先日、室内のドレスアップをしたのですが、ほとんど見えなくて自己満足の世界でしたので、室内灯のLEDをつけることにしました。

 

カシオペアのLEDは専用?のものが必要で、汎用性のあるKATOのLEDはつけることができません。

KATO 11-222の室内灯なのですが、6両分で4000円近くしますし、ほとんど売っていません。

 

ならばということで、テープLEDを使って室内灯を作ることにしました。

 

 

 

必要なのはテープLEDです。

実はこの前に5VのLEDを使って作ったのですが、すんごい発熱して、危なかったんです。レールには12Vが流れているはずですので、ここはおとなしく12VのLEDを使いましょう。

 

 

 
今回使ったLEDです。
まあ、なんでもいいとおもいます。
 
 
 
ブリッジダイオードです。
レールには12Vですが、直流ではなく、変な交流のような電流が流れているみたいです。
これを使って、直流にすることと、極性を合わせます。
 

 

 

これもアマゾンで買いました。めっちゃ安いです。

 

 

 

めちゃくちゃ重要なのが、このコンデンサーです。

コンデンサーってちょっとした蓄電池なんですよね。LEDのちらちらって電源がちょっとの間途切れるので起こります。

このちょっとの間の途切れをこのコンデンサーで補うことで、ちらちらを防ごうというのが狙いです。

 

コンデンサーについて不要論が多いようですが、自分は絶対に必要と感じています。

不要論を述べている人のほとんどは、コンデンサーの位置が悪いのです。だいたい、電源と逆の位置(テープLEDの端)につけていますので、効果がないんです。源側につけることで効果を発揮するはずです。

現にポポンデッタの室内LEDもコンデンサーが電源側についています。それも大量に。あれはやりすぎかと思いますけど。

 

今回使用したコンデンサーはチップ型の積層セラミックコンデンサーです。ブリッジダイオードのところにつけるのに都合がいいのでこの形にしました。

 

https://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06038/

 

秋月電子で買いました。

1個20円です。

 

 

銅板です。燐青銅板を買いました。なぜ燐青銅板なのかといわれてもわかりません。ほかの人が使っていたからです^^;

加工が非常に簡単です。

 

 

 

 

 

 

アクリル板です。1mmを使いました。

絶妙な厚さです。

 

 

 

材料はそろいましたので、製作開始です。

まずアクリル板を切り出します。

 

大きさは12㎝、1cmです。

デザインナイフで切る形を付けたら、アクリルカッターで切り込みを入れていきます。ある程度のところで折ると、きれいに折れます。

 

 

 

 

車両の上にアクリル板を乗せて、テープLEDの位置を決めていきます。

カシオペアの部屋に合わせてLEDがいい位置に来るようにします。

 

 

 

ブリッジダイオードの足を延ばします。

また、ダイオードを乗せることろに、あらかじめテープのりをつけておきます。こうすることで、はんだ付けしやすくなります。

 

 

 


 

ダイオードを付けます。

その足にセラミックコンデンサーを付けます。

 

この場所につけることが非常に大切です!!

なので、同じ写真を2回載せます^^

 

みなさんテープLEDの端のほうにコンデンサーをつけているんですよね。

電気の流れを考えたら、絶対にこっちのほうが合理的と思うんですよね。

実際、まったくちらつきはありません!!

 

コンデンサーが多いと、もっと良くなるのか?とおもい、増結セットはコンデンサーを2個つけています。

 

 

 

 

 

銅板を切り出します。

 

こんな感じで切り出します(自分の覚え書きです)

 

実はこの長さがちらつきをなくす絶妙な長さなんです。コンデンサーなくても大丈夫なんです。

たぶん、、、。

 

 

 

で、はんだ付けします。

 

 

 

いい感じです。

 

 

 

 

暖かい感じの色合いで、非常にきれいです。

 

 

 

 

廊下側にはLEDの光があんまり入ってきません。

 

 

実際にどれぐらいちらちらしないのか、お見せしたいと思います。

 

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

見て分かったかと思いますが、まったくちらつきがないと思います。集電能力がいい車両なのかもしれません。

とはいえ、すべての車両がこれだけきれいに光るのはすごいことだと思います。

 

また、途中で述べましたが、増結セットにはコンデンサーが2個ついているのですが、ほとんどわかりません。

理由としては、1個でもほとんどちらつかないので、2個つけたところで変わりようがないんだと思います。

 

結論としては、いかに集電板に密着して電気を受け取れるかが大事ということだと思います。