といっても今月封切りというわけではなく、まだ見ていない映画も含めて。それから、当地で見られる映画の中からのみ。東京および近郊在住の人はよりどりみどりでいいなあ。(^^;)ここは田舎だし、同じ東北でも単館系の映画をよく上映する映画館のある県とない県があって、ここだとない方なのよね。(-_-;)
いつものように公開順に。
「生きる」 Living
これは、明日午後休みなので、絶対行く予定。この作品の上映時間が午後8時以降にはないのだけど、どうもこれを観に来るのはきっと中高年だろうと映画館側が勝手にふんで、そういうことにしたみたい。まあ私も中高年ですけどね。(^^;)いつもお安く見せてもらってますよ。m(__)m
これは、志村喬さんの主演で大昔に黒澤明監督が作った作品「生きる」のリメイク。私もちゃんと見たことがなかった。日本映画チャンネルならやってたかもしれないが、「七人の侍」のような少し派手なのは時々テレビで放映してたので見た覚えがあるけど、これにはあまりお目にかからなかった。謹厳実直で、言い換えれば融通の利かないお役人の主人公が、癌であと命が残り少ないとわかり、何か人のために残そうと、公園を作ることを思い立って・・・というストーリーのはず。
今回は外国作品で、脚本をカズオ・イシグロさんが書いたことが話題になっている。彼の作品は、「日の名残り」は読んだし映画化も見た。「私を離さないで」は、読んだような読まないで映像化を見たような・・・(・_・;)定かでない。**(「約束のネバーランド」は見ていない)格調高い文章を書かれるが、実際は日本語よりも英語のほうが得意らしい。ブッカー賞やノーベル文学賞をとられたかただ。演じるのは、ビル・ナイ氏。ぴったりなんじゃないかな。
あの主人公がブランコにのって「ゴンドラの歌」を口ずさむエンディングを涙なしで見られるかどうか、自身がないのだが。
4月7日「美しい彼 エターナル」
もうこれはマスト。ほかの何を見なくても絶対見る。(ムビチケは2枚購入済み。)昨年の今頃「チェリまほthe movie」を3回見たので、これも3回くらいは見るだろう。ただ、うっかり東京出張を土日で組んでしまったので、舞台挨拶上映が見られないのが残念。でも初日の金曜午後は休みにしているので、絶対行く。内容はきっと「憎らしい彼」の清居拉致事件のことだと思う。意識のない平良にすがって泣く清居を見たかったが、見るぞ~。(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!
同7日 「零落」
斎藤工が落ち目になった人気漫画家を演じる。漫画家、芸能人、プロスポーツ選手など、実力と人気と運が必要な世界の人は大変だなあ。・・・あ、いや、別の地道な分野の仕事でもやっぱりそれらは大事なことだなあ。「堕落」していく過程にも独特の美しさはあるが、どういう結末になるんだろう。
14日「凪の島」
凄くいい子役、新津ちせちゃん主演の作品。DVの果てに両親が離婚し、心が深く傷ついて瀬戸内の島に母と引っ越してきた凪。でもこの島ではみなが温かく凪を迎え入れ、受け止めてくれるのだった。
そういうお話、時々見たいなあと思う。常々思ってるけど、やっぱり「レジリエンス」って大事だし、それには周囲の励ましが必要なんだと思う。今の日本だと、見知らぬ子供に声をかけると警戒されちゃうくらいだけどね。(-_-;)
同日「サイド バイ サイド 隣にいる人」

坂口健太郎主演。目の前に存在しない「誰かの思い」が見える青年・未山は、その不思議な力で他人を癒しながら穏やかに暮らしていたが、ある日彼は自らの「隣」に謎の男(浅香航大)を見るようになり、その思いを辿って遠い東京に行きついた。その男を介し、未山は自らの置き去りにしてきた過去と向き合うことになる。
坂口君の独自な清らかでファンタジックな趣もある存在感には、「余命10年」で気づいたが、今度はまさにファンタジーの混在したリアルなストーリーである。できれば見に行きたい。
21日「ゲネプロ 7」


全然噂にも聞かず、映画館に行ってポスターを見て、おおっと思った作品。マッキーとか高野くんとか黒羽くんとか、2.5次元で活躍するキャストばかり。で、監督があの堤幸彦氏。だったら面白いんじゃないかなあ~と、期待している。
同「Village」


同調圧力、格差社会、貧困。くらーいイメージを負わされたようなvillageという題名。
村に住む若者(横浜流星)は、かつて父親がこの村でおこした事件(何か不明)の汚名を背負い、母親の抱える借金の返済をしながら、村の隣にあるゴミの最終処分場で働いていた。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語が動き出す。この写真でわかるように豪華な出演者たちで、藤井道人監督で作った映画なので、期待できそうだけど、でも暗そう。💦
「東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命」

原作漫画もアニメも見ていないけど、それにわーっと集まってケンカしあうのも嫌いなんだけど(町田君が出ても八木君が出てもハイ&ローは見ていない💦)、でも、これの前の東京リベンジャーズを見ちゃったんだよね。そしたら、なんとなく続きが気になっちゃったんだよね。マイキー(吉沢亮)とかドラケン(山田裕貴)とかタケミチ(北村匠海)とかのさ。( ̄▽ ̄;)推しはドラケン。
そしておまけに、「血のハロウィン編 決戦」のフライヤを。どうしても2部作にする必要があったらしい。
28日「せかいのおきく」
これは時代劇。でも今までの時代劇とは違う。もっと、現代っぽい視点で描かれているようだ。
今よりずっと循環型社会だった江戸。メルカリのように古着はちゃんと古着屋で、古道具も道具屋で再流通し、瀬戸物茶碗の割れも継ぎ、紙屑も排泄物も売買されていた。武家の娘だが事情があって長屋暮らしのおきくは、毎日下肥を買いに来る中次(寛一郎)が気になっていた。ある日父(佐藤浩市)が襲われ、そのときにおきくものどをケガして声が出なくなる。それでもおきくは子供たちに文字を教えながら懸命に生きていこうとし、身振り手振りで中次に気持ちを伝えるのだった。
なんといっても黒木華だし。池松壮亮も出ているし、・・・あ、親子共演もある。(^^;)阪本順治監督が白黒で描いた世界が気になるなあ。見に行くつもり。
同じ日にTOKYO MERが公開されるけど、パス。医療もの+パニックものといった時点で、もうちょっと嫌なんだけど、予告編で主人公(鈴木亮平)の奥さん(仲里依紗)が災害現場での無麻酔帝王切開を望むなんて、もっとダメです。(-_-;)
また、聖闘士星矢(セイントセイヤと打ったらちゃんと変換された(@_@))は原作漫画を読んでいなかったから、多分いかないかな。ハリウッドのVFXが凄そうなのと、実写で新田真剣佑が主演というと興味があるけど。
**思い出した。外国作品で、「私を離さないで」を映像化したものは見た。