映画(ノマドランド)の待ち時間にいつものように本屋さんに寄った。たくさん時間があればその隣のカフェでお茶しながら本を読むかスマホのチェックするかというところ。時間が少なければ並んだ本のチェック。

今出版不況だというけど、平積みされている本も棚に並んでいる本もものすごく多いと思う。

知らない作家も(当然そのタイトルも)多いし、翻訳もの、経済トレンドや時事の解説、純文学的小説、エンタメ小説、映像作品のノベライズ、実用書エトセトラ。雑誌に漫画、それも普段たまにしか読まないし買わないから、割合昔からある婦人雑誌と漫画本しか知らない。その昔っていつのこと?と自分に問うと、、、むむ、答えに窮するけど。それだけ多い本が出版されているということは、それだけニーズがあるということではないのかなあ?少なくとも、配信やサブスクリプションに押されている音楽CDほどではないのでは?

しかし町の本屋さんが次々に廃業していっているのも事実。万引きの影響もあるそうだが、アマゾンなど通販のせいで実店舗の経営が圧迫されているのが大きい。私も申し訳ないことに、よく利用させてもらっている。先日ネットでananやスクリーンプラスの予約がしづらくなったときは、通勤途中にあって普段寄ったことのない本屋さんに電話して、お取り置きをお願いした。(^^;)最近そこからは何冊も雑誌を買うことになった。ついおととい、「騙し絵の牙」を見たが、その中で松岡茉優の実家が町(小金井)の本屋さんで閉店するはめになっていた。ネタバレになるからそれ以上は触れないことにするけど。

 

そしてここずっと長期の傾向として、漫画原作のドラマ、映画が多い。一度人気が出たものを原作にすれば、オリジナル作品よりも確実に視聴率が計算できるからだろう。人気小説が原作のものもあるが、漫画・アニメは今や世界共通語になり、昔は大人が漫画を読むと恥ずかしいという世間の風潮があったものだが、今はほとんどなくなったような気がする。漫画のアニメ化と実写化、さらにアニメの実写化もあり。

私は萩尾望都、竹宮恵子、一条ゆかり、和田慎二、青池康子、山岸涼子、大矢ちき、石ノ森章太郎、手塚治虫、里中満知子、藤子不二雄、三原順らの漫画を読んで育った。そういえば、永井豪、わたなべまさこ、楳図かずお、ジョージ秋山なんかも。(^^;)あ、「先生」は略ね。そして実は自分でストーリー漫画を描いていた。お恥ずかしい。当然才能のなさを自覚して早々に挫折した。(;^ω^)

最近は漫画も紙媒体でなくてWEBで読む人も多いようだ。妹にきいたら、BL漫画でストレス解消をしていて、その漫画はクラウドのライブラリーに並んでいるらしい。私は気に入ったものは手にとりたいので、「チェリまほ」は(ドラマから入ったのだが)発行されているところまでアマゾンで単行本を購入した。これは正解だと思った。ほかのもの(サイボーグ009、スケバン刑事、海街ダイアリー、シティハンター、YASHAは全巻ある)と一緒に本棚にならんでいるのを見ると、ニヤニヤしてしまう。

 

しかし、だ。チェリまほつながりでガンガンPIXIVのHPを見ると、WEB漫画のタイトルがどっさり並んでいるし、そのほかにアマチュアの人たちの漫画やイラストや小説もならんでいる。チェリまほの二次創作もたくさんあった。それを見ていいなと思ったものにイイネをつけていたら、私なぞなにも作品をアップしていないのに、いつのまにかフォロワーがついていた。(@_@)

アマゾンのkindleでもどっさり購入できる漫画のタイトル(表紙絵)が並んでいる。(ポルノグラファーはそれでDL購入して読んだが、単行本も欲しくなってきた。)ガンガンPIXIVだけじゃなくて、みてないけど町田君のドラマ原作を募集しているめちゃコミックとかテレビCMを激しくうっているRENTAなんかもあるだろうから、WEB漫画の世に出ている量は凄い。その陰にはもっとたくさんの作品があるはずだし。Twitterに出してるのもあるだろう。コミケで売る本に出してるのも。それにちらっと見ただけでも、WEBに上がっている小説やら脚本やらの量もすごい。総量を考えると完全に圧倒されてくらくらしてくる。

そしてここにこんな駄文のブログ書いてるのもいるし。・・・・σ(^^;)))

どなたでも読めるような設定でブログ書いてるけど、私、なぜブログ書いてるんだろう?・・・多少なりとも読者を意識して書いてるわけだし、今どきの人たち(含む自分)って、自分を表現してほかの人に承認してもらいたい気持ちが強いってことかなあ。正直いって、仕事関係で年に数回発行してる広報紙(一般むけで堅苦しくないもの)にはなるべく文章を書きたくなくて逃げてるんだけど。