時々NHKで放送している「おげんさんといっしょ」。まるでサザエさんのような音楽シチュエーションコメディ(といっていいのか?)いやバラエティー番組である。
サザエさんのようなスタイルのおげんさんこと星野源、まったくおじさんカツラの似合わないお父さんこと高畑充希、娘のセーラー服を着た「たかし子」こと藤井隆、なぜか住み着いているネズミ(宮野真守)らが、なんと生放送でバラエティーをやるのだ。過去には息子として細野晴臣(大物!)も学生服で出ていた。
先日11/23に放送したときは、(確か3時間も?)子供の友人と言う設定で学生服を着たバンドメンバーたちに渋い人(髭率高し)が多く、なかには孫自慢をする人も。(^^;)いちどに全部は見切れないと思ったので録画しておいてあとで見た。パペトーークと称して、パペットが主な出演者だった音楽番組「ハッチポッチ・ステーション」と「クインテット」の出演者たちと、トークや過去放送したVTRの鑑賞で盛り上がったコーナーが気に入った。私も好きで時々見ていたのだ。星野源は自らもハッチポッチの駅員さんのパペットを持っているほどのフリークだった。
その録画もいつまでもとっておくのもなあと思っていたが、評判のよかったパペトーークのコーナーだけ切り離して再放送してくれたので、そこを録画して、本体部分は削除した。(^^;)
 
下の写真がその番組の始まりの部分。超多忙な星野源と宮野真守が、渋谷のNHKではなく
六本木にあるスタジオで(移動するときここが真ん中だったらしい)収録。新たにラジオ番組ぽいテイストを追加した。
下に見える通り、ニッポン放送の「オールナイト・ニッポン」ではなく「おげんナイト・ニッポン ホウソウキョウカイ」という、なんともはやなパロディで(^^;)、しかもBGMには同じく ハーブ・アルパートの「ビタ-スウィート・サンバ」を流しているのである。うーん、NHKもここまで柔らかくなったのか・・・。
 
 

で、パペトーークといったら当然「アメトーーク!」を思い出すわけだが、「いいの?」と気にするおげんさんに、ねずみが「了解はとったみたい」と。(この部分は本放送のときの)

 

 

さて、パペットの音楽番組としてはほかにもユー・ガッタ・ミュージックとか(夕方に放送していた)本屋さんを舞台にした番組とかもあったが、やはり視聴者の心をつかんでいたのは先の二つだろう。上段左のパペットは、あきらちゃんこと作曲編曲家&ピアニストの宮川彬良さん。

ご存じお父さんはザ・ピーナッツの曲や宇宙戦艦ヤマトのテーマの作曲でおなじみの宮川泰(ひろし)さん。ちなみに、駅員さんの声を出していたのは当時は「こぶちゃん」だったかな、「三平ちゃん」だったかな?今の林家正蔵さん。彼は実はジャズに造詣が深いのだ。

 

 

ハッチポッチは、グッチ裕三さんを中心とした洋楽パロディを主に放送していた。歌詞もメロディも面白くアレンジしたヒット曲の数々から、今回の御披露はクイーンならぬグイーンで、ボヘミアン・ラプソディをアレンジしたもの。

        
 
ググググーというのは、鳴き出したおなかの虫。お財布を落としたのだと。
曲調が変わってピアノの和音がジャンジャンジャンジャンとなると、そこで犬の~お巡りさんと歌いつなぎ、ガリレオガリレオのところは、(お金を早く)借りれよ借りれよとなっていた。(^O^)
 
次は、サタデーナイト・フィーバー(ステイン・アライブ)なのだが、そこにうまく「クラリネットを壊しちゃった」が入っていた。ジョン・トラボルタならぬジョン・トラボタルが歌い、お尻にバリーライトがついている。(;´Д`)囲みで入ってるおげんさんの顔、喜ぶ喜ぶ。
そしてクインテットでは、パペットたちがあきらちゃんのピアノと編曲で、各自楽器を演奏するのだ。(もちろん吹替だけどね)パペットを動かしている人の技術、それにカメラさんのカメラワークがすんばらしい。
 
 
 
そして最後にはみんなで、昨年のおげんさんのヒット曲「うちで踊ろう」をコラボした。
 
 
楽しかった~。これは保存しておこうかな。