職場の毎日新聞で先週末読んで知った。

自分では(こっちで公開していないので)見たいけれど見ていないが、フォローさせてもらっているブロ友さんが見に行った感想を読んで何か取りそうだなと思っていた「ケイコ 目を澄ませて」が最多5冠を達成した。

これは、耳が聴こえないボクサーの女性の実話をもとに作られた人間ドラマで、日本映画大賞、女優主演賞(岸井ゆきのさん)、監督賞(三宅唱さん)、撮影賞(月永雄太)、録音賞(川井崇満)を受賞した。賞がとれたので、上映する映画館も増えるかもしれないし、配信が有料でも早めに開始されるかもしれないから、その辺を期待している。

日本映画優秀賞として、高橋伴明監督(高橋惠子さんのご主人)の「夜明けまでバス停で」が、男優主演賞は「土を喰らう十二か月」の沢田研二さん(ジュリー)が選ばれた。

「土を喰らう」はこっちで公開していたが、なかなか行けずに見ていない。惜しい。リバイバル上映しないかな?

「夜明けまでバス停で」は、実は名前を聞いたこともなかった。多分あまり商業ベースの映画ではないのだろう。そういう映画の場合は自分でアンテナを張り巡らしていないとわからないんだろうな。とはいっても日本で作られるすべての映画を見なきゃと思っているわけでもないし、時間もなければ、地方に住んでいるから大きい興行収入が見込まれない映画は近くで上映されないから簡単には見られないのだが。

そして、男優助演賞は「ある男」の窪田正孝さん、女優主演賞は「さがす」の伊東蒼さん。窪田さんは確かに素晴らしい演技だったと思う。特に若い時の演技には凄みを感じた。「さがす」はやっぱり見られていない。

スポニチグランプリの新人賞は、「サバカンSABAKAN」の番家一路くん、「マイスモールランド」の嵐莉奈さん。やっぱりSABAKANしか見られていないが、「主役は子供です」というあの映画では、彼(と相棒の子も)とても自然な演技で気持ちよく見られたっけ。そして田中絹代賞は寺島しのぶさんに贈られた。お母さんの富司純子さんも受賞したことがあるんじゃなかったかな。「さがす」「マイスモールランド」「サバカン」みなアマプラ(多分ほかの配信サービスでも)で見られるようだ。

その他の賞

外国映画ベストワン賞:「ベルファスト」(ケネス・ブラナー監督)これはいい映画だと思った。おすすめ。

脚本賞:早川千絵監督(PLAN75)これも上映したけど見に行けなかった。

美術賞:今村力、新田隆之(死刑にいたる病)隣町まで行って見た。この映画はなにか受賞するとは思っていたけど。

音楽賞:青葉市子(こちらあみ子)この映画も知らなかった。

アニメーション映画賞:「高野交差点」(伊藤瑞希監督)同じく。アニメ作品って、すごくたくさん作られているんだよね。そっち方面にはかなり疎いのだ。

大藤信郎賞(←そもそもこの方を私は知らない):「犬王」(湯浅政明監督)米ゴールデングローブ賞ノミネートアカデミーにはノミネートを逃した

ドキュメンタリー映画賞:「スープとイデオロギー」(ヤン・ヨンヒ監督)

さて、ここで、ジャーン!

TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・日本映画部門:「チェリまほTHE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(風間太樹監督)

パチパチパチパチ!👏👏

どういう賞だかは知らないけど、多くのファンの心をつかんだ作品だということは間違いないよね。(^▽^)/ 私が3回見にいったなんて、珍しいもの。(ナンダソレハ(^^;))

 

 

TSUTAYA DISCAS映画ファン賞・外国映画部門「トップガン マーヴェリック」(ジョセフ・コジンスキー監督)これは納得。

特別賞:中島貞夫監督(代表作を調べたら、太秦ライムライト、MIFUNE THE LAST SAMURAIなど。脱獄広島殺人囚というのが一番人気?)

これから日本アカデミー賞も発表されるだろうけど、多分毎日の賞とは雰囲気が違うだろうな。もっとノミネート作品の興行成績とか製作費とかが別方向にシフトするのだろう。あ、ここに「流浪の月」とか「線僕」とか全然出てきてないなあ。日本アカデミーのほうには出てこないだろうか。

いつもどおり追加したところなおしたところは青字です。