BSテレ東で深夜放送中のみなと商事コインランドリー。
もちろん初回放送時、TVerで全話見たんだけど、またテレビ放送を録画して追っかけて見ている。これまでに私の見られるBL実写ドラマとして、なんでブログで何も触れなかったのか、自分でもはっきりとはわからないのだけど、あまりに健全すぎてエモくなかった(?)からかな。最後の最後にありったけの想いを込めたキスで終わったのは、溜飲が下がった感じで良かったのだけど、それまでがじれったかったですよねえ。(;^ω^)
全12話で今回は11話、先回は10話。(当たり前だわ(^^;))あ、いや、そろそろ大詰めということ。原作は読んでいないので理解が浅いかもしれないけれど。
高校3年生の香月慎太郎(シン-西垣匠)は10年前の小学生の時に海で溺れて、欅高水泳部だった湊晃(草川拓弥)に助けられてから、彼のことが気になっていた。その後、彼が「みなと商事コインランドリー」の中で一人で泣いているところを見てから、決定的に彼に恋をしてしまった。
子供だし特に何のアプローチもできなかったが、10年後に晃が東京のブラック企業で体を壊して帰郷し、祖父のコインランドリーを継いだため、彼に再会できてからはもうまっすぐに自分の気持ちを彼に傾けた。しかし晃も昔ちょっとはやんちゃだったが今はちゃんとしたアラサーの社会人。自分がゲイだという自覚はあるが、高校生の慎太郎を可愛いと思いながらも簡単に手なんか出せないし、まだ気になる人がいるからシンのいい兄貴でいる。気になる人とは、高校生の時に片想いをしていた、水泳部顧問だった佐久間先生(福士誠治)。卒業式の日に晃は佐久間先生にいきなりキスしてから走って逃げていた。そして、一人涙にくれたのだった。
その佐久間先生が、産休の先生の代わりにまた欅高に赴任してきた。やきもきする慎太郎だが、晃は佐久間先生に頼まれて、水泳部の臨時コーチを引き受けた。慎太郎は晃のために、できることを応援しようとする。健気~!シンは、出来過ぎてるのよね。(・_・;)10年ずっと晃を想い続けてるし、成績もいいし、下の兄弟が多くて両親共働きだから家事もやってるし、ものわかりもいいけどウジウジ我慢するのじゃなくて、ちゃんと好きだって言えるし。(時々晃に迫って逃げられてる。(^^;))
第10話で、水泳の大会が明後日にせまり、明日で晃のコーチも終わりだという日。いつものように晃を待ちながらコインランドリーで勉強していたシン。晃(の好きな佐久間)の応援をしているシンに、晃は、無理していないかと問う。シンは、それよりも湊さんには笑っていてほしいんです、もう一人で泣いてほしくなんかないんですと言う。ほろっ。(´;ω;`)ええ子や。
そして最後の練習が終わったあと、晃は意を決して佐久間先生に謝る。卒業式の日、勝手にキスして逃げてすみませんでした、と。佐久間先生はいつものようににこやかに、晃君は僕の自慢の生徒です、という。あくまでも教師と生徒という態度でいる先生に、晃は、「時間差で失恋・・・」と顔を覆うが、先生は頭を撫でてくれた。
そして、握手して別れたあと、コインランドリーに帰ってきた晃。暮れて雨になり、一人でたそがれているとシンが来た。湊さんが一人で泣いているんじゃないかと思って、と。涙目の晃をそっとハグするシン。お母さんかい?出来過ぎてるでしょ、君、いくつなのよ?そうやって晃はシンに寄り添われながら泣いたのだった。しみじみ・・・。こういうところが、エモい、いや尊い。
そしての第11話。夏休みに東京の医大のオープンキャンパスに連れて行ってほしいという医学部志望のシン。引き受けると、商店街の魚屋の息子で幼い時は晃に銭湯に連れて行ってもらったりしていた英明日香(奥智哉)も一緒についてきた。シンと同学年の明日香は進学する気はないのだが、別行動で、恋する佐久間柊(シュウ-稲葉友)のために、横浜で明治期の外国人住宅の写真を撮って柊に送っている。このストーリーには、「シンみな」のほかに「あすしゅう」というカップルもいるのだ。明日香は以前、建築学専攻の柊が海外に建物の見学旅行に行ったとき、勝手についていったのだった。そしてその間物騒な外国で恋人同士を装っていた。(その辺が「?」だけど(^^;))明日香は本当に柊が好きなのだが。
一方晃とシンは、大学見学のあとは観光と学業成就の神社参詣などしていた。例のLOVEのオブジェで記念撮影する二人。写真撮りましょうかと声をかけてくれたのは、「超特急」のメンバー。(名前忘れた)
しかし、帰る時間になってもバス乗り場に明日香が現れず、(携帯を落として探していたらしい)結局その日のうちには帰る交通手段がなくなり、一泊することになった。ビジホではなく旅館に三組布団をひかれ、晃は一組を自分の分として隣の小部屋に移動した。
コンビニに下着などを買いに行こうとして、墓地を通ることになって晃がビビっていると、シンが来た。手をつないでいくと怖くないですよというシンに、大丈夫だと晃は言うが、それでもシンのシャツを掴んでいる。( ̄▽ ̄;)シンは手を繋げなくてちょっとがっかり。ちなみに上にならんだ灯りは、UFOではなくうちの天井のダウンライトです。(-"-;A .
部屋に戻ると、明日香が小部屋の布団ですでに寝ていて、(明日香グッジョブなのか?(^^;))
一緒にシャワー浴びようとシンに言われた晃は、今夜はお前と目を合わせないとシンに宣言。あはは、照れてやんの。晃がシャワーを浴びて戻り、先に布団に入っていたシンを見るとシンは目をあけて(色っぽいなあ)、眠れないという。好きな人のそばにいるのに、その人が好きなのはなんで自分じゃないんだろうと。手をつないでくださいと言うシンと、お互い布団から手を出して、手をつなぐ晃。
翌朝。地元に帰ってきた三人。明日香は晃とシンにお礼を言って別れた。「え、俺、何もしてないけど?」とシン。でも、明日香は決意していた。まっすぐ柊の家=商店街の駄菓子(&タバコ)屋に行き、ずっと言えなかったことを言う気なのだ。
好きだ、また付き合ってほしいと。一方、一緒にコインランドリーに寄った二人のほうは、新局面に。シンは晃に、もう湊さんに会うのをやめますという。
さて、最終話(前に見たから内容知ってるけど(^^;))は、来週。うわ、ほんとに年末。そして、DVDボックス発売のお知らせも。
それに、「みな商」じゃなく、「美しい彼」の方だが、テレビ放映版を再編集して、「美しい彼~special edit version~」として、3月10日からTOHOシネマズ池袋など全国21か所の会場で1週間限定公開するという。なんだ、ドラマを短くしただけ?と思ったら、ドラマでは収録していない新規カットもあるとのこと。それって、ズルくない?(^^;)さらに、1月16日に、「美しい彼~special edit version~」の先行上映イベントをTOHOシネマズ池袋でやり、萩原利久・八木勇征の二人が登壇するらしい。上映するのがどの会場か調べたら、あーらやっぱりこっちでは、ありませんでした。(-_-;)まあ、そんなもんよね。