火曜日の晩、TBSの「君の花になる」をなんとなく見ている。いや特別面白いわけでもないんだけど(失礼m(__)m)同じ時間に競合する見たい番組がないし。

私の好きな「(若い)人たちが力を合わせて頑張って何かを成し遂げるお話」には当てはまっているし、ある意味これも好きな「お仕事ドラマ」でもあるし、そこにちょっと恋愛要素もはいっている。(全部がそうだと、ちょっとくどいかな(^^;))カップル成立しそうな高橋文也君と本田翼ちゃんは嫌いではない。そんなに重たいモチーフでもないから「大根云々」はまずおいといて。(^_^;)脚本がテレビドラマのほうの「チェリまほ」の吉田恵里香さんなのも気になっている。

 

「8LOOM」(これでブルームと読ませる)という8人組のアイドルグループを応援して人気者にさせるのが、高校教師を挫折して辞めて彼らの(合宿)寮の寮母になった翼ちゃん演じる「あす花」のミッション。高橋君の「弾」は8LOOMのメンバーで作詞作曲も担当するが、もとあす花の教え子である。つうことは、彼女は年上なのね。いいわね。(^_^;)もう教師と生徒じゃないんだし、双方成人なら自由恋愛オッケー。(o^―^o)

 

まずそれはおいておいて、実際にオーディションをして選抜された8LOOMのメンバーは、歌も歌うしダンスもするし、実際にアイドル活動をして楽曲の発売もするとのこと。デビュー曲とされるアップテンポの「Come Again」も、第二弾のバラード調「Melody」もいい曲。みんな選抜されただけあって、踊れて歌える。しかし・・・・。はじめから男子でもファルセットで歌う、音程高めのまさに今風な曲。でも聞いていて、8LOOMでもJO1でもBTSでも、同じ感じで区別がつきにくい。(まあBTSは英語か)

 

昔は、アイドルもピンだったり、せいぜい女子は3人組(キャンディーズとかリボンとか)、男子は4人組(古くはジャニーズ、フォーリーブス)くらいだった。今はSMAPが6人(のちに5人)、嵐が5人なんてのはともかく、Snowmanが9人とか、人数多いわ~。AKB48なんて、楽屋確保が大変だろうなーとか、ステージの時に舞台袖での待機も、はけて退出するのもスタッフの手間が大きいなあとか思った。(学芸会かと時々思うが、でも彼女らが凄く頑張って練習してるのは知ってる)

各人の個性は、昔のほうが際立って見えた気がする。

 

   

アイドルといえば今「壁サー同人作家の猫屋敷君は承認欲求をこじらせている」(略称「壁こじ」)というドラマもTVerで見ているが、主人公の同人漫画家猫屋敷守君の、推しというだけでなく密かに恋してる感じの幼馴染は、「Shiny Smile」(シャイニースマイル)という4人組男性アイドルグループの一員、ISSAYこと風間一星なのである。彼らの曲は、8LOOMに比べてはるかにわかりやすい。4人が一人2小節ずつ♬傷ついた心~、 一人で抱えてないで~、 話してごらんよ~、 扉開いて~♪と分けて歌う歌詞や、どこかで聞いたようなメロディもフレーズも、ダンスの振り付けまでわかりやすい。まるで令和というより平成、下手すると昭和的なノリだ。私なんぞはこっちの方がピンときちゃうんだよなあ。(彼らが年とると純烈になっちゃうのかも?(;^ω^))

ドラマシャワー「永遠の昨日」は画像がとても美しく、これまでの3作も画(絵)がきれいだったが、雨・プール・水撒き・風呂・海など水を効果的に使っていることもあり、情景が少し霞んで情緒的に感じられる。高校の校舎も我々のころと大きく変わらないし、主人公満と浩一の制服が、学生服や白シャツと黒いズボンのコンビであることも、懐かしい昔のテイストを感じさせ、シリアスな純愛BLであることもおばさんには共感性・親和性が高い。(「わかりみが深い」って言うの?(;'∀'))

「一橋桐子の犯罪日記」、「クロサギ」「アトムの童」「自転車屋さんの高橋くん」などでも、昔ながらの界隈や古い木造アパートや小道具など、レトロと言うと少し違うような気がしないでもないけれど、自分がなじんでいるものや懐かしいものが豊富に出てきて、つい反応したり惹かれたりしちゃってるのに気づいた。「窓辺にて」(稲垣吾郎ちゃん主演の映画)にも、カフェではなく昔ながらのどっしり椅子の「喫茶店」がロケ場所として何か所も出てきて、そちらに興味をひかれていた。(^^;)(^^ゞ

 

作ってる方(ロケハン、美術、撮影等)の狙いはわからないが、自分は完全に懐古趣味なのだろうか?・・・ていうことは、年取ったということに他ならないなあ。(;´・ω・)