ヴォーカルレッスンを受け始めてからおおよそ1年になる。

プロになるような実力や年齢ではない、単なる趣味だけど、ずっと前から、いつかはやってみたいと思っていたのだ。

ジャズヴォーカル・・・と思ったが、私にはまだ難しい。それに音楽の趣味からいったらポップスのほうが合っている。ポップスといってもかなり幅広い(ロックからフォークからソウルからR&BからAORから、様々な)オムニバスリスナーだった私。

歌いたいものをなんでも歌ってもよい、ただし、楽譜とオケがあれば・・・と先生。

その割には「アルフィー」(三人組のバンドではありません、バート・バカラック作の名曲)は「まだ早い」と言われたりして。まあ私もまだ実力的に無理と思ってますけど。(^^;)

だいたい2か月位かけて1曲を歌っているが、私が選ぶのは結構古い曲たち。

70年代ヒット曲が多く、選ぶたびに先生には「またmalaviyaさん、マニアックな。」と言われる。

昨年末、来る4月にジャズクラスの発表会をやる運びとなったと聞いた。昨年は、コロナのおかげで、企画したイベントが上半期はことごとく中止になった。以前は教室のなかの小さめのホールで、ピアノ1台の伴奏で飲み物とお菓子付きでアットホームなこじんまりしたライブを時々やっていたのだ。また老舗のジャズバーを借り切って行うライブも中止になった。下半期には、密を避けるため外部会場で座席に間隔をとって2回ほどジャズライブとシャンソンライブを開催した。ピアノ1台ではなくドラム、ギター、ベース、サックスなどを入れて。私は聞きに行くお客であった。

で、今度は私も英語で歌っているから出演メンバーに入りませんかとのこと。え、下手なのに人前で・・・と躊躇の思いはあったけど、私は前座前座、と割り切って出演することにした。私は個人レッスンであり、ほかの人たちがどなたで何の曲を歌うのかはまだわからないが、先生が全体のバランスがよくなるよう構成してくださるだろう。そして今まで練習した曲のなかから決まった曲が、「やさしく歌って」(原題Killing Me Softly With His Song, ロバータ・フラックの歌唱でヒット)と「僕の歌は君の歌」(原題Your Song エルトン・ジョンの作・歌でヒット)の2曲である。今回は、素晴らしいジャズピアノの演奏家(時々隣県からお迎えする)とのシンプルなステージとなるようだ。

エルトンについては、一昨年「ロケットマン」という伝記映画が公開され、私も見た。その前にはフレディ・マーキュリー(中学高校のとき、リアルタイムでファンだった)の「ボヘミアン・ラプソディー」が大ヒットしたし、ほかにも「アリー スター誕生」(これでブラッドリー・クーパーが好きになった)や「エリック・クラプトン 12小節の人生」など近年ロック・ポップス系の音楽映画はたくさん制作公開されている。まだご覧でない方は、よかったら見てみてください。アーティストや曲の背景がわかりやすくて(脚色もされてますので少々ご注意を)楽しめますよ。

 

さて、次は私の曲たちについて語ろうかな。