お正月ドラマの感想が長くなっていったん切ったのだった。(^^;)
 
今年になって、新規に放送開始されるドラマはなぜかものすごくたくさんある....ような気がする。大抵年末までに終わったドラマの後続作品だろうからそんなはずないんだけど。(^^;)

敬称略でいくつもりだけど、時々えこひいきで敬称がつくのはご容赦を。

 

 

曜日別に書くと、月曜に見たいのは「女神(テミス)の教室」。北川景子の演じる裁判官が、仕事が丁寧なために時間がかかり、効率主義の人たちから疎まれて(「イチケイのカラス」みたい)、ロースクールの教官に転勤させられる。(そんなことあり?)そこでのお話だが、お仕事or学園ドラマって好きだし、法律は自分の分野と違うので、新しいことを知るのは楽しい。山田裕貴、高橋文也、役者な前田旺志郎が共演。しかも、井上想良くんが「ちょこちょこ出ます」と言っている。第一回の放送では、スクール内で模擬裁判があり、そのようすがモニターで校舎内のあちこちで見られたが、井上君は学生で、仲間とそのようすをみながら1つだけセリフを言っていた。( ̄▽ ̄;)今後も探しながら見るつもり。(^^;)そのあとの時間帯の草彅君が出る「罠の戦争」は、もう見ないうちからきつそうなのでパス。昨年末終わった「エルピス」は、きついけれど面白かったのだが。

 

火曜日は21時に「星降る夜に」(テレ朝)、22時に「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS)、同じく「大奥」(NHK)がある。深夜になればもっといろいろあるが、私だとほぼTVerでないと見られないものばかり。「星降る夜に」は、仕事で問題があって(あれは仕方ないことだと思うが)大学病院から海辺の町の医院に来た産婦人科医(吉高由里子)と、たったひとりの家族である母(岸本加代子)の遺品を整理してくれた遺品整理士の聾者の若者(北村匠海)との恋物語のようだ。遺品整理会社の社長らしい彼の母(水野美紀)が言ったセリフのように、「命の始まりの産婦人科医と命の終わりの遺品整理士が出会ってしまった」のだ。ふたりの年齢は10歳くらいも離れており、彼らがこれからどう気持ちをはぐくんでいくのかには興味がある。手話のできる彼の同僚には千葉雄大、彼女の同僚(後輩)には30歳台後半で医学部に入学した純でドジなディーン・フジオカがいる。おディーン様は多分奥さんと子供を(お産で?)亡くしたので産婦人科医をめざしたのではないかと思われるが、その辺もこれからわかるだろう。脚本は大石静。しかも監督が深川栄洋とは、映画なみ。

一方「夕暮れに、手をつなぐ」は、恋愛ものの名手と言われる北川悦吏子脚本である。こちらはもっと軽妙にテンポ速く進んでいた。作曲家の音(永瀬廉)は全くのハプニングで空豆(広瀬すず・しかしいくらなんでもこの名前は・・・(-_-;))と出会い、九州から結婚するために上京したのに土壇場で相手にフラれた彼女と同じ家で暮らすことになる。ふたりの大家さんは女流画家で、買い取った銭湯も経営する夏木マリ。とにかく第一回は広瀬すずが凄かった。いい女優だなあ。それに対し、彼女に圧倒されたためか、北村匠海ほどには永瀬廉の良さが出ていなかった印象(個人の見解です)。北川脚本、確か「うちの娘は彼氏ができない」もそうじゃなかったかな。トヨエツも投入したし、彼女が脚本だということで期待されたほどには大ヒットしなかった感があるけど、でも毎回見ていた。今度はどうだろう。

そして「大奥」は、なんといっても吉宗役の冨永愛さん!馬にも乗ってたし、すらっと背が高くてめちゃくちゃ素敵だった。吉宗の回は一話しかなかったけど、これから家光編と綱吉編を入れて全10話もあるらしい。しかし春日局(斉藤由貴)って、恐ろしい。確か彼女は悲惨だった実家の過去と自分の結婚から、徳川家に恨みをもっていたんじゃなかったっけ?(・。・; 「みなしょー」で可愛いなと思っていた奥智哉くんもお小姓役で出ている。

 

やっぱり長くなったなあ。(^^;)水曜日は22時から日テレで「リバーサルオーケストラ」。ポンコツオーケストラを立て直す話は、これまでも、「オケ老人」とか「マエストロ」とか「太陽とボレロ」とか、邦画でも洋画でもたくさんあったけど、これも私の好きな分野。主演が田中圭と門脇麦だし、津田健次郎が暗躍しそうだし、人気バイオリニストの永山絢斗はこれからどう出るのか。この先楽しみである。ところで、門脇麦ちゃんのバイオリンの弾き方って、(私は素人だけど)堂に入っている感じがした。凄く練習したのかな。(谷まりあちゃんはバイオリン歴があるから太陽とボレロのバイオリニスト役に選ばれたんだって。町田啓太君だって1年間トランペットの練習したそうだ。)

その裏番組ではフジテレビの「スタンドUPスタート」が始まった。竜星涼くんが大企業の会長の次男坊だが、兄(小泉孝太郎)が社長業を継ぎ、バッサバッサとリストラして、うまくなかった経営を軌道に乗せた。涼くんはその経営にはタッチせず、逆に人材を見つけて起業家として成功させるという仕事をしている。だからそのうち兄弟間の軋轢がおきそうだ。正直いってこっちのドラマは棄てようと思ってとりあえず1回みてみたのだけど、案外面白かったのでFODで追いかけようかな。

 

