どうしても触れたくない ver2 | malaviyaのためいき

malaviyaのためいき

徒然なるままに由なしことを書き綴るあやしく物狂おしい?ブログです。ガスぬき・・・かな・・・

原作ヨネダコウの漫画の実写化。
例によって、どんな話かとか漫画家さんのほかの作品とか全く知らず。
BL漫画って、ほぼほぼ作家は女性?男性が描くと多分違ったものになるんでしょうね。
で、読者も女性?おおかたはそうなんじゃないかな。だから多少美化してるのかな。
これもまたFODでおすすめされた動画のカバー写真とその簡単なコピー文を見て選んだようなものだけど。この子、どこかで見たような顔だなあと思った主人公は米原幸佑くん。なんとよしもと所属らしい。お相手外川(とがわ)は谷口賢志くん、戦隊ものやBASARAシリーズによく出ているらしい。それに、いい感じの職場の先輩小野田に富田翔くん、刀剣乱舞シリーズに出てるらしい。
IT系勤務の嶋俊亜紀は、大手の会社を辞して別の会社に入る。辞めたわけは彼は隠しているが、ゲイの彼と交際していたノンケ(ストレート)の同僚が、社内にそのことがうすうす漏れてきたら、むしろ嶋をいじめたり、誘惑されたと言いふらしたりして、相当相手をかばって我慢した嶋も耐えられなくなったためだ。(まあなんて卑劣な男!)
だから嶋は新しい会社(カジュアル私服で仕事してる)では、ほとんど周囲に関心を示さないし敢えて関わろうとしないが、彼に興味を持った課長の外川はそんなこと構わずに、声をかけ、食事に誘ったり、嶋がいやそうにしている話題からはみなの関心をそらしたりする。外川は喫煙するしビール好きだし無遠慮に見えるし、無頼な感じが嶋の好みではないのだが、案外「気配りスト」らしい。そしてそんなところが女性にも人気があるらしい。つまりスカシてない、裏表のない人なのだ。(女の子大好きでもあるんだよね^^;)
そうしているうちやはり嶋も外川が気になってきて、ある晩とうとう二人は外川の家に泊まるところまで来てしまう。だから始まりは体先行で。そのとき嶋は外川の驚くべき過去を知らされる。自分以外の家族がすべて死んでしまったいきさつを。外川が「家族」に憧れをもつことが、その後ずっと嶋の心にひっかかる。(だって嶋に子供好きな外川の子供は産めないからね・・・ていうかずっとステディな関係でいること自体難しいかも)
それで、ノンケの外川が自分に飽きるまでの付き合いだと決めて期待をしないようにしてきた嶋だが、案外早く離れ離れになるときが訪れる。それは外川への京都本社転勤辞令だった。あれ、チェリまほ原作みたい。(^^;)外川はそれをきっかけに、好きだ、これからも付き合いたいと言ってくれるのだけど、嶋はここで別れようとする。しかしその後・・・・。ネタバレするのでここまで。って、ずいぶん書いちゃってるなあ。(;^ω^)
 
実写化が2014で、漫画が2007~2008頃なので、出てくる携帯が二つ折りだった。これがスマホ時代の今なら、家がわからないから駅まで迎えに来てというより、グーグルマップで勝手に行けてしまうのだろう。恋の情緒もストーリーも、時代によって変わるんだね。見た後で原作漫画も読んでみたけど、かなり実写は原作を踏襲していたようで違和感はなかった。
嶋はきれいで健気だし、外川がフランクないい奴だったし、同僚の小野田がまたさりげなくいい奴だった。・・・しかし、原作では、外川は小野田に自分と同じものを感じていて、(;^ω^)京都赴任後遠距離恋愛になったら、ひそかに小野田から嶋を離そうと画策しているのだった。(;´∀`)それに、お盆に外川が帰省するときに、旅行がてら一緒に行かないかと嶋を誘うのだった。ホロッ。