もう11月になってしまったが、新作の公開はたいてい金曜日だから、今アップします。
まず4日封切りの作品。稲垣吾郎ちゃんが主演。
 
11/4、「窓辺にて」。
今泉力哉氏の脚本・監督。といえば、「愛がなんだ」を思い出す。あ、「アイネクライネ・ナハトムジーク」もだったのか。「his」もだったのか。とすると、私はここ2,3年で結構今泉監督の作品を見ていることになる。松井大悟監督(「くれなずめ」、「ちょっと思い出しただけ」)と今泉監督と、ときどき混同してしまうけど。
 
 
吾郎ちゃんの役はフリーライター。妻で編集者の中村ゆりが、担当している人気作家と浮気していることに気づくのだが、嫉妬とか怒りとかの生生しい感情が沸き上がってこないことに、自分でも驚き戸惑う。そんな折文学賞の選考で出会った女子高生作家(玉城ティナ)と会い、そこから何かが始まるらしい。彼らのほかにも、若葉竜也・志田未来、倉悠貴(出会った時バージョンのhisに出ていた)松金よね子などが脇をかためる。予告編で中村ゆりに「あんた、ちょっとでも私を愛したことあるの!?」って言われてなかったかな?なんとなく身につまされそうだけど、見てみたい。
 
 
11/11,「すずめの戸締まり」。
 

 

まえからこのリーフは映画館においてあったけど、どんな話だかわからなかった。下はその裏面。

 

 
九州に住む女子高生鈴芽(すずめ)・・・「半分、青い」みたいだ。「どこでもドア」みたいなドアが見えるが、そのドアが突然現れてそれがひらくと、なぜか災厄が外に(われわれのいる世界に)降ってくるらしいので、そのドアはしっかり締める(封印する?)必要があるらしい。
最近の予告編上映では、そのドアから小狡そうなネコが出て来て、封印するために災厄のドアを探している青年(声は松村北斗)を木製の小さなイスに変えてしまった(?)みたいだ。鈴芽はイスを追って日本中を追跡旅するようだ。
下が、そのあとに置かれていたリーフ。二つ折りになった。
 
 
裏面と中面。画像はとてもきれい。さすが新海監督。
 

 
ほんとに正直に言うと、「君の名は」は「なんでそんなに大ヒット?」と私は思ったのだが。(-_-;)
むしろ「天気の子」(さっき点茸と変換された!(-_-;))のほうが良かった。あとで「言の葉の庭」とか「秒速5センチメートル」とか、昔の作品を見てみようかな。画像へのこだわりは相当なもののようだし。私は細田守監督作品が好きだけど、「竜とそばかすの姫」はそうでもなかった。失礼。m(__)m
 
11/18,「ある男」
 
 
芥川賞作家・平野啓一郎氏の読売文学賞受賞作品。監督は「蜜蜂と遠雷」(よかった)の石川慶氏。ヴェネチア国際映画祭出品作。
バツイチ子連れの女性を安藤サクラが演じる。彼女は再婚して子供をもうけ4人で幸せにくらしていたはずが、夫(窪田正孝)が不慮の死をとげる。田舎から弔問に出てきた兄が、写真を見て、「これは弟じゃないです」という衝撃。では自分は誰と夫婦として生きてきたのか。彼女は弁護士城戸(妻夫木聡)に亡夫の身辺調査を依頼することになる。ちょっと辛そうな現実が掘り起こされるのだろうが、でも人間ドラマだし、興味を惹かれる。ほかにも仲野太賀、柄本明など、演技力のある俳優が共演している。
 
11/23「母性」。これはこういうジャンルでは右に出るものがいない(?)湊かなえ原作。
正直いって、苦手なほう。(・_・;)
 
 
戸田恵梨香と永野芽郁は、「ハコヅメ」で仲良し同僚を演じたが、この作品はその前に撮影していたとのこと。やっぱり映画の時間割は長い。これも、見て辛そうだなあ。11月は純文学の映画化作品が多いのか。上のリーフは折りたたまれていて、その内側は下のようになっていた。(壁に貼ってみた)
 

戸田恵梨香の母:大地真央、夫の母:高畑淳子。うーん、ちょっとどっちも手ごわそう。高畑さん、コワイ。そしてそういうときたいてい男(夫)って、ナアナアだったり気配を消したり、あてにも頼りにもならないんだよね。(ちょっと覚えがあるわ、私も姑と小姑と長年暮らしたから(;^ω^))いや嫁と姑はどうでもいい、大事なのは子供なんだよね。子供にとって母親って世界のほとんどすべてみたいなところあるから。
 
他にも「転スラ」(アニメ)とか洋画とか、いろいろあるけど・・・・。私がみようかなと思う4作でした。
田舎だから単館系の映画とか、あまり来ないのよね。