さっき新聞のテレビ欄見て、「えっ!」と声をあげたら、同じくお昼休み中の同僚に「どうしたんですか?」と尋ねられた。今期のドラマで一番楽しみにしている「大豆田とわ子と三人の元夫」の最終回、今夜はサッカーキルギス戦の影響で21時半からだが、それにとわ子の初恋の相手として竹財輝之助さんが出るというのだ。(@_@)「あ、いえ、推しがドラマに出るのをしらなかったもので。」と答えた。実は録画予約もしてあり、TVerでもFODでも見られるから万全の体制(?)といえばそうなのだが、知らなかったんだよね。(^^;)

あーでもずるいわ、竹財さんとか谷中さんとかオダジョーとか。いや松たか子さんには佐橋佳幸さんというご主人がいて、竹財さんにも奥様がいて、もちろん単に配役なんだけど、その世界に軽く嫉妬。でもドラマにはこういう華やかさのあるのもないとね。

 

昔、バブルの時代に、トレンディドラマと呼ばれてちょっと自分のまわりにはないおしゃれなマンションとか調度品とか車とか衣装とかお店とかが見られるものがあった。

まるで当時メジャーになってきたカタログぽい雑誌のような。世代的には私はどんぴしゃなんだけど、田舎で真面目な国立大生をしてたので、当時はディスコにすら行ったことがない。(;^ω^)(中年になってから深夜渋谷のクラブには行けたけど。(^^;))

今は不景気の時代を経てドラマやCMなどでもいろんな部分が縮小してる感じがするけど、感性もオーガニック((^^ゞ)になってきたのかな。

とりあえず脚本の坂元裕二さんに期待しよう。

 

今期、他の作品ではやっぱり「あのときキスしておけば」が好き。前に「パパがも一度恋をした」というドラマで、知らないおっさん(塚地無我)の体を借りて復活した本上まなみのママを、妻を亡くしてすっかり落ち込んでいたパパの小澤征悦がまた愛したが、今度は井浦新の体を麻生久美子が借りて、松坂桃李と三浦翔平がそのオジサンの見かけのままでもやはり愛する設定。井浦新が可愛くなるのだ。「天国と地獄」では高橋一生が綾瀬はるかになっていたが、こういうのは俳優さんの演技が上手じゃないとこちらも入り込めないだろうから、皆さん素晴らしい。

 

 

最近見た映画:「ザ・ジェントルメン」、「るろうに剣心 the final」、「くれなずめ」、「漁港の肉子ちゃん」。「るろうに剣心the begining」はまだ。

るろうに剣心シリーズももう十年越しなんだね。時間が経ちすぎてあまり登場人物を一人一人覚えていなくて、いきなりTHE FINALを見に行くのが不安だったけど、薫とかケンカ屋とか斎藤一とか、やっぱり覚えているもんだった。つまり見直せば初めのころの佐藤健とか武井咲とかは、かなり幼い面立ちをしているのだろう。武井咲なんてお母さんになったし。

 

ザ・ジェントルメンはハラハラどきどき大どんでんの(クライム)アクションもの。キングズマンみたいなのかなと思ったけど違った。ちょっとコメディタッチで、「モーリス」や恋愛ものに出てた時代から(あらいつの間にこんな?)やや年とったヒュー・グラントも「らしい」配役だった。
「くれなずめ」は、藤原季節君の演技が見たくて見たといったほうがいいかもしれないが、ストーリーはどうということもない(失礼)というかわかりにくいけれど、出演した今を時めく若手俳優さんたち・・・藤原季節、成田凌、ハマケンこと浜野謙太、あまり知らなかったけど若葉竜也、高良健吾ら・・・の演技がキャラが立っていて面白かった。かれらの熱意、技量と監督さんの活かし方の醸し出したものなのだろう。親友の死を敢えて無視して自分たちの記憶を書き換えてしまおうとする(?)彼らの思いもなんとなく受け入れられた。「3秒ルール」といいつつお菓子を口に入れたときの季節君の泣きが好きだったな。
 
「漁港の肉子ちゃん」は西加奈子の原作(私は「黄色いゾウ」しか読んでないけど)を、明石家さんまがプロデュースしたアニメ作品。話題なのでご存じだろうけど、大竹しのぶやcocomiが声を入れている。さすがの大竹しのぶと、なかなか素晴らしいcocomiの吹き替えだった。「泣ける」と言われていたが、私もじわっと泣けた。(;´Д`)
 
その中にサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」の本が出てきたのだが、私は「フラニーとズーイー」「ナインストーリーズ」は新潮社の文庫で持っていたと思うが(今はない)「ライ麦畑」は読んでいなかった。それで映画の帰りに同じモールの某本屋に寄って買って帰ろうとしたら、なんと海外文学のコーナーが無茶苦茶に貧相だった。(-_-;)駅前のジュンク堂や宮脇書店ならあったかもしれないが。アマゾンで確認したらちゃんと白水社の文庫であったけど。英語のサブリーダーでもよく使われると聞いたことがあるが洋書版でもあった。だけど読まずに積んでる本も多いから、今は買わずに今度ジュンク堂にいったときにでも見てみようかな。