「チェリまほ」について、主演の二人にインタビューしたan・anの記事を読んだ。連ドラを撮るのに、「順撮り」じゃないなかで、気持ちを高めて撮影するのは大変だったろうなあと前から思ってたけど。あの11話後半を早いうちに撮影してたとは、わあなんて大変。
あそこが後半最大の山なのに。
 
全12話のうちで、黒沢と安達がハグする場面は4つある。そのうちストーリー的に初めてのハグは、7話で安達が黒沢の告白に応えて両想い決定になるとき。安達のリュックの上からなので、黒沢の腕はかなり上のほう。そのうち安達もおずおずと、宙に浮いていた自分の手を黒沢の背中に回す。そのときちゃんと気づいた黒沢の表情が変わるのだ。(^^)
 
2回目はこの写真、第9話。このとき、黒沢がとってきてくれた社内コンペの資料と応募要項を受け取って、黒沢のおかげで挑戦してみる気持ちになったと微笑む安達を、「ずるい。これ以上好きにさせてどうするの」(心の声)と、思わずハグする黒沢。安達は人目を気にしながらも、「俺、こいつのこと、めっちゃ好きかも」とハグにこたえる。そのとき、私は確かに目撃していたし、ほかのみなさんもそうだろうけど、「あー揺れてる~」と思ってみていた。二人はハグしたままスローダンスのようにゆりかごを揺らすように左右に揺れていたのだ。いいなー、うれしいのが伝わってくるなあ。安達の手の位置もいいでしょ。
今回のインタビューでは、二人ともこのときは「役」を超えて気持ちが本当の黒沢と安達になりきったから、町田君のほうから「ゆらゆらしちゃった」らしい。一方赤楚君のほうはよくわからなかったとか。確かに揺れてましたよ。うらやましかったですよ。
 
3回目は社内。出勤した安達がエレベーターから出るとき、走ってきた黒沢にいきなりハグされる。黒沢には後輩の六角もついてきていたので、「六角(が見てる)」と安達は言うが、おかまいなしの黒沢。コンペの第一次審査を通過したことを知らせに来たのだったが、この祝福にびっくりした六角は、「さすが黒沢さん、喜び方もワールドワイドですねえ。」(^^;)
このときも安達はリュックをしょっていた。
 
最後は第12話で、もう一度安達に告白されて、安達をハグする黒沢。このときはお休みでカジュアルな私服だったので安達のビジネスリュックはなし。いつも黒沢は安達の背中の上方に両腕を回していたのだが、このときは右手は安達の後頭部を抱えていた。より親密っていうことかな。これを早い段階で撮ってるって、難しいよね。よく二人で話し合って演技についてきめていったんだろうね。

素敵なコンビ。いやカップル?安達がほっぺにゲームコントローラーの跡をつけた朝ごはんのイチャイチャシーンから「チェリまほ」を見始めた友人(私がすすめたので見始めたんだ)は、「バカップル」と言ってたけど。(;´∀`)

赤楚君の大きなリアクションと間の良さ、町田君のイケメンすぎるために大真面目になるとなんだか可笑しいところ、コメディの素質あるわね。