のイージスに出演した真田広之も勝地涼(デビュー作?)も若かったなあ。
 
 
BAD LANDSは、詳しくはわからないのだが、なんといっても安藤サクラ(共演:山田涼介)と原田眞人監督(監督・脚本・プロデュース)の取り合わせで、原作が黒川博行の「勁草」である。クライムサスペンス(サクラさんと涼介君が姉弟の詐欺師)だが、面白くないわけがないように思うけど、どうだろうか。
 
只今22日になったばかり。今日公開といえば、「ロスト・キング」(主婦がリチャード三世の失われた埋葬地を見つけ出して、名誉回復する話)の公開日なのだが、うちの県では上映予定はない。配信待ち?早く見たいのだけど。