他の皆さんが書いてるから、書こうかなどうしようかなと思っていた、「美しい彼」シーズン2、全4話。完結しました。いや~、よかった。シリーズ2は、前回シリーズ全6話のベースの上に立って見られるから、説明が省ける分だけ短時間でも中身が濃いものになっていました。
第3話では、原作でもあった通り、平良が自分の親はこれからも絶対清居には関わらないとか、清居を崇拝するあまりに、(底辺の)俺は清居のことはわからないわかりたくもないなどと口走り、せっかくこれからも平良とずっと仲良く生きていきたいと思っていた清居の気持ちをグッサリと傷つけてしまって、清居は家を飛び出します。・・・普通は追いかけるでしょ、相手が好きなら。でも平良ったら追いかけずに一人悲しみに沈んでるの。ダメだわ~、ちゃんとした人付き合いできてないわ~。(-_-;)
 
でも、翌朝、清居はもどってきて居間で寝ていて(寒かったろうな、気の毒)驚く平良。清居は言います、「しばらくキスとかしない」。ちゃんと平良が同じ目の高さで清居と向き合うようになるまで。そこへ二人に高校の同級会をやるという知らせが。なんと、あの城田(清居にトマトジュースを浴びせて平良に成敗された子)が結婚するお祝いというのです。
遅れて現れた清居は、まっすぐ平良を見て、「ジンジャーエール」とオーダー。平良は嬉しそうに調達にいきます。城田は平良の前の子、結婚する相手はその隣の眼鏡の娘。昔は清居が好きだったけど、周囲から平良とペアにされそうだった地味な娘です。彼女が言う「城田君がこんなに繊細でやさしい人だとは知らなかった」と言うセリフに、私もそりゃ知らなんだ。(@_@)

みんなそれぞれに前進・成長していて、変わらないのは自分だけだと思い知らされる平良。
どうやらいつもの神社に自転車を置いて参加していたらしく、平良と清居は一緒に帰ってきます。歩きながら、「お前の親は一生俺と無関係と言われた俺の気持ち、わかるか?」とまた言う清居。平良は、「俺の人生は全部清居のもんだから」。
俺は清居にふさわしくない、地べたに転がってる石ころだから、でも清居の事が好きだから、だ、だだ、だからこそ、そばにいていいのかなって・・・気持ちが高ぶって吃音になった平良に近づき、背中をさする清居。「おちつけ」。
そして、ついに言いました、「おれもお前が好きだ。」おお~っ!(⌒∇⌒)
何で?おれは石ころで・・・もう何でもいいよ。(匙投げた(;^ω^))
 
申し訳ないけど、片思いには戻してやらない。(うーん、清居の眼差しと言い方が優しく色っぽい。)
就職なんか決まらなくたって、俺も稼いでるし、お前くらい養える・・・いやこういうとこ頑固な平良様はそれは嫌なんだな。じゃあ、馬車馬みたいに働け!俺にちょっとでも迷惑かけたらそのときはすぐ捨てるからな。

そういわれて嬉しそうな平良に、「キモ!」と言うしかない清居。(;^ω^)
平良にはかけひきは通用しない。子供みたいに拗ねてたら、こいつとの距離は縮まらない。本当に憎らしい奴!
嬉しがる平良は、「今までと同じじゃ、やだ」といつか聞いたセリフを。「あのときの清居、可愛いかったなあ」「なんだお前、馬鹿にしてんのか」「いやこんなの(清居に好きだといわれること)初めてだから」「お前忘れんなよ、俺だって初めてなんだ」そして平良はマフラーをはずして荷台に敷き、清居をそこに座らせて自転車を漕ぎだしました。「段差だよ」と気遣いながら。今は事務所から送迎車を出してもらえることもある清居を。
 

 
写真部の部室で、部長の小山は平良に、大学OBの売れっ子写真家野口広海に特別に部員たちが写真を見てもらったけど、平良だけ提出していなかったから、野口さんが怒ってると告げます。ひとりであいさつに行くよう言われた平良はビビりながら出かけます。やっぱり小動物っぽいな、小山。(^▽^)でもこれは多分小山の作戦。兄のつてで平良を野口に紹介しようとしていたのに平良がちっとも乗ってこないから。
一方、撮影をしながら清居は事務所の先輩で看板女優の安奈と語っています。きっとバレンタインには清居くんあてにどっさりチョコが来るだろうから、彼女に前もって言っておいたほうが、と安奈。彼女じゃなくて彼氏なんです、と清居。安奈はあまり驚かないけど(そういうフリをしてあげたのかな)。ほぼ一緒に住んでるんだけど、ケンカばかりで。羨ましいなあと安奈。私にもそんな人いるよ、だけど(業界の人なもので)全然会えないの。だから何考えてるかわからなくて疑心暗鬼になっちゃう。「わかります、それ」と清居。自分のこと(気持ち?)だけは信じて素直でいるしかないわね、明日会えなくなっちゃうかもしれないんだし、と安奈。
 
野口のスタジオを訪れた平良に、野口は全く怒っていないと言います。アシスタントが辞めて困っているから、来てほしかったんだと。野口はヤング・フォトグラフィカの審査員だったため平良の名前も憶えていて、結構痛烈に平良の写真の批評をしてくれました。(平良は、前に小山に、「落とされた理由を聞いてどうするの」と言ってましたが、「違うよ平良、ちゃんと理由を聞いて、もっと良い写真を撮れるようにしなきゃ」と思ってましたけどね、私は(^^;))
野口のスタジオ兼自宅、かっこいいなあ。
 

だから俺のアシスタントにと雇ってくれようとする野口に、「『だから』って?」といぶかる平良。野口は、若い時の俺にそっくりなんだ、と。撮りたい写真が見つかるまででもいいよ、と言ってくれた野口に、平良は「撮りたい写真は、あります!」・・・それは清居のポートレートに決まってるよねえ。(o^―^o)
 
遅く帰宅した平良は、野口のアシスタントとして就職が決まったと清居に言います。彼は安奈の写真集も撮ったし、バリバリの商業写真家だ、お前大丈夫かと案ずる清居に、俺は清居と同じステージで、清居の写真を撮りたい、そして撮影平良一成、と書きたいんだと断言する平良。それを聞いて本当に嬉しそうな清居。目、潤んでる?
 
おめでとう。はい、バレンタインだから。とチョコの箱を差し出す清居。

あ、アヒル隊長!驚き喜ぶ平良。萩原君、上手いなあ。

俺(プレゼント)何も用意してないとか、永久保存するとか、まず写真を撮るとかうろたえる平良に、清居は包みをあけてあーんさせます。「ほら、食え!」

もぐもぐもぐ・・・しながら清居にジリジリ近づく平良、あ、これは(・_・;)もしかして・・・。
やっぱり。近づいたらちゃんと清居は目を閉じます。
「甘。」と言いながらおでここっつん。キャーかわいい。(*^‐^*)
そしたら平良、なにか聞き取りにくいことをもぞもぞいいながら「もう我慢できない」とガッツリ行きます、キャー、平良のオスがやっと出た!(清居も待ってたんじゃない?)
 
アヒル隊長、恥ずかし気に、見ないでくれてます。(o^―^o)いや片目で見てるか?
 
バレンタインデーにはやはり清居には大量のチョコレートが事務所に届きました。もちろん不審くんからも。
モラトリアムの秋、試練の冬が過ぎて、春が訪れようとしているこの頃、さて二人はどうなっていくのでしょうか。・・・劇場版に続きます、エターナル!