連休どこにも行く当てがなかったので、GEOのスポットレンタルの期間が20日になったところで5枚DVDを借りた。(ふだんは10日間)うち3枚は、一連のBLもの(のはず)だった。3枚もシリーズで出てるなら、きっと人気作品で面白いんだろうと思って。
・・・・・でもちょっと違ったなあ。(-_-;)
またよく調べもせずに借りたのでね。だけど、面白いかどうか、気に入るかどうかは、見てみないとわからないのだからその姿勢は悪くはないと思うけど。(;'∀')
まずは一作目の「最短距離はまわりくどくて」そして2作目の「最短距離は回りくどくて、雨とソーダ水」3作目の「最短距離はまわりくどくて、 落花流水」と続けて見た。
なんかほら、タイトルが詩的じゃない?・・・・劇場公開もされたらしく、舞台挨拶もあった。それは一作目の特典映像として収録されていて、下はその時の集合写真。私的にはこの舞台挨拶が一番よかったかな。(あー凄い失礼なこと書いてる?)(-"-;A ...アセアセ
作品にはまったく女性が登場しない、そのいびつさ。(;´Д`)じゃあなんでこの写真に女性が?というと、彼女は監修をした「かさいあみ」さん。元AV女優で、脚本家かつフリーAV女優連盟共同発起人なのだそうだ。この作品の脚本は彼女じゃないけど。
そこでハタと気づいた人はさすがだけど、これは一般の腐女子が楽しむBLというより、男性間のAVという趣であった。もとはもっとハード(?)な作品だったのを、編集してR15+にしたらしい。いやいやかなりの時間をベッドシーンが占めてましたよ?それでも、(18禁と15歳以上とをわける基準がわからないが、)そのシーンで映っていたのがほぼ上半身のみだったからR15+でOKだったのかなあ?三作で主演した向理来くんは、検索したらAV俳優となっていた。
3作通してみて私の感じた違和感は、*主演の彼の表情がないこと。一番アップで映るのに、笑うとか怒るとか泣くとか、感情を出してない。これは演出なんだろうけど。だって舞台挨拶の時は仕切ってたし生き生きしてたもの。*画面に一度に映る人間が、凄く少ないこと。ほとんど二人以下。*室内撮影がすごく多いこと。*女性が出てこないこと。(でもタクミくんシリーズにだって出てこないけどね(^^;))*ストーリーがご都合主義・・・なのはしょうがないか。あまりリアリティーは追及していないみたいだけど、全国の劇場にかける作品とは予算が違いすぎるだろう。
じゃあなぜ3部作を作ったのかというと、わからないけれども、見るなら3作見たほうがいいとアドバイスしたい。最後までみないとわからないことがあるから。全く、「最短距離は回りくど」かったのである。
上の写真に写っているのは、主人公の悠斗と、ポールダンサーの流花(るか)。二人とも、「先生」が好きで一時先生と恋人だった。そしてそのために後で悲惨な傷を負うのである。
「BOYS LOVE 劇場版」もだったけど、そういうむごいことを割と平気で入れてくるよね、BL実写って。(-_-;) 「やおい」★には結局話の収集がつかなくなると登場人物を殺しちゃうって傾向があるけど、それっぽいのかな。それに私にはあの「先生」は、それほど魅力的には見えなかったけどな~。そこ、一つの重要ポイントかもしれない。いやきっとそうだ。<(`^´)>(また失礼なことを・・・。)m(__)m
ちょっと褒めたいのは、彼ら、特に主演の向くんなど、色白ですべすべな感じのお肌がすごくきれいだったのだ。カメラの前に出るときは、それはボディにもメイクするかもしれないが、全身するのはターイヘンだし、きっと持ち前のきれいさ+普段のお手入れをしているんじゃないかな。ムキムキではないが締まっていて特に贅肉はないし、かといってガリガリでもないし、ほくろだの痣だの傷だのないし、鑑賞に堪えるきれいさ。脱毛もしてるかも。お尻の形もきれいだった。羨ましい。(;^ω^)鼻もすっと高いんだけど、でも上唇が薄かったな~。
やっぱりこういう作品には、原作として(人気)漫画やしっかりした小説があったほうがいいかもね。
★やおい・・・ヤマがない、オチがない、イミがないストーリーの作品。むかしはこれがBL作品の代名詞的だったことがある。