なぜ大変かと言うと、多い!(^^;)・・・多分取り残しがいくつか出そう。前にご紹介した8月の映画も見切れなそうなのに。別の映画館をチェックしたら知らなかった上映予定作品がまだあったのだ。
 
まず公開日(当地の事情もふくむ)順に。(都会と違って少ない上映館のセレクション任せなので)

★8月19日

「プラン75」公開日初日は6月17日。ここではこの日。

是枝監督が総合監修をつとめたオムニバス映画「十年 Ten Years Japan」の一篇「PLAN 75」を新たにキャストを替えて作ったもの。75歳以上の高齢者に自ら死を選ぶ権利を保障し支援する制度「プラン75」が施行され、その制度に翻弄される人々の姿を描く、と説明がついている。

うわー、厳しいなあ。生産性の有無で人を判断するなんて。しかも一定の年齢に線をひくなんて。何年か前に75歳からを「後期高齢者」と規定して、猛反発を受けたばかりだよねえ。

 

★9月1日 「この子は邪悪」

 

「予想外の」とあるので、こんなお話ですとはいえない、原作のない作品。オリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA  CREATORS' PROGRAM FILM 2017」で準グランプリを獲得した作品だそうで、でも監督と脚本を務めた片岡翔氏&ノベライズ南々井梢氏で徳間書店から本が出ているらしい。交通事故にあって長く植物状態だった主人公南沙良の母が奇跡的に回復して家に帰ってくるが、彼女は母に違和感を抱く。その謎を幼馴染・純(大西流星)と解いていくのだが・・・。

 

★9月?日 「島守の塔」

 

 

これは今のところ、当地で上映されるのかどうか定かではない。東北のうち4県では上映館が決まっているのに、うちはまだだ。

これは、あの戦争で沖縄戦のときに、中央から派遣されて(当時はそうだった)赴任した知事と県の警察の長が、地元の人々を守るために命がけで奮闘した史実に基づく話。

戦局が悪化すると日本軍は島民に自決を迫ることもあったが、(実際日本軍のせいで命を落とした人も大勢いるらしい。サイパンにもスーサイド・クリフとかバンザイ・クリフなどという恐ろしい名前の場所がある)この二人は「生きろ」と島民を励まし続けたそうだ。

戦争ものって苦手なんだが、見たいものだけじゃなく、見なくちゃいけないものってあると思うんだけどな。

 

その他の9月の映画は、別のブログで。