この春から改変されたNHKのTV番組。
以前は月曜日22:45から30分ずつだった「よるドラ」(だいたいどれも面白かった)が、今度は月曜から木曜まで22:45~15分ずつの連続ドラマになった。つまり1週間に30分だったものが1時間と、倍量になった。第一弾は「卒業タイムリミット」だった。これが24回まであったから、6週にわたって計6時間放送されたことになる。朝ドラが1週間に月から金まで計75分、かける半年。25週として31時間25分。大河ドラマが週に45分×48週として、36時間。
・・・いや、何を計算してるんだろう?(・_・;)(・_・;)・・・朝ドラ凄い。よるドラも結構すごい。1作品につき大河の6分の1もある。
仕切り直して。この改変がわかったとき、同じ時間に多分別チャンネルの見たい番組が重なるだろうから、テレビの録画がややこしいことになると危惧した。しかし、ふたをあけてみれば、録画しなくてもNHK+で毎日職場でもPCで見られるのだった。(^^;)むしろ楽じゃない。
第一弾は、高校の卒業式の3日前になって、英語の女教師が監禁され、その事件を解決せよと3年生の生徒4人に犯人から連絡がきたサスペンスものだった。でもだんだんヒューマンドラマになっていった。とりあえずこれは書く気で写真とったりしていなかったので、今回は第二弾から。(^^;)
私のPCの写真にて、見づらくて失礼。
 
 
二作目の名は、カナカナ。主人公役の眞栄田郷敦くん(ご存じ千葉真一氏の次男ね)が日暮正直(マサ)という役名なのと、W主演的な子役の女の子の名前がカナカちゃんだからだろう。両親を早く亡くし、その後育ててくれたおばあちゃんもすぐ亡くしたカナカは、親戚から厄介者扱いされるが、実は彼女が人の心が読める能力をもっていることに気づいたおじの沢田(武田真治)は彼女を連れてカジノにいき、賭けポーカーで相手の手を読ませて荒稼ぎする。(子供つれてカジノ行くなよ~、カジノも断りなよ(-_-;))でも自分を可愛いとも思っていない叔父にさせられるインチキが嫌で、カジノから裸足で逃げ出したカナカは、公園で、不思議なカラッと晴れた海辺のような空気を持ったマサに出会う。
 
 
マサは、詳しくはわからないがやはり家庭にほかに誰もいないらしい。昔は硬派の不良だったが、今は三浦海岸で居酒屋「パイセン」を営んでいる。そこには仲間の前田旺士郎くん(役名忘れた(;^_^))(勇介でした)が入りびたる。マサは昔100人以上の半グレを一人でやっつけたという武勇伝を持っているが、それは先にやられていた旺士郎君に頼られたからだった。マサは賢く立ち回ることはできないが、まっすぐで温かく、人に頼られたらものすごい力の出せる漢なのだ。(^ー^)
朝、おばさん(宮崎美子)がパイセンに来て、遠縁にあたる身寄りのない子をしばらく預かってくれないかともちかけた。特に嫌そうでもないマサ。
写真は今の旺士郎君と、その大立ち回りのときの様子。暗いけどマサだけ立つことができているのがおわかりかな。このあとパトに乗せられて警察に連行されたけど。
 
 
 
この写真は、マサが海で超大物の魚をゲットして海から上がってきた時のもの。写真がいまいちだけど、さすが眞栄田くん。立派な筋肉。なんだかロボットみたい?(鉄人28号とかマグマ大使みたいな?(^^;))・・・古くてすみません。(-_-;)
 
 
さて、店に出して評判のよかったノビルを摘みに公園に出かけたマサは、逃げてきたカナカに見つめられて振り向き、おなかが空いているのかと(しかも肉まん好きだと勝手に解釈)
肉まんを買いに行ってくると、そこに沢田。カナカを返せと言われても、カナカがマサに貼りついて離れないので、そのまま連れて帰る。彼女が昔の旺士郎君と同じ目をしていたから。
 
 
沢田は警察をつれてパイセンにやってくる。いやがるカナカの両手を引っ張りあう沢田とマサだが、痛がるカナカに大岡裁きを思い出して手を放すマサ。マサの頭の中には時々こんな妄想?想像?が現れるらしい。
 

 
でも世の中そううまくはいかず、デコピンだけで沢田を倒したマサ(すごい力!( ゚Д゚))は、カナカを担いで警察から走って逃げることに。彼に遅れて警官が走っている。
 

 マサの秘密基地にいったら、そこに旺士郎君がカナカのため靴を買ってやってきた。
 
 
だけどここにもおばさんの案内で警察が。逃げたマサは海に出る。おばさんは、「その子がけさ預かってくれと言ってた遠縁の子だよ~(だから誘拐じゃないから逃げなくてもいいんだよ)」と叫ぶが、マサは「なーんにも聞こえねえ~」と朗らかだ。(何にも考えてないというべきか?(^^;))
 
 
 
その後も沢田はアプローチをしてくるが、過去にカナカを手に入れるために卑劣な工作をしていたことが明らかになる。
 
 
おばさんも沢田が信用ならないことがわかり、自分の家でカナカと暮らすというが、カナカが
マサといたいと言って離れない。
 

 
それで、おばさんは、パパになれるかどうかお試し期間を3か月設けるという提案をした。
 
 
そう聞いて、思わずゴッドファーザーなぞ思い浮かべるマサ。(;^_^A あら、懐かしい。
 

「子供を育てるなんて、そんな簡単なもんじゃないんだぞ、お前らに親なんかできるか!」と、これまで散々世話になってきた刑事さん(橋本じゅん)に言われるが、果たして今後彼ら(マサと旺士郎くん)&カナカにはどんな事件がおこっていくのだろうか。
筋肉隆々で力持ち。まっすぐであったかいマサに、眞栄田君はぴったりだと思う。
今後もNHK+で(リアルタイムは、どうかな~?)(^^;)見ていこう。