先週、4月29日の21時から、「永遠の昨日」ドラマ(完全版)のTwitterスペース第二回がありました。今回は、キャストは残念ながら出られませんでしたが、原作者の榎田尤利さんが出演されました。ほかには小林監督とプロデューサーO(大杉)さん。またドラマ完全版第3話をTVerで見ながらのおしゃべりでした。
全部書き取れてはいませんけど、面白いなと思ったところとか印象とかを書きます。
 
まずですね、初めて榎田先生のお声を伺ったのですが、比較的ゆっくりとした穏やかな話し方の方でした。そして、BTSの箱推しをされているとは、驚きでした。(^^;)
今回の第3話は、あの二人でキャンプに出掛けた回ですよ、みなさん。 (;^ω^)
何が言いたいかというと、告白とキスのある回です。(*´艸`*)
 
あの浩一が被っていた帽子、可愛いなと思っていたのですが、監督の私物でした。びっくり。それに、みっちゃんの履いていたサンダルも監督私物でした。サイズがあって良かった、って。細かいところにこだわってますね。いかにもみっちゃんが履きそうなもの、と探したけどピンとくるものがなかったらしく。そして、撮影当日キャンプ場(ロケ地)に行ったら曇ってたので、脚本を書き直したそうです。ありましたよね、その日の(曇った)天気は俺の気持ちにぴったり合っていた、というようなモノローグが。
2日間で撮影したのですが、1日目の朝に5年後のみっちゃんがソロキャンプに行ったシーンを撮ったそうです。ヘアスタイルは違ってたけど、背景がほとんど同じ感じでしたものね。とにかく暑かったそうです。
 
完全版ではモノローグが変わっていて、より原作に近い心情が感じられますが。
みっちゃんは、浩一が飲んだ水のボトルを差しだされてもためらって飲めなかったけど、そのあとに浩一が波打ち際ではしゃいでいるとき、同じボトルに口をつけて飲もうとします。でも、もし俺が浩一に自分の気持ちを打ち明けたら・・・きっと浩一は、「ごめんなみっちゃん、俺もそうじゃなくて」と言うに違いない、と妄想し、結局飲めなくなるのですが、その妄想の中の浩一は、「めっちゃイケメンに」やってもらったとのこと。
このとき浩一(小宮君)は、海のシーンで声を張りすぎて声が嗄れたそうで。あれ、気づかなかった。(^^;)二人、喧嘩もしたし、雨(人工雨)の音がうるさいから余計声を張るし。雨のシーンを撮ったのは二日目。テントを張るシーンは特に指定がないからアドリブだったといいます。
みっちゃんはバーベキューの用意をする浩一を見ていますが、浩一、結構しゃべりましたよね。あれ全部アドリブ?(・_・;)
 
雨のシーン。「満越しの浩一」が監督のお気に入りアングル。で、喧嘩して、みっちゃんが涙をこぼして外に走り出ます。限界だったんだよね、みっちゃん。(´;ω;`)
このときのみっちゃん、脚速い問題。(^^;)井上君はみっちゃんと違いテニスしてたからね。ドラマで浩一に呼び出されたとき、やめたけどテニスしていたと話しますが、あれは原作にはないです。で、追いかけてきた浩一に、「怒鳴るなよ、でかいんだから、ビビるだろ」と抗議しますが、このキャスティングでは原作ほどの体格差はなく、セリフを変更。だけど井上君は、靴底マジックとかを使わなくても、なんとなく自分のほうが背が低く見える方法を編み出したそうで。チェリまほでも、安達役の赤楚君は、猫背にしたりして黒沢役の町田くんより小さく見えるように工夫してましたね。
 
あずまやの綺麗なLEDライトはもちろん撮影のためにスタッフがつけたもの。
そういえば監督の大好きな花サルスベリがテントの上に咲いていて、キャンプ場ではふだんあそこにこの時期サルスベリは咲かないのに、と不思議がっていたそうな。
(撮影は秋の初めころだったそうですが)
このキスシーンに関してはキャスト二人ともすごく緊張していたそうです。そりゃあそうよね。で、井上君は、女性ぽくならないように気を付けていたそう。劇伴音楽もいいよね、と皆さん。二人は、一回目は鼻に当てようと考えて芝居したらしいです。
シナリオには「おっかなびっくりのキスだった」とあって。でも、私が見ていて、「これはもう一回行く!」と思ったら(すんませんm(__)m)やっぱりもう一回キスして。それもやはり鼻を避けてなかったけど。(^^;)で、そのあと椅子(いやテーブル)にぺたんと座るみっちゃん、最高!と榎田先生。私もここ大好き。浩一も隣に座って、顔を見合わせて笑い出すの、ほんと最高です。
 
ここのシーンはまるまる書き足したそうです。そして、役者さんの緊張って、やっぱり画面に出ちゃうみたいです。
 
TVerの配信はこれですぐ終わっちゃうのですが、榎田先生はもうしばらくいてくださって、22時半くらいまで続きました。完全版って、同じ話なのに前に放送したのと思った以上に違って見えると。で、視聴者は、この二人が両思いだとわかってキスまでして、その後同じテントでどう過ごしたんだろうと興味津々なのだろうけど、どうなんですかという質問。キャー(*´艸`*)
榎田先生は、思いつかなかったんでしょう、思いついたら私は書いてしまうほうなんですよ、と。そこは皆さんのご想像にお任せしますと。ただ私は原作を読んだのですが、浩一は満にキスはしてもそれ以上をしようとはしてこなかったと書いてあったんですよね。だから浩一が鬼の状態から死体になる前の最期の夜にみっちゃんといたしたことが、最初で最後になったのですが。
榎田先生にどの部分がお好きですかと尋ねたら、私はBTSも箱推しなのでどこと選ぶのは難しいけれど、しいて言えば第3話と最終話の浩一目線の部分が好きとのこと。
ドラマ化にあたり、メインキャスト二人の身長差があまりないけどいいですかと訊かれて、(制作サイドが)いいと思って選ばれたのだからいいでしょう、と。
次回第4話は、例の「耳たぶ噛んでいい?」が出てくるのですが、榎田先生もそれをきいたとき「ひっ」と声が出たそうです。キャー( ̄▽ ̄;)わかるけど~。(;^ω^)
で、あのシーンは一発OKだったから一回しか噛んでないそうです。😳(*^^*)
 
そういえばブルースカイコンプレックスも小林監督なんだよねえ。
なんでも、4月30日までに申し込めば配信で見られたそうだけど、それを見つけた時にもう5月だったのよね。(-_-;)
 
写真は全部ドラマシャワー公式HPからです。
5月12日に円盤が届くけど、榎田先生は原作者の特権でもう手にしたとTwitterに投稿されてました。