今、FODで仮面ライダービルド(TV連ドラ・2017ころ)を見ている。
仮面ライダーなんて、子供の時に藤岡弘さんとかの実写でせいぜいV3くらいまでたまに見て以来。学校から帰ってから見られる時間に放送していたはず。私ほどの年齢のひとでも見てたということは、仮面ライダーの歴史って無茶苦茶長いのだなあ。(^^;)
 
日曜の朝、チャンネルサーフィンしながらちらっと見たのは最近(←私にとって)は仮面ライダーセイバーだった。今は別のを放送しているだろう。それが最近「先輩、決して恋では!」(「せぱ恋」と略すらしい)を見た時に、「どこかで見た子だな~」と思った、主演2人のうち瀬戸君ではない先輩役のほうが、セイバーで見た子だと思い出した。内藤秀一郎くん、おとなしめのイケメンな子。かなり背は高いが、以前は精悍なルックスの若者が選ばれていた気がするので、こんなおとなしそうなルックスの子でも戦隊もののヒーローに選ばれるんだなあと思った。今や、仮面ライダーや「〇〇ジャー」という名前の戦隊ものへの出演は、若手新進二枚目俳優の登竜門みたいなもの。青田買い(?)を狙って見る層もいるし、幼い子供と一緒に見て「推し」を見つける若いママもいる。下は内藤君。
 

 

仮面ライダーってテレビ朝日の番組だけど、今ビルドがフジ系のFODでも見られるのは、武田航平くんがオールドファッション・カップケーキに出てるからかな?

主人公仮面ライダービルド役は犬飼貴丈くん、そして、赤楚衛二君が仮面ライダークローズとして共演していたのは、「チェリまほ」で赤楚君がクローズアップされたときに知った。この作品に武田君も出ていたことは、今回のオールドファッション・カップケーキがドラマ化されるまで知らなかった。

そして見始めた仮面ライダービルド。1話23分くらいだが、なんと49話もある。(@_@)つまり、1作品につき1年くらいのスパンで放送されていたのだ。凄い、知らなかった。それなら、(セイバーの話だけど)毎回あまりはっきりしたストーリーの展開がなく、やたらCGかVFXエフェクトでの戦闘シーンがあるように見えていたけれど、(関係者の皆様、すみません💦)ちゃんと1年かけてストーリーが起承転結していってたのだろうね。m(__)m 大河ドラマ並み(言い過ぎ(^^;))のスケールだわ。

 

それで見始めたビルド。犬養君も血気盛んなタイプの役ではなく、本来科学者だ。やさしい顔をした戦士、桐生戦兎(せんと)。その名は仮名で、喫茶店Nascita *(お客がいるところを見たことがないので、実は隠れ家専用か)のマスターで元宇宙飛行士の石動(いするぎ・前川泰之)がつけたもの。マスターは実はブラッド・スタークという謎の多い改造人間で、ビルドらを親や師匠のように守り導きもするし、痛めつけたり邪魔したりもする。

 

 

 

10年前、火星から持ち帰ったパンドラボックスといわれる立方体のものから発せられた強い光を浴びたものは、急に人格が変わって好戦的になり、また、そのとき瞬時にして日本を三つにわける壁が大地から立ち上がって、そこからは有毒ガスが常時出ているため、日本は北都・東都・西都に三分割された。その三都の勢力争いの中で仮面ライダーは生まれ、争いに巻き込まれて戦わざるを得なくなる。相手はほかの都のライダーだったり、スマッシュと言われる改造人間(怪人)だったり。

 

 

 
赤楚君演じる万丈龍我(ばんじょうりゅうが)は、元ボクサー。恋人を殺され、科学者殺しという無実の罪を着せられて、お尋ね者になる。初回から登場して、余儀なく戦兎の相棒になるが、戦兎と違って筋肉バカと言われる割と単純で熱血なタイプ。自意識過剰でやさしいだけに悩みやすい戦兎にはいい相棒だ。無実の罪を晴らすことと恋人の恨みを晴らすことがモチベ―ション。なぜか頭のてっぺんの髪だけコーン・ロウと言われる編み込みになっている。彼は仮面ライダー・クローズとして、ドラゴンのように戦う。
 
 
で、武田君はいったいいつ出てくるのよ~?と思いながら、でもできるだけストーリーや設定に突っ込まないようにしながら見ていくと、案外面白い。(^^;)(^^;)武田君は第17話でやっと出てきた。(;^ω^) 彼・猿渡一海(さわたりかずみ)は北都で農場を営んでいたが、不順な天候や政治の貧困のために様々なものを失い、やはり余儀なく仲間とともに改造人間にされてしまった。彼は金色の仮面ライダーグリスとなり、彼をお頭と呼ぶ3人の仲間は、赤・黄・青の3種のスマッシュになった。一海は仲間思いで、冷静に善悪を判断するリーダー的な性格をしている。(そういう人結構好きだぞ^^;・・・でも万丈も戦兎も可愛い。)
 
 
 
初めは敵対する立場で出会った戦兎・万丈と一海ら。東都の氷室首相の「戦争をする代わりに代表戦を」という提案で、東都代表と北都代表として、戦うことになる。戦兎と一海の対決は、こんな高いところのリング(?)で行われた。赤いものを吐き出しているのが件の壁。
 
 
 
試合は戦兎(東都)の勝利で終わる。しかし、北都は敗北すると同時に東都に攻め寄せようと、軍事力を東都側の境に集めていたが、北都の中心の守りが薄くなった隙に西都が攻めてきて、北都を制圧した。Σ(゚Д゚)それらの一連の動きには、すべて、ブラッド・スタークが絡んでいたのだった。西都は当然東都に戦いを挑んできた。一海は戦兎らに、協力しあって西都と戦おうと申し出た。
また、登場人物で重要なのは、石動の娘美空。彼女はパンドラの光を浴びて気を失ったあと、腕に、取れない金のバングルが巻きついていた。それがあると、「ボトル」という変身の道具兼戦うキャラクターを「浄化」する力が湧き、また、傷ついた人に触れることで相手の傷をいやせるのである。まるでベホマの術が使えるみたいに。(←ドラクエの話です(;^ω^))しかも毒ガスのこともあってなかなか外に出られないので、「みーたん」という名でネットアイドルをしているが、なんと前から一海は「みーたん」の大ファンだった。むろん彼女のリアルについては知らなかったが。
 
 
だから、「みーたんのお願い」を受けると、即そのとおりにするのだ。(^^;)(^^;)(^^;)
顔が濃いので写真は小枠にしておくわ。(-"-;A ...
 
 
今、全49話のうち26話まで見終わったところ。3色の仲間と故郷を失い孤独な一海と、記憶を失っていたが実は自分が顔を変えられたものの科学者葛城巧(かつらぎたくみ・ライダーシステムを産んだ悪魔の科学者と呼ばれる)であることを知らされた戦兎と、恋人を失い仲間の戦兎が自分が殺したとされる葛城巧だったことを知った龍我と、父石動惣一がブラッド・スタークで、何を狙っているのかわからないけれど今はとにかく敵になっている美空(念じると物凄い力が出る)とが、これからともに戦っていくのだ。ブラッド・スターク&黒幕である難波重工&西都の仮面ライダーである最強のファントムと。
 
 
 
26話はまだ半分なので、この先道は長い(;´・ω・)(^_^;)( ̄▽ ̄;)が、
とりあえずこの時点でのあらすじと感想など書いてみた。
 
* nascitaはイタリア語で誕生と言う意味。
いつものように少し直した部分は青字です。