一昨日夜、NHKーFMの聞き逃し配信(らじるらじる)を聞きながら書きかけたブログ。←面白くない人には面白くない内容なんだろうけどなあ。(^^;)
 
タクミくんシリーズ実写版に出演したギイこと渡辺大輔くんが出演している「青春アドベンチャー」。このタイトルのラジオドラマ枠は、本当に昔からこの名前だ。(^^;)
今は、5回・10回・15回のどれかの長さで放送しているらしい。1回につき15分。聞き逃し配信期間は1週間。8月29日から始まった「軽業師タチアナと大帝の娘」、全15回。帝政ロシア時代の女性軽業師の命がけの大冒険を描いているようだ。渡辺君の役は、(こういうドラマでは一人何役もやるのが常だけど)主に、顔の半分に傷のある隻眼のコサック兵。(私の耳が確かなら隻眼。碧眼ってわざわざ言わないと思うので)ラジオって字幕がないから、そのへん間違えてるかも。重要な役どころだと思う。
 
 
さて、8月最後の終末に弾丸で行ってきた東京ショートトリップ。ムーミンコミックス展が28日で終了するもので。26日金曜日の午後から休みをもらって、車でまっすぐ空港へ。コロナ問題がおきてから遠出をしなかったので、本当に久しぶりの飛行機だ。友人におみやげを買って、4時くらいの便だったけど、羽田上空に雷雲があると30分余り出発がのびた。ANAはもう機内誌「翼の王国」を紙ではなく座席前に設置した画面に移行したのだね。コントローラーをいじったら、前と違い、聴ける音楽CDがたくさんあるなど、コンテンツが充実していた。そういえば以前翼の王国(多分)で仕入れた知識で、夏のヴェローナ・オペラ行きを決めたことがあったなあ。(;'∀')
 
東京につき、6時少し前にバスのチケットと卵焼きのサンドイッチを購入して高速バスに乗った。電車を乗り継ごうかと思ったけど、それでスムーズにいっても駅からホテルまでの徒歩7分が必要で1時間40分くらいだが、バスだと約2時間でホテル前につくし、歩かなくていいから楽だ。(^^;)バスも、金曜の晩で渋滞してますというアナウンスで遅れたが、携帯で検索したら、電車が人身で停止しているという情報もあったので、むしろよかったかも。近年この「人身」って本当に問題だ。(-_-;) 誰かが線路に何か落としたのが原因だったという噂も聞いたが、本当かどうかはわからない。
 
美術館ならびに友人の家から近いお気に入りのホテルにつき、さっそく自転車で来てくれた友人と最上階のバーへ。彼女は1か月前に一家でコロナに感染していて、まだ少し味覚障害があるとのこと。以前彼女とこのバーに来た時、バーテンダーさんにとあるパフォーマンスをしていただいたいいい思い出がある。レモンの皮を長くむいて、アイスクリームを包んだクレープの上に垂らして皮にブランデーをかけ、部屋を暗くして火をつけたのである。・・・確か。もうかなり前のことなので、レモンだったかオレンジだったか、ブランデーだったのかラムだったのか、忘れてしまったけど、ふたりで一つしか頼まなかったのに、それをやっていただけて、青い炎がとてもきれいだった。やっぱりいいホテルって、違うのよね。(って、そんなにお高いわけではない。)モヒートとかメキシカンコーヒーとかカクテルを頼んで、久々のくつろぎ。
 

23時バーが閉まり、お会計の時に友人がスタッフに訊いてくれた。「この森はアマゾンの配送センターになるんですか?」「いろいろ噂きいていますか?」「はい」「配送センターはできますが、ホテルはこのままです」「ああ、よかった~」(^▽^)/このホテルの横には、都会では貴重な森というか林と言うか、すてきな場所があるのだが、そこを潰してアマゾンの配送センターができるという話を聞いていたのだ。ホテルもなくなるの?新しくないし。・・・でも、良かった。(^^;)

部屋のテレビで「NICE FLIGHT」を見た。玉森君は本当に色白。中村アンよりも。パイロットの訓練生みんなでサウナに入ったシーンでも、一人とびぬけてつるんとした脛。(;^ω^)

 

翌朝はいい(多分)ベッドですっきり目覚め、大浴場に行った後朝食へ。コックさんがせっかくトースターの後ろに立っていたんだから、オムレツとか頼めばよかった。でも私は朝は軽め(コンチネンタル)でいいほうなのよね。バナナとマンゴーのスムージーおいしかったし、なぜかサラダのコーンのおいしさに感動。(既製品じゃないのだろう)コーンをおかわりしようかなと思った。(^^;)だけど、ホタテの中華がゆとなめこのお味噌汁をこのあと取ってきた。

 

 

友達との待ち合わせ時間まで敷地内の散歩。

 

 

 
そのあと、昨夜の友人の車でまずお昼ご飯にいってから美術館へ。実はムーミンフリークな私。ずっと、作者のトーベ・ヤンソンさんに会いたかった。でも、ムーミンシリーズが世界中の子供たちに愛された結果、彼女はすごくたくさんの手紙を世界中から受け取ることになり、それらへの返事や対応に時間をとられて創作活動の時間が思うようにとれなくなってしまったらしい。なので遠慮&逡巡しているうちに亡くなった。(もちろん、私は会いたいと言って会えるような立場ではないけど)
 
煮詰まった時にはムーミン。1998年、姑・小姑との同居に煮詰まって、ひとりで逃げるようにフィンランドに行った。このときはまだご存命だったので、彼女に思いをはせつつ一人で旅をした。タンペレの「ムーミン谷」(市立図書館にトーベが自分の作品をどっさり寄付したのでそれらが展示された美術館)に行って長い時間過ごした。そこにはほぼ白黒の、彼女の挿絵原稿がそれこそどっさりで、ぼーっとしながら丹念に見た。図録やお土産などは、商売っ気がないからほとんどおいてなくて、白黒印刷の絵葉書が少しあっただけ。もちろん買ってきたけど。
帰ってきてからは事態は急転回したし、旅の途中で現地の友人もつくってきたから、実り多い旅だった。
 
今回の美術展は、ムーミン・コミックス展だから、トーベというよりは下の弟ラルスの作品と言ったほうがいい。彼女は長女で、下にペル・ウロフとラルスというそれぞれ6歳違いの弟がいた。イギリスのイブニング・ニュースという新聞に長いこと連載した漫画(日本と違って3コマずつ)は、始まった時私はまだ生まれていなかったが、そのころのトーベのわら半紙に鉛筆で描いた下書きなど、貴重なものが見られた。二人で始めた漫画は1年余りでラルスに引き継がれた。セリフは英語。(ムーミンシリーズは、もともとスウェーデン語。フィンランドでは、フィンランド語とスウェーデン語が公用語)そして、やっぱり図録もお土産も買ってきた。(^^;)
日本人って(?)それともソフィア(?)(ラルスの娘で伯母と父の著作物など管理している)商売上手だな。(;^ω^)でも、あると嬉しい。
 
 
夏の東京って、暑すぎるからあまり行きたくないのだけど、前日が空港からホテル直通バスで、翌日が友達の車だったし、帰りも横浜線で横浜駅からTCAT(バス)だったから、暑いところにさらされなくて済んだ。行きの飛行機(ANA)に乗り込んでからJALで地元空港に帰り着くまで28時間の弾丸な旅だった。ちなみにJALの機内誌SKYWARDは、紙だった。(;^ω^)