先日買った月刊誌「ミステリー・ボニータ」のこのページ、左下隅にQRコードがあって、それを読み取ると第一話が見られた。第一話は、それこそ町田君がコメントしていたように、とある女子が土砂降りのなかで雨宿りした先が「三ツ星洋酒堂」だったのだ。暗くなってから雨に降られ、心に痛みをかかえて雨宿りした軒先で、ほわんと灯りがともされて、開いたドアから町田君が出てきて中にいれてくれたらどうですか!?そりゃまあシェルターでもありヘブンでもあり。(o^₀^o)

古谷三敏さんの連載漫画に「BAR レモンハート」というのがあり、時々BSフジでドラマが放送されている。それはバーテンダー兼オーナーが一人でやっているお店に、2人の常連客と毎回別のゲストが訪れて、洋酒のうんちくとともに様々なことを解決していくお話である。

オーナー役が中村梅雀さんということからもわかるように、いつもほっこりする感じのお話となっている。それと三ツ星洋酒堂とはかなり雰囲気が違うけど、毎回別のお客さんのお話が(1話と5話しか読んでないから、多分)あるのは似ているかな。そして、お店をやっている三人(オーナー、シェフ、町田君のバーテンダー)にも、それぞれ何かかなりな訳がありそう。その展開が楽しみである。

そしてこの見開きの右側のページに、「スケバン刑事」の掲載予告がある。スケバン刑事は、私が子供のころに読んでいた和田慎二さんの漫画。悲しい生い立ちで、母に愛されず、少年院に入っていた麻宮サキが、謎の警視によって「学校に潜入し捜査するための捜査員」として外に出してもらい、警察のマークいりのヨーヨーを武器に活躍する話。とてもダイナミックでスリリングなストーリー展開で、男性作家の話ってこうなのかなあと感心した。パートナーの私立探偵神恭一郎との心の絆も憧れだった。(斉藤由貴のドラマとは相当違うし、ましてやのちの三姉妹なんてなんじゃこりゃだったが。)

大人になってから全巻大人買いしたときには、残念なことにもう和田さんは亡くなっていたので、新しいお話はもうできないと思っていたら、ほかの漫画家さんが新しく描くらしい。それはよかった。でも私は昔のでいいわ。「王家の紋章」の文字もみえる。え、この雑誌(月刊プリンセス)のターゲットってどんな年代?