はぁ・・・・(*´Д`)
「とどーまーることを知らーな―い」と思わず歌ったので、「え、何ですか?」と同僚2人にきかれた。(^^;)行っている特養でのコロナ患者発生届、毎日書いていて、全然止まらない。ボスもそこに行ってるけどそういう雑用をするのは私だ。ボスはあちこちに行っているので、かかっていないとは思えないが・・・調べなければわからないのだから、きっと調べていないだけだ。(-_-;)
その後、自重しながら(いやいや前から自重してる。遊んでるのにかからない人もいるのになあ(・_・;))暮らしていて、特別な具合の悪さはない。疲れるのはトシのせいか。職場復帰した後になってから嗄声がきて、歌うのにちょっと問題があるが・・・。のどに力を入れるとヒリっとしたり、1回軽く咳き込んだりするので。クリスマスにいつものママのライブカフェで去年同様お楽しみ会をやって、ひとり2曲ずつ披露する予定だったが、昨今の感染爆発のため、「食事なし、ゲストは呼ばない」という内輪だけの会に変更された。もちろん歌う時はマスクで。
11月の教室発表会では”(They Long To Be)Close To You”と”So Far Away”を歌った。旦那の撮ってくれたビデオを見て、「あ~あ、ピッチが安定してないなあ」と思うところもあったが、まあ、いいか。ここ数年ショートボブにしていた髪を、ひさびさ額出しのソバージュにしたので、見た目大変身。キャロル・キングを歌うには見た目だけでも寄せたことになった。(^^;)(昔大島弓子らの漫画家がこんなビジュアルの女性を描いていた気がする)。トッポのようなロットで全体を縦巻にし、前髪のあたりはポッキーのようなロットで縦巻にしていた。(;^ω^)パーマにカラーで髪の毛が細くなった気がするので、普段のシャンプー・コンディショナーはBOTANISTだけど時々奮発してLA VILLA VITAを使っている。やっぱりいい感じがする。
今度のお楽しみ会では、同じく"Close To You"と、”Lullaby Of Birdland”を歌う予定。でも内輪だから緊張感もないけど。教室で新しく練習する歌は"We're All Alone"を選んだ。ボズ・スキャッグスが歌いリタ・クーリッジらがカバーした曲。はい、またもや、ジャズじゃないとは言えないけど、やはりもともとは違う曲です。(^^;)
映画は、ふだんレイトで見ることが多いが、冬はお天気と道が悪いからなかなか腰があがらない。今月はコロナにかかったこともあり、今のところ2本。
「ある男」
次男の不治の病をきっかけに夫と治療方針が合わず離婚した女性(安藤サクラ)が実家の文具店に帰り、そこのお客・他所から来た樵(きこり)見習い(窪田正孝)と知り合い再婚する。夫は優しく働き者で、連れ子の長男も可愛がり、あらたに女の子も生まれた。しかし山の事故で夫は亡くなり、それまで全く夫側の親戚づきあいはなかったが、弔問に訪れた温泉旅館を営んでいるという兄が、これは自分の弟ではないと言った。では、この人は一体だれなのか?サクラは離婚の時に世話になった東京の弁護士(妻夫木聡)に夫の身元調査を依頼する。この弁護士も、在日3世であるということで、裕福な妻(真木よう子)の実家からは時々心無い言葉を無自覚に浴びせられ我慢しているのだった。やがて、夫の身元や旅館の次男の居場所などは明らかになっていくが・・・・。夫は、犯罪者の息子として施設で育ち、その出自がついて回って何をしてもうまくいかず、絶望し孤独に生きていたのだった。
誰もみな、別の人間を装って生きたくなるほど現実が嫌になるときがあるのかもしれない。また、そうしなければ生きていけない場合もあるのだろう。最後に、「お父さん」が死んでしまって寂しいと涙する生さぬ仲の長男に、救われた気持ちもし、また切なくなって泣けた。
俳優がみな力のある人たちで、その点も見ごたえがあった。
「月の満ち欠け」
1980年12月8日、ジョン・レノンが射殺された衝撃的な日。(リアルタイムで知ってる(-_-;))そのあたりから27年にわたる生まれ変わりと巡り逢いの物語。