木曜22時、好評だったsilentのあとに、フジ「忍者に結婚は難しい」が始まっている。完全にコメディー。まあ私は時間がありあまっていないので見なくてもいいかなとジャッジした。その深夜には、TVerでしか見られないが、MBSのドラマシャワー(BL)枠で「飴色パラドックス」。主人公の世界が大人であるドラマだから、ある意味やや気楽に見られる。山中柔太朗君が魅力的だし、木村慧人君もセリフの声と言うか力の抜け具合というのがちょっとなんだけど(^^;)、表情や目線などはちゃんと演技しているし、なにより可愛い。(;^ω^)

ちなみに21時からテレ朝で「警視庁アウトサイダー」が西島秀俊・濱田岳・上白石萌歌で始まったが、早々に脱落。

 

金曜日は22時からTBSで「100万回言えばよかった」。井上真央、佐藤健、松山ケンイチらが主要キャスト。これも大人のラブ&ヒューマンストーリー。昔同じ里親の家で暮らしていた二人が大人になってから再会。彼は雇われだけどシェフ、彼女は美容師。すぐに恋に落ちたのに、マンネリになって隙間風が吹いたと思ったら、彼が行方不明に。そのいきさつはまだ明らかにされていないが、松山くんの警察官(霊が見える家系だって)に健くんが出会い、頼みこんで、死んでしまったらしい彼と霊が見えない彼女の間をとりもたせるのだ。脚本は安達奈緒子。今回は大御所の脚本家たちの恋愛ドラマが多いみたいだ。今のところこれも続けてみようかなと思っている。

23時15分からはテレ朝のドラマ枠がある。「リエゾンー子供のこころ診療所ー」。Dr.コトー診療所の吉田紀子脚本で、発達障害のある子どもたちと親たちの心によりそう医師・山崎育三郎と、自らも発達障害がありそうな女医・松本穂香の診療日誌的な作品のようだ。医療ものは私にとって日常生活の延長上にあるから、あまり積極的に見ないほうだが、温かい雰囲気の作品なので、これからも見るかもしれない。

 

土曜日は、22時からNHKで草刈正雄と濱田岳で「探偵ロマンス」が始まった。昭和初期か大正くらいの(?)なんだかエキゾチックな、日本というより上海とかマカオとかでロケしたのかと思うようなセット(?)、つまり美術がとても素敵だが、ストーリーのテンポが悪いような感じがして(一話めだからかなあ?)、脱落するつもり。脚本が「美しい彼」の坪田文さんだから見て見たのだし、キャストたちにも興味はあるのだが・・・。

その点裏番組の日テレ「大病院占拠」は、鬼の仮面をかぶったグループが大病院を占拠し人質を取って立てこもるという力業のサスペンス。何が目的なのかまだわからないが、無慈悲で暴力的で用意周到で賢い連中である。そこに居合わせた刑事で、仕事上のトラウマのため精神科通院をしているらしい武蔵(櫻井翔)、その妻で心臓外科医で人質になる比嘉愛未、捜査を指揮するソニン、SITの隊長平山浩行らが出演。こういうのは見飽きたという意見もあろうが、私はあまりみたことがないしノンストップサスペンスで面白いと思っている。福田哲平氏の完全オリジナル脚本とのこと。

土曜の23時からは、前にも書いた藤ヶ谷君と関水渚ちゃんの「ハマる男に蹴りたい女」。京本大我くんも出てきた。漫画原作らしいから先の展開が読めている人も多いのだろうが、私は知らない。その後の「6秒間の奇跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」。高橋一生ならきっと上手に彼の世界を作りあげそうだし、助演のお父さん(の幽霊)が橋爪功さんだし、本田翼も「君花」とは違ったタイプみたいだし、もう少し見てみるか。

あと、「3千円の使い方」。これが案外面白い。原田ひ香氏のベストセラーのドラマ化で私は原作を読んでないけど、お金について勉強になる。中尾ミエと橋本淳の楽しい関係にも関心がある。(お金をだまし取られるんじゃないかと周囲に心配されているけど。)(^^;)

 

日曜は、21時からTBSの日曜劇場「GET READY」、これは第二話で脱落した。一人につき二億円の裏金を取って医大に裏口入学させ、稼いだ金で僻地に総合病院を作るのが夢とか、バレたので学長を退陣するにあたり、リモートで卒業生らに特別公演をして、熱く語ったら拍手喝采を浴びるとか、もういい加減にしてよね、だった。(-_-;)医療技術には監修する人がいるだろうけど、医療行政とかには監修者いないのかなあ。そのあとには日テレで「ブラッシュアップライフ」があって面白いらしい。でも私は見ていない。ちなみに22時からBS3で「われらがパラダイス」を放送しているが、面白そうだけど出遅れたので、見ないことにした。

ああ、ほかにも「アカイリンゴ」も始まったし(まだ見てない)、「ひともんちゃくなら喜んで」もまだ見てない。「私ってサバサバしてるから」もサバサバ女・網浜に共感できなくて脱落。

こんなにテレビっ子だったのか、私。やれやれ。

 

追加:

月~金NHK朝ドラ「舞い上がれ」:ヒロインの実家工場の経営が怪しくなってから、これは柏木君(目黒蓮)とは別れるだろうなと予測したらあっという間に別れてしまった。(^^;)的中しても嬉しくないけど。お兄ちゃん(横山裕)に何かしてもらうんだろうなと思ったらそれも当たった。やっぱり飛行機の部品を作る方向にいくのかー。赤楚君目当てで(;'∀')見てきたが、清純な貴司のキャラクターに、柔らかい感じの赤楚君の配役が合っていて、嬉しい。やっとこれからたくさん貴司を見られるのね。(^▽^)/

 

日曜のNHK大河ドラマ「どうする家康」:う~ん・・・古沢良太脚本(コンフィデンスマンJP)に期待してたんだけど、これはどうしたものか・・・。いったん脱落してから様子をうかがってまた見てみるかもしれないなあ。