第2回 不登校生徒の夏休みの過ごし方（リサーチ編）

不登校が始まってから、進展がなく、１ヶ月が過ぎようとしていました。

学校は頼りにならない。

金八先生のような教師はいないのか。

夢を見ましたが、それは幻想でした。

自分の子供は、自力でなんとかしなければ。

インターネットで「不登校」を調べてみるとフリースクールや海外留学や怪しげな不登校を解決する塾などが沢山ありました。今でもあります。

芸能人の家族がよくやるハワイ、オーストラリア、イギリス、カナダなど、海外留学。海外留学や語学留学は、３年間で数百万円もかります。

フリースクールでも数十万円かかったります。

怪しげな塾は、弱みに漬け込んで、いくらかかるかもわかりません。

費用かかるものばかりです。

一番身近な学校でさえ信じれていないのに。

お金を掛けても、どれを信じていいか？

効果があるのか？

解決するのか？

保証はありません。

そんな中、自然の中でのびのび暮らす不登校児がいる場所を見つけました。

それが、山村留学、島留学でした。

国内で行われているのです。

学校でも、合宿型の林間学校とか、ありますよね。

その延長線上と思えました。

関西に住んでいるので、西日本でどこか良いところはないかと探してみました。

岐阜県、長野県、宮崎県、長崎県、鹿児島県や沖縄県の離島といろいろありました。

以下の条件で探しました。

　①息子一人では行かないので、車で連れて行ける場所

　②事前に説明会で指導者とかコーチと話が聞ける

　③公がやっている

　④夏休みの短期留学の体験ができる

いろいろある中で、条件が合う島根の夏季短期の山村留学を見つけました。

早々電話しました。

不登校児も引き受けてくれるとのことでした。

7月3日に大阪で説明会あるので子供を連れてきてほしいとのことでした。

留学先の場所は、

島根県大田市山村留学センター
https://sanbekodama.tumblr.com/

7月3日に大阪で開催された説明会に出向きました。息子は嫌がって連れ出せませんでした。

私だけの参加でした。

会場には、親子連れだったり、親だけだったり、かなりの人数が集まっていて､熱心に説明を聞き入っていました。

大阪にもたくさんの不登校に悩む親がいるのだと少しホッとしました。

個別面談もしてくれました。

当時のパンフレットです。

夏休み中の合宿コースの締め切りが迫っていました。

申し込みと参加料振り込みは7月10日が締め切りでした。

家に持ち帰り家族と相談しました。

さあ決断の時です。

次回に続く

PS:

今でも、一年通しの留学から長期休みの短期の山村留学をやっています。

中学生だけでなく、小学生も参加できます。

今年の夏は終わりましたが、冬期の短期留学もありますのでサイトを訪問してみて下さい。