当時まだ外国人の姿は目立たなかった高田馬場。レコードショップ(当時はレコードだった)でアルバイトをしている大学生の三角哲彦(みすみあきひこ・目黒蓮)は、雨に濡れながら出勤してきて、店の前で雨宿りをしている女性(有村架純・正木瑠璃)に声をかけ、自分のTシャツをタオル代わりに貸し、傘も渡した。名前も住所も知らないその人に恋をした彼は、彼女に会いたくていつも映画館の前や駅前で彼女を待っていた。やがて二人は許されない恋仲になるが、子供ができないことで彼女をハズレだと否定する夫(田中圭・正木竜之介)のもとを逃れた彼女は、追いかけられて踏切事故で他界する。
一方彼女が素敵なカップルを見かけたといっていたのは、小山内堅(つよし)と梢。(大泉洋と柴咲コウ)。三角や瑠璃と同じく青森は八戸の出身だった。1980年に結婚した二人は、翌年女の子を授かった。名前は、瑠璃。それは、妊娠中に梢の夢に現れた少女が、私の名前は瑠璃にしてとお願いしたからだった。その子は愛されてすくすく育つが、長じるにつれおかしなことをするようになった。一人で高田馬場のレコード屋に行きアンナ・カレーニナのビデオを見たり、ぬいぐるみのクマに「あきらくん」という名前をつけたり(それは哲彦の子供の時の愛称だった)教えてもいないのにヨーコの歌「Remember Love」を口ずさんだり。
その瑠璃が高校生の時、小山内の会社に正木竜之介が就職し、たまたま父の会社に来た瑠璃が口ずさむ歌をききつけた。妻がいつも歌っていた歌だ。しかも瑠璃は正木を嫌がっているそぶり。名前も同じだ。それくらいでこの娘が妻の生まれ変わりだと信じて追いかけまわすものかなあ?偏執的じゃない?・・・で、正木のせいで、梢と瑠璃は事故死してしまう。一度に愛する家族二人を失った夫の嘆きを見て、こちらも辛かった。
そしてこれだけでは終わらなかった。故郷に帰って老いた母と暮らす小山内のもとに哲彦が訪ねてきて、娘さんは私の知ってる人の生まれ変わりでは、と言ったが、追い返す小山内。だが8年後、妻と娘の墓参りに行った小山内は、娘の親友ゆい(伊藤沙莉)に会う。ゆいは、高校の時瑠璃が描いた肖像画を見つけて見せて欲しいと言う。東京のホテルロビーでゆいとその娘瑠璃(!)と小山内は会うが、持参したその絵は、まだ小山内瑠璃が現実には会ったことのない哲彦にそっくりだった。ここまで27年経っている。(目黒君は小山内を訪ねてきた時ちっとも老けていなかったが(^^;))
あまりストーリーを詳しく書いても良くないのでこれくらいにして感想を。
人を愛すると言っても、愛し方は十人十色だ。正木は自分のせいで妻が命を落としても、何にも気づきがないのだろうか。相手のために、といっても、「自分が考えた」相手の幸せからあちらが外れたことが許容できないなんて。その点、小山内は普通の男だった。家族思いの、愛情あふれる男だった。三角の目黒君は、これが単独での映画初出演作だそうだが、時を同じくしてsilentを放送しているのでつい比較して見てしまう。佐倉想(サクラソウ?(;^ω^))とはまた違う、若くて不器用でまっすぐな純愛が、切なくも魅力的だった。もちろん有村架純が、そして柴咲コウが、タイプは違うが愛する女性として本当に素敵だった。
あと、私は、生まれ変わりって、生命境涯というか霊的にポテンシャルが高くないと、死んでもすぐには人間に生まれ変わらないと思っているが、(虫になったり雲になったり、あるいは形のない生命体だったりを長年繰り返してから・・・人に生まれるのってすごく稀有なことなのでは?)馬鹿に瑠璃さんは生まれ変わるのが早いわね。(・_・;)「人身は受け難し爪の上の土」って言うじゃないね。そして縁のあるところ・縁のある人のそばに現れるとは思うが、「子供は親を選んで生まれてくる」というのも、皆さんいろいろご意見あるかも。
このごろ、目黒蓮君のメディア露出が多い。朝ドラ「舞いあがれ!」の柏木君役では、先週末舞の家で隣の貴司くん(赤楚衛二君)に初対面でさっそくマウントを取っていたけど、私は赤楚君のほうが好き。(^ー^)赤楚君が出る週は気合入れて見ようと思ってる。