29日深夜からABCで放送開始の「僕ミク」こと「僕らのミクロな終末」。TVerで視聴予約していたが、なんと、今日FODを開けてみたら配信されていた。全8話で、その全部に「新着」と書いてある。つまり一挙に先行独占配信したらしい。びっくり(@_@)。知らなかった。

丸木戸マキさんの原作漫画は昨年のGWころに電子版をDLして読んだので、ストーリーは知っているのだが、とりあえずは第一話を見てみた。(漫画については昨年のブログご参照ください)

 

主人公は仁科真澄。(瀬戸利樹くん)大学卒業後ブラック企業で働いて体を壊したが、やっと復活してきていたある朝、出勤前にテレビニュースをつけたら、わたりが10kmもある巨大隕石が地球に接近中で、もうなんともふせげない、人類は10日後に滅亡するという。・・・いやいやいや、NASAとか中国とかも衛星で観測してるでしょうに、なんでこの場に及んでからそんな警告するの?(・_・;)アルマゲドンの彼らはいないの?とか、そういうことを考えてもしょうがないのだ、だってSF仕立てだけど、この作品の本質はBがLする物語なのだから。(^^;)(^^;)

これは大学近くの真澄のアパート。学生の時から同じ部屋に住んでいる。着替え途中だから下は下着だ。(^^;) 呆然とする真澄。
 
下はおまけショット。

当日はもう何もやる気がなくなり、出勤せずスマホでゲーム三昧だった。そのゲームは途中でプツンと切れた。翌朝は、まだお湯出るんだなと思いながらシャワーを浴びて、カーテンをあける。(「チェリまほ」で黒沢がさっそうとカーテンを開けたのとはかなり雰囲気が違う。(^^;)

 

この日は、卒業した大学の図書館に出かけた。文学部出身の真澄は、読書三昧し、本の山に囲まれて死んでもいいかなと思ったのだ。行く途中も、道に座りこんで酒を飲んでいる人たちがいたり、商店から略奪する人たちがいたり、まさに終末の様相なのだが、でもなんだか平和。漫画では自殺してる人とかいなかったかなあ。

勝手に入った図書館には同好の人たち(読書愛好家)がいた。ニュースをつける人も。救いようがないニュースを伝えるアナウンサーは大変だ。

 
本棚の方に移動したとき、誰かとぶつかった。その相手が、一番会いたくない人だった。なぜこんなところで出会ってしまったのか。彼は大学の同期で日下部律(中田圭祐くん)。
 
真澄は大学時代、ミニコミ誌をつくる弱小で地味めなサークルに入っていた。秋の新人勧誘会のとき、サークルの売り場に雑誌を買いに来た、さっそうとした律に出会い、思い切ってサークルに勧誘した真澄。
 
このとき真澄は気づかなかったが、もてもての律はあちこちのサークルで部員の女子と仲良くなっては他の女子や元彼との間でのもめ事を引き起こすため、KFC(キング・オブ・サークルクラッシャー)との異名を持っていた。(これはドラマでは詳しくはふれていない)個人的には、律ってもう少しイケメン度が高いはずではと思うんだけど・・・例えば今アメパラに出ている山中柔太朗くんみたいな感じ?(すみません、あくまで個人の感想です。m(__)m)
政経と文学とで学部が違うが、律は気が合うのか真澄とよく一緒にいるようになった。彼女のいない真澄に律は女の子紹介しようかというが、今はいいよと断る真澄。実は無意識のうちに真澄は律に惹かれていったらしい。ひとりでいるとき真澄は律とキスすることを夢想し、思わず自分で恥ずかしいことをしてしまうのだった。そしてやっと気づく。俺はきっとゲイなんだと。(遅いよ(-_-;))瀬戸君の演技、よく思い切ったなあ。
だから真澄は律との間に距離をとろうとし始めるが・・・。
 
 

 

とうとうある日真澄の部屋で、律は真澄に迫った。俺、これもある種の才能だと思うんだけど、俺を好きな奴ってわかっちゃうんだよね。(真澄俺のこと好きでしょ。)

真澄は逆らえず、目を閉じて律の手に落ちてしまうのだった。このキス、長かったなあ。きれいだったけど。三木監督は、しっかり描写しますよ、だって「ポルノグラファー」の監督脚本も同じく三木康一郎監督だもの。律は「やっぱり当たってた(^ー^)」。

 

 

第一話はここまで。今後二人は濃密な半年を過ごすのだ。真澄が奨学金の中から自堕落な母親に仕送りしていることとか、律が大分の実業家の非嫡出子で、本当は東大に合格したのに本妻の子の手前入学できなかったこととかはまだ明かされていない。今後出てくるかどうかもわからない。(第二話以降、見ればわかるけど)

次回の予告編の映像がまたなかなか色っぽいのだ。

あらら・・・。( ̄▽ ̄;)

 
第二話はまだ大学時代の二人の続きだろうか。そして運命のイタズラか導きかで再会した二人がどんな終末の道行をするのか、目が離せない。(あ、いや、知ってるけど。(^^;))
ところで、楽曲が大塚愛と水野良樹で、なかなかいいので、そこも魅力かもしれない。