去年も一昨年も、雪が少なくて楽だったんだけど、今年はなんなんでしょ。
12月から根雪だの真冬日だの…海岸沿いだからこんなに積もることも真冬日が何日も続くこともなかったのに。
出勤前の家の前の雪寄せ、カーポートの中の車に積もった雪払い、それからマイカーで通勤には夏場片道55分のところ、冬は下手すると90分。
電車が先手をうって止まっちゃうから、自力で出勤するしかないのでね。(-_-;)
ホワイトアウトに注意って言われてたけど、実際出発後市内では視界がよくて、道もかなり除雪してあってよかった。でも隣の市まで進んだら、地吹雪で、結局道の傍に並んだ紅白の縞に塗り分けた棒を確認しながらゆるゆると走るしかなく、前の黒いワンボックスカーがライトをつけてなくて困ったもんだったわ。冬道の運転歴も長いので、「命がけ」というのはやや大げさだけど、やっぱり見えないと怖い。足元がズルズルじゃないだけマシだったものの、もっさりした雪の轍を通れば目の前のパネルには「スリップしてますよ」マークが浮かぶ。
港では鉛色の海の波頭が白く立って、「クールベか!いやクールベよりも波が細かい」などと暢気なことを無理にいいながらぎっちりハンドルを握って。冬の運転は首と腕が凝るの。
私は始業には間に合ったけど、ふたりくらい途中で引き返した人がいたみたい。
(あまりに車列が進まないので)
帰りはNHKFMの「夜のプレイリスト」再放送を聞きつつ運転、(Cobaさん選曲の)ジブシーキングズは案外夜の吹雪に合うなあと思った。前にも、完璧な冬の日の運転には、南国の曲がなぜか合うと、Asia Sunrise(←和歌山の人)の曲をききながら思ったことがよみがえってきた。交差点で止まれば前のRV車がお尻振っていた。((;´Д`)
帰り着いたらふわふわの雪がまた積もっていて、なんとか車を入れてから、また車周囲や玄関まで埋まらずに歩ける道を作るため雪寄せ。もう冬は通勤するだけで大仕事。
果樹の被害や除雪の費用増大、除雪に関連して亡くなる人やケガする人、毎年恒例滑って転んで骨折して救急受診する人、潰れる空き家・・・。(うちは庭木が雪に埋まってる。アジサイは丈夫だからいいけど沈丁花大丈夫かな?)
雪国の宿命ではあるけど、もうこれ以上いっぺんにたくさん降らないで。