mixiに以前5回にわたって書いた、ドラマ「チェリまほ」の感想日記の一部に、少し足して載せてみようと思います。青字は今補足した部分です。間違ってるところもありそうですが、ご容赦を。
 

まあ、大旦那さん(ありがとう~)くらいしか相手にしてくれてないのだけど、もう一編書いてみます。  *・・・mixi友達(日記は友人の友人まで公開)
チェリまほ、大概の連ドラは10回くらいなんだけど、深夜帯の自由さからなのか、1回30分(正味24分くらい)という短さからなのか、12回完結で来週イブの深夜に最終回を迎える。
そこで完結前の最大の山場をもってきたのが11回の終わりころ。
引っ込み思案な安達が黒沢はじめ周囲の応援で社内文具コンペにエントリーし、「気持ちを伝えるクリップ」といういかにも安達らしいアイデアで一次審査をパス。それを伝える黒沢がまた、六角が見ている前で安達にハグし、安達はあせるが六角は「黒沢さん、喜び方もワールドワイドですねえ~」。^^;
しかし営業のエース黒沢に二次審査のプレゼンの仕方を特訓してもらい、当日は日帰り出張で社内にいない黒沢がお弁当まで作って持ってきてくれたのに、(あの「自分を信じて」とごはんに海苔で書いてある泣かせるお弁当)女性の企画部長はろくに発表もさせてくれず、「嘘!?」って思うくらいにつれない。じゃあコンペする意味ないでしょ。(><)
実は朝のエレベーターが混んでたまたまこの部長に触れてしまっていた安達は、頑張らないと応援してくれたみんなに申し訳がたたないと、食い下がって(←以前の安達ならできなかったろう)朝心読みで得た情報を話して発表を続けさせてもらう。
なんでしょうね、この話。黒沢にセクハラして、安達とのエピソードのきっかけを作ったのも取引先の女性社長。(阿南敦子さんは役に合わないと思うけどなあ)そしてこの部長も女性。(峰村リエさんは合ってるかも)(^^;)
結局その上には勝ちあがれなかったが、文具に対する考え方がいいと、滅多に部下をほめない部長から言ってもらえた。しかし安達は柘植からのアドバイスで「魔法に頼らず自分の力でなんとかする」と決めていたのに、結局魔法をつかっている自分を「こんなのズルだ」と責める。そして黒沢の家でのごくろうさんディナーに臨むのだが(黒沢食卓にキャンドルなんか出してる。どれだけ気持ちをこめたんだろう)、気持ちの沈む安達はもう黒沢にチェリーじゃなくしてもらおうかと、半ばヤケで、「ごほうびって、どうすればいい?俺何も知らないから、教えてよ」(きゃあー!)でも黒沢は、手をとり顔をよせながらも「安達らしくない」「俺のために勇気を振り絞ってくれたのか?」と心で問う。それにも「違う、俺は黒沢を利用してるだけだ」と思った安達は自分がゆるせなくて黒沢を突き飛ばし、( ゚Д゚)!あわてて謝り、自分が触れた人の心が読めるようになったことを鼻をすすりながら告白。嘘じゃないという安達に「安達がこんなに真剣に話しているんだから」嘘とは思わないと黒沢。(´;ω;`)ウッ…
ああほとんど11話の要約になったじゃない。この先が問題なんだけど、「こんなのおかしいだろ、一緒にいる資格ないだろ、俺どうしたらいいかわからない」「でもこの力がなくなることも怖いんだ」と泣く安達に、黒沢は(何年も片思いしてきたのに)「安達が苦しくないほうを選んでほしい」という。
ここで、「落ち着いて、あとでまた話そう」とはならなかったもんかなあ。黒沢ったら、あまりに安達が好きなもんで、「俺たちもうここまででやめておこうか」なんていうから、安達、うなずいちゃったじゃない。そのとき黒沢の目に光る涙、安達の頬に落ちる涙。「俺は全然かまわないよ、安達が好きだから」とも言えなかったもんかなあ。
せっつない~。黒沢が泣くのを見たのは3回目。はじめは安達に告白した後ひとりで帰る道。次に見たのは回想で安達に介抱してもらった夜。そして今。
安達を泣かせないでほしかったわ、脚本家さん。( ノД`)でもなんて子なの、泣いても本当にかっわいい。(T^T)

ananによれば、このシーンはわりと早いうちに(順撮りではないので)撮影したらしい。で、本番前のリハのとき、赤楚君が役に没入して、黒沢の目の中の哀しみにかなり本泣きしてしまったため、スタッフたちは「次の本番はもう必ず一発撮りで終わらせよう」と意気込んで臨んだそうだ。それでか、私、このシーンを見た時、安達なんだかいつもより鼻声っぽいなと思ったのだった。

さてこれからの1話で完結しなくちゃいけないのだが、いろいろ選択肢があって、どう終息するのかは何とも言えない。しかし、第1話冒頭で安達が必死で自転車を漕いでるときの服装が、11話冒頭で柘植と会ってる時と同じボアジャケットだから、きっと近々、柘植から自転車を借りて?急いでかけつけるシチュエーションがあるのだろう。どこへ、といったら当然黒沢に会いに行くはず。そしてプレゼンが21日、初デート予定がイブの夜だったので、その間の日じゃないかと思うのだけど・・・あまり日をおかないほうが仲直りにはいいのでは?頭冷やしすぎると醒める?いやいや黒沢の片思いには年季が入ってるよ。で、もしかして最後にはみんなでグラグラ(GOOD LOVE,YOUR LOVE)ダンス?いや「おっさんずラブ」のフラッシュモブじゃあるまいし。真面目なチェリまほにそれはない。
原作はまだ連載中で、それでは黒沢はちゃっかり魔法を利用して、安達に触れながら「今夜のコンサート楽しみだね」とか声に出さずに言ってきている。ということはまだ安達はチェリーなのか?漫画はもうすぐ第6巻が発売されるしテレ東版のブルーレイBOXも予約しちゃった。
原作者にはごめんね、ドラマは漫画原作を超えちゃったわ。←すみません、言いすぎです。たくさんのスタッフと、実写でいい役者さんがついたからだけど。
ああTVerで見られる来週金曜日まで、時間がたつのが遅いわあ。

 

安達の右ほっぺの下、下唇の横に見えるの、涙なの。

しかし、変な能力に翻弄される安達もかわいそうだけど、ずっと秘めてきた片思いが急に成就したと思ったら、わけのわからないことでダメになった黒沢がかわいそうすぎるわよ。絶頂からどん底!(><)今のうち(最終話放送前)書いちゃお。恋人たちに、ケンカとか思いのすれ違いとかはつきもの。問題なし。11話冒頭で安達が柘植にアドバイスしたように、早くあやまってこれからの道を探せばいいのに。はい、もうひとつ。黒沢は、人が自分に何を期待しているか考えてそのように生きてきたのだから、魔法なんかなくても気配りの達人。その黒沢に「俺の前では肩の力を抜いてほしいんだ」なんて言ってたんだから(これはドラマで付け足した部分とのこと)、安達頑張らないと。いつも自分からではなく周囲からアプローチされてきた黒沢と違い、どちらかというとハリネズミかアルマジロみたいに、やさしいのにビビりすぎて人と深く交流できなかった安達はちょっと子供。相手からの好意が本当だとわからなければ踏み出せない。傷つくことを恐れないで、そこは黒沢にいろいろ(あっちのほうはおいといて^^;)つきあう過程で教えて(学んで)もらわないとね